「ユニバースの意味を完全にマスターしよう!」

皆さんは「ユニバース」の意味について、パッと答えることはできますか?

この記事では英語学習者に向けて、ユニバースの意味や使い方はもちろん、言い換えも紹介しています。

英語の”Universe”の意味が分からない方や、ナノユニバース・メタバースの意味、”Universe(宇宙)”と”Space(空間)”の違いを知りたい方も必見です。

ぜひ参考にしてください。

「ユニバース」の意味は?

「ユニバース」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか?

このセクションでは、「ユニバース」が持つ意味や、関連する概念について紹介していきます。

「ユニバース」は「宇宙」を意味する

「ユニバース」は結論から言うと「宇宙」を意味する表現です。

英語の”Universe”が由来となった表現ですが、元々はラテン語の”universum”から来ています。

日本で「ユニバース」という表現を日常的に使用することは少ないでしょう。

しかし、ゲームやアニメ、映画などの文脈であえて「ユニバース」という表現を使うことで、その迫力であったり大きさ、強さを比喩的に表現する場合があります。

「ナノユニバース」の意味は何?

「ナノユニバース」とは、日本のファッションブランドであり、正式には『NANO universe』と表記します。

ナノ・ユニバース(NANO universe)は、日本のセレクトショップ、およびそのオリジナルブランド。nano(極小)・universe(宇宙)が持つ独創な世界感を表現。

引用:FASHION PRESS

ちなみに英語では”Nano universe”という表現は存在しないので、造語であるということを予め理解しておく必要があります。

Aさん
外国人に『NANO universe』と伝えたい場合は、「NANO universe is a fashion brand.(ファッションブランドです。)」ということも伝えてあげましょう。

「メタバースとユニバース」の違いは何?

最近よく耳にするようになった「メタバース」と「ユニバース」には以下のような違いがあります。

  1. 「メタバース」は「仮想空間」を指し、インターネットやVR技術を通じてユーザーが交流や活動を行うデジタル空間全体を指す。
  2. 「ユニバース」は「宇宙」を指し、この世の全てのものの全体を指します。

つまり、メタバースは”Meta”(超える)と”Universe”(宇宙)が組み合わさった言葉であり、宇宙という物理的な世界に対して、仮想の空間を指すのです。

“Universe”の単語解説

Universeの単語解説

このセクションでは、”Universe”という単語の意味、発音、使い方について詳しく解説します。

初心者向けに分かりやすく、”Universe”と”Space”の違いも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

“Universe”は「宇宙」を意味する

“Universe”とは、結論から言うと「宇宙」と訳されます。

すべての星や惑星、銀河、物質、エネルギー、そして空間と時間を含むこの世の中の全てを指す表現です。

また、”Universe”を文中で使う際は、必ず冠詞の”the”を付けましょう。

“The universe is ~”や、”~ the universe”のような形で使うのが基本です。

Aさん
“Universe”には他にも「全世界」や「領域」などの意味も存在します。文脈によって訳され方が異なるので、注意しましょう。

”Universe”と”Space”の違いは?

”Universe”と”Space”はしばしば混同されがちですが、これらは異なる概念です。

  1. ”Universe”は宇宙全体を指し、その範囲は物質やエネルギー、法則や概念までをも含む。
  2. “Space”は、一般に空虚な領域や特定の広がりを指し、特に星間空間や空気がない状態を指す。

つまり、”Universe”は全体を意味する一方で、”Space”はその中の一部の空間を表すことから、根本的な規模感が違います。

“Universe”の品詞と発音

“Universe”の品詞は「名詞」で、発音は「ユニヴァース [ˈjuːnɪˌvɜrs]」です。

ちなみに『Universal Studios Japan(USJ)』の名前にも含まれる、”Universal”はこの形容詞版となります。

“Universal”には「宇宙の」という意味もありますが、この場合は「世界中の」という別の意味で訳すのが自然です。

“Universe”の使い方

以下が”Universe”を使った英語表現の例です。

  1. “Parallel universe” – 異世界
  2. “Observable universe” – 観測可能な宇宙
  3. “Miss Universe” – ミス・ユニバース

記事の内容に合わせて、1・2番目については”Universe”を「宇宙」と訳して使える表現です。

一方で、”Miss Universe”については少し異なり、「全世界」と訳すのが自然なので「世界一の美女を選ぶコンテスト」という意味になります。

ミス・ユニバース(英語: Miss Universe)とは、国際的なミス・コンテストである。

大会は世界各国の都市で開催され、世界の各国代表が参加して世界一の栄冠を競い合う美の祭典となっている。

引用:ウィキペディア

“Universe”の例文

Aさん
She believed that understanding the universe would reveal the secrets of existence.

訳)彼女は、宇宙を理解することで、生命の神秘が明らかになると信じていた。

先にも紹介したように、「宇宙」を文中で表す際は、“the universe”とするのが基本です。

“Universe”の関連表現

Universeの関連表現

“Universe”という言葉は広範囲にわたる意味を持っていますが、言い換え表現も多く存在します。以下が”Universe”に関連する表現です。

  • “Cosmos” – 宇宙
  • “Galaxy” – 銀河
  • “Multiverse” – 多元宇宙

それぞれ詳しく解説していきますので、さっそく見ていきましょう。

“Cosmos” – 宇宙

“Cosmos”は「宇宙」という意味を持つ名詞表現です。

発音は「コズモス[ˈkɒzmɒs]」となり、日本語の「コスモス」と少し発音が異なります。

この単語は、”Universe”と同様に全ての存在を包括するような概念ですが、より詩的であったり、哲学的なニュアンスを持つのです。

ちなみに対義語は”Chaos”となるので、一緒に覚えておきましょう。

“Cosmos”の使い方

Aさん
He spent his life studying the cosmos, searching for underlying patterns.

訳)彼は生涯を宇宙の研究に捧げ、根底にある法則を探求した。

“Galaxy” – 銀河

“Galaxy”は「銀河」という意味を持つ英単語です。

この言葉は天文学における「天体そのもの」を指すために用いられることから、宇宙全体を指す”Universe”とは関連するものの、直截的な意味でのレイヤーが異なります。

品詞は名詞で、発音は「ギャラクシー[ˈɡæləksi]」となるため、日本語のカタカナと発音が近いです。

“Galaxy”の使い方

Aさん
The Milky Way is a galaxy that contains our solar system.

訳)天の川は、太陽系を含む銀河系のことです。

“Multiverse” – 多元宇宙

“Multiverse”は「多元宇宙」という意味を持つ英単語です。

この単語は、我々が暮らしている宇宙以外に他の宇宙が存在するという理論を指し、現代科学において注目されている概念の一つとなります。

品詞は名詞で、発音は「マルチヴァース[ˈmʌltɪvɜːrs]」です。

覚え方としては”Universe”の「Uni-(1つ)」と対比させ、「Multi(複数)」を持つ”Multiverse”を考えるとインプットしやすいでしょう。

“Multiverse”の使い方

Aさん
Scientists debate the existence of the multiverse and its implications for our understanding of reality.

訳)科学者たちは多元宇宙の存在と、その現実理解への影響について議論している。

まとめ

こちらの記事では「ユニバース」というカタカナ表現の解説から、英単語の”Universe”について広く紹介していきました。

色々な側面からユニバースについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。

  • 「ユニバース」は「宇宙」という意味。
  • 「ユニバース」は英単語の”Universe”に由来。
  • 「ユニバース」は、全ての物質、エネルギー、星、銀河を含む存在全体を指す。
  • 英語の”Universe”は宇宙の他にも「全世界」を表す場合がある。

“Multiverse”などの関連語も宇宙の話をする上では、会話を広げるのに役立ったりもします。ぜひ今回学んだことを積極的にアウトプットしてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。