「仲良くなる」「仲良くする」など、人との関係性を表現するときによく使いますよね。しかし、英語で表現するとなると、パッと思い浮かばない方が多いでしょう。
日本語でもさまざまな表現があるように、英語でも「仲良くなる」の英語表現は複数あります。
そこで今回は、「仲良くなる」の英語表現について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
「仲良くなる」という言葉の意味は?
「仲良くなる」とは、人と人との間に友好的な関係や良い関係が築かれていくことを指し、互いに理解し合う、信頼し合う、協力し合うなどの要素が含まれます。
また、仲良くなる過程では、共通の興味や価値観を共有したり、一緒に楽しい時間を過ごしたりすることで、お互いの絆が深まることが一般的です。友人、同僚、家族など、あらゆる人間関係において「仲良くなる」という表現が用いられるため、日本語だけでなく英語の表現も覚えておくとよいでしょう。
【「仲良くなる」という言葉を使うシーンの例】
新しい友達を作る場合:新しい環境やグループに入った時、初めて会う人と友達になる過程を表すのに使います。
職場や学校での関係:新しい同僚やクラスメイトと良好な関係を築き、協力しやすい環境を作る場合に使用されます。
恋愛関係の初期段階:異性や同性との間で、友達以上の特別な関係へと進展していく過程を指す場合にも使われます。
国際交流や文化交流:異文化の人々が互いに理解し、友好的な関係を築く過程を示すのにも適しています。
ペットや動物との関係:人がペットや動物と親しくなる過程を表現するのにも使用されることがあります。
「仲良くなる」は英語でなんていうの?
「仲良くなる」を英語で表現する場合、状況やニュアンスに応じて表現が使い分けられています。ここでは、代表的な「仲良くなる」の英語表現を見ていきましょう。
become friends
「become friends」は「友達になる」という意味のフレーズであり、新しく知り合った人と親しくなる過程を指します。
プロジェクトを一緒に進めた後、成功させただけでなく、友達にもなりました。
get along (with someone)
「get along (with someone) 」は「(誰かと)うまくやっていく」という意味のフレーズです。
人と良好な関係を築くことを表し、職場や学校など、既に知っている人との関係がさらに良くなる場合にも使われる表現です。
チームメンバーがお互いにうまくやっていくことは、スムーズなワークフローを確保するために重要です。
build a relationship (with someone)
「build a relationship (with someone)」は「(誰かと)関係を築く」という意味で、フォーマルな文脈や深い関係を指す場合に使われます。
同僚との関係を築くことは、チームワークを向上させるだけでなく、より楽しい職場環境を作り出すことにもなります。
make friends (with someone)
「make friends (with someone) 」は「(誰かと)友達になる」という意味で、新しい友達を作る行為を指します。
子どもや学生の間でよく使われますが、大人同士の関係にも使われることがある表現です。
読書が好きな人たちと友達になるには、読書クラブに参加するのが良い方法です。
bond (with someone)
「bond (with someone)」は「(誰かと)絆を深める」という意味があります。共通の経験や活動を通じて、深いつながりや親密さ、絆を強くするといったニュアンスを表現するときに使われます。
ハイキングの旅行中、彼らは共有した困難や経験を通じて互いに絆を深めました。
hit it off (with someone)
「hit it off (with someone)」は「(誰かと)意気投合する」という意味の英語表現です。最初の出会いから相性が良い様子を表現でき、すぐに仲良くなった場合に使われます。
パーティーで彼らはすぐに意気投合し、昔からの友達のように笑いながら話しました。
「仲良くなる」を使った英会話例文
では、「仲良くなる」という英語表現を使った英会話例文を見ていきましょう。
【「become friends」を使った英会話例文】
今日の会話、本当に楽しかったです。
私もです。いい友達になれたらいいですね。
絶対に。近いうちに一緒に出かけましょう。
【「get along (with someone) 」を使った英会話例文】
新しいルームメイトとは仲良くやってる?
実はとても仲良くやってるよ。共通点が多くて、お互いに助け合っているんだ。
【「build a relationship (with someone)」を使った英会話例文】
新しい隣人とよく時間を過ごしているのを見かけたけど、どう?
とても良い感じだよ。私たち両方が関係を築くために努力しているんだ。実は、かなり共通点があるんだ。
【「make friends (with someone)」を使った英会話例文】
新しい町で学校に通うことを心配している?
少しはね、でもクラスメイトと友達になるのが楽しみだよ。
その姿勢だよ!きっとたくさんの人と仲良くなれるよ。
【「bond (with someone)」を使った英会話例文】
最近、チームメンバーとたくさんの時間を過ごしているね。どう?
すごく良いよ!一緒にプロジェクトを進めていて、それがお互いとの絆を深めるのに役立っているんだ。
【「hit it off (with someone)」を使った英会話例文】
マーケティング部のジョンとの初めての会議はどうだった?
驚くほど上手くいったよ!最初から意気投合して、共通の興味がたくさんあることがわかったんだ。
まとめ
今回は「仲良くなる」という英語表現について解説しました。
「仲良くなる」という表現は、家族や友人との会話を始め、ビジネスシーンでも使う機会があることから、英語表現を知っておくと便利です。ただし、今回紹介したように、ひとえに「仲良くなる」といっても、シーンやニュアンスによって使われる表現が異なることから、単語・フレーズごとの違いを押さえておくことが大切です。
ぜひ今回の記事を参考に、「仲良くなる」という英語表現を会話で活用してみてください。