「分数の英語表現を完全にマスターしよう！」
皆さんは英語で「分数」をどのように表現できるか知っていますか？
この記事では、英語学習者に向けて、分数を表す英語表現の種類や使い方や分子・分母の言い方、そして具体的な例文を紹介します。
分数に関する英語表現が分からないと困っている方はもちろん、英語で少数について話したいと思っている方も、ぜひご活用ください！
目次
「分数」を英語で表現する方法
まずは、「分数」を意味する英単語と「分子」「分母」の言い方を紹介していきます。
- “Fraction”
- “Numerator”
- “Denominator”
それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。
“Fraction”
「分数」は英語で”Fraction”と表現します。
単語の品詞は「名詞」であり、発音は「フラクション[ˈfrækʃən]」です。
“Fraction”は、一般的に分子（上の数）と分母（下の数）を含む形で表され、たとえば 1/2 や 3/4 などの形式で書かれます。
“Fraction”の使い方
訳）数学の授業で、分数の足し算と引き算の方法を学びました。
“Numerator”
「分子」は英語で”Numerator”と表現できます。
これは、分数を構成する2つの数のうち、上に位置する数を指す単語です。例えば、分数 3/4 における「3」は分子となります。
品詞は「名詞」であり、発音は「ヌーメレーター[ˈnuːməreɪtər]」です。
“Numerator”の使い方
訳）3/4の分数で、分子は3です。
“Denominator”
「分母」は英語で”Denominator”と表現されます。
これは分子の逆であり、分数を構成する2つの数のうち、下に位置する数を指す単語です。例えば、分数 3/4 における「4」は分母となります。
品詞は「名詞」であり、発音は「デノミネーター[ˌdɛnəˈmeɪtər]」です。
“Denominator”の使い方
訳）1/2の分数で、分母は2です。
「分数」に関連する表現
次は、「分数」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。
- 少数：“Decimal”
- 小数点：“Decimal Point”
- 3分の2：“Two Thirds”
それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。
小数：”Decimal”
「小数」は英語で”Decimal”と表現されます。
これは、整数部分と小数点以下を切り捨てたものを指し、数学において広く用いられる単語です。例えば、3.14や0.5などの数は小数に含まれます。
品詞は「名詞」または「形容詞」であり、発音は「デシマル[ˈdɛsɪməl]」です。
“Decimal”の使い方
訳）0.75の小数は、3/4の分数と等しいです。
小数点：”Decimal Point”
「小数点」は英語で”Decimal Point”と表現されます。
これは、先に紹介した「小数」を意味する”Decimal”と、「点」を意味する”Point”が組み合わさった言い方です。
数学において小数を表す際に用いられる記号であり、整数部分と小数部分を区切るために使われます。
この単語の品詞は「名詞」であり、発音は「デシマル ポイント[ˈdɛsɪməl pɔɪnt]」です。
“Decimal Point”の使い方
訳）2.56という数字で、小数点は2と5の間に位置しています。
3分の2：”Two Thirds”
「3分の2」は英語で”Two Thirds”と表現されます。
基本的に英語では、分母→分子の順で数字を並べることで分数を表記するのです。つまり、日本語と逆の書き方となるので、注意しましょう。
このフレーズの品詞は「名詞句」であり、発音は「トゥー サーズ[tuː θɜːrdz]」となります。
“Two Thirds”の使い方
訳）宿題の2/3をもう終えました。
「分数」の実戦練習｜例文紹介
最後に「分数」を使った実戦練習をしていきましょう。
対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。
“Fraction”の例文紹介
訳）この数学の問題解けなくて、本当に苦労してるんだけど。この分数の解き方を教えてくれない？
訳）もちろん、見せて。あー、まずは共通の分母を見つける必要があるね。
訳）なるほど、そういうことか。分数っていつも混乱しちゃうんだよね。
訳）大丈夫だよ、慣れれば分数も結構簡単だよ。
“Numerator”の例文紹介
訳）この分数、よくわからないんだけどさ、分子って何を表してるんだっけ？
訳）分子は上の数字だよ。全体の中でどれだけの部分を持っているかを表しているんだよね。
訳）ああ、そうか！じゃあ、3/5の分数では、分子の3は5つのうちの3つを持っているってことだよね？
訳）その通り！わかってきたね。分子は扱っている部分を示しているんだ。
“Denominator”の例文紹介
訳）分数の比べ方が未だにわからないよ。分母って結局何の役割をするんだっけ？
訳）分母は分数の下の数字だよ。分母はさ、全体を構成する等しい部分の総数を示しているんだよ。
訳）じゃあ、分母が大きいってことは、個々の部分が小さいってこと？
訳）その通り！分母が大きいってことはつまり、より多くの部分があるってことだから、各部分は全体のより小さい部分になるんだ。
まとめ
今回の記事では、英語で「分数」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。学んだ3つの言い方を最後に復習していきましょう。
- “Fraction”：分数
- “Numerator”：分子
- “Denominator”：分母
英語を使った「分数」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。
今回の記事を参考に、「分数」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
完全独学で国内留学を実践。シェアハウスで外国人と共に暮らしつつ、TOEICや受験英語で文法面をガチガチに固めた経験があります。現在では英語を使って仕事をしており、日常会話はもちろん、ビジネス英語まで自信があります。海外留学しなくても英語が話せるようになりたい方のお力になれればと思います。