英語学習を進めるうえで、chargeという言葉を見たり、聞いたりしたことがある方もいるでしょう。ただ、具体的にはどのような意味かわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、chargeの意味やchargeという言葉を使用する場面について解説します。さらに、chargeにまつわる英語に加え、英語例文も併せて紹介するので、ぜひ英語学習の参考にしてください。
「charge」という言葉はどのような場面で使われる言葉?
英語学習をしている中で、chargeという英語を見たり、聞いたりすることがるでしょう。ここでは、chargeという言葉を、どのような場面で使用するのか、詳しく解説します。
支払い
「charge」は、商品やサービスの代金を支払うことを指します。たとえば、クレジットカードの請求書に「charges」と記載される場合があります。
責任
「charge」は、何かを管理したり、責任を担ったりすることを指します。たとえば、プロジェクトのリーダーがプロジェクト全体の進行に責任を持つ場合、「in charge」と表現されます。
充電
電気や電池を充電することを指します。たとえば、携帯電話を充電する場合、「charge your phone」といいます。
告訴
「charge」は、法的な文脈で使われることもあります。特定の罪状や犯罪を被告に対して告訴する場合、「charge with a crime」と表現されます。
突撃
軍事的な文脈では、敵の陣地や拠点に進撃することを指します。たとえば、「charge the enemy’s position」と言います。
上記のように、chargeという言葉はさまざまなシーンで使用され、それぞれ意味やニュアンスが異なります。
「charge」の読み方は?
ここでは、chargeという英語の読み方を紹介します。
chargeの発音記号は、tʃάɚdʒ(米国英語), tʃάːdʒ(英国英語)です。「チャージ」といった発音になります。日本語でも、「チャージする」と言うことがあるので、比較的馴染みのある言葉でしょう。
chargeにまつわる英語
ここでは、chargeにまつわる英語を見ていきましょう。
- Discharge: 解雇や解放、放出などの意味で使用される言葉です。たとえば、「discharge from the hospital」(病院から退院する)や「discharge from employment」(解雇する)などがあります。
- Recharge: 再充電することを意味し、主に電気や電池に関連して使われます。たとえば、「recharge your phone」(携帯電話を充電する)などがあります。
- Overcharge: 過剰な料金を請求することを意味します。たとえば、「The hotel overcharged us for the room」(ホテルが部屋の料金を過剰請求した)などといった使われ方となります。
- Chargeback: クレジットカードの取引を取り消すことを指し、通常は商品が不良品であったり、サービスが提供されなかったりする場合などに、クレジットカード会社に対して支払い処理を取り消す申請を行うことを意味しています。
- Charge up: 元気づけたり、活気づけたりすることを意味し、主に気分が上がることを意味します。たとえば、「The music charged up the crowd」(その音楽が観客を活気づけた)などといった使われ方となります。
ぜひ、この機会にchargeにまつわる英語も併せて覚えておきましょう。
そもそも「charge」はどういう意味?
chargeという言葉は、さまざまなシーンで使用され、使われる場面や文脈によって意味が変わります。
Chargeには、代金や料金、請求という意味に加え、責任、充電、告訴、突撃といった意味があり、ひとつの英語でさまざまな意味があります。多くの意味があることから、混乱してしまう方もいるかもしれません。
しかし、英語検定やTOEICなどの英語試験に加え、日常生活においても、よく使用する言葉なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
chargeという言葉と似た英語はある?
Chargeには、料金という意味がありますが、英語にはそのほかにも、「料金」や「支払い」を表す英語があります。
- fee: 「料金」や「代金」を意味し、特定のサービスや商品の利用に対する金額を指します。”charge”と同様に、支払わなければならない金額を示します。
- Cost: “Cost”も “charge” と同じく、特定のサービスや商品に対する支払いを示します。ただし、「費用」としての “cost” は通常、広い意味で使われ、「コストパフォーマンス」「コストメリット」などの単純に「費用」という意味合い以外でも使用します。
- Price: 「価格」を意味し、商品やサービスの取引に関連する金額を指します。”charge”と同様に、商品を購入する際に支払う金額を表します。
- Payment: 「支払い」を意味し、特定の取引や契約における金銭の移動を指します。”charge”と同じく、支払いが行われることを示します。
chargeを使った英語例文
ここでは、chargeという英語を使った、英語学習に役立つ英会話例文を紹介します。ぜひ参考にしてください。
お勘定をお願いいたします。
もちろんです。合計で$45です。
わかりました。クレジットカードで支払います。部屋付けで請求してもらえますか。
もちろんです。
駐車場の新しい料金見ましたか。
はい。かなり料金が上がったみたいですね。
高くなってきましたね。代わりに路上駐車場を探さないといけないかもしれません。
そういうのも悪くないですね。料金を抑えられるかもしれないですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「chargeってどういう意味?」をテーマに、chargeという言葉を使用する場面や、具体的な意味について解説しました。chargeは、料金や責任、突撃や告訴など、さまざまな意味があります。
使用する場面や文脈によって意味が変わるので、ぜひすべての意味を覚えておきましょう。
なお、英語検定やTOEICなどの英語の試験にもたびたび出てくるので、ぜひこの機会に覚えておくことをおすすめします。