童心に返ってやってみたいガチャガチャ。ガチャポンと言う地域もあるようですね。実はあれ、日本生まれだそうですよ!確かに、海外で見かけるかと言われたらちょっと見ない気も・・・。日本の空港にやたらとガチャガチャが多いのは、外国人観光客に珍しがられ、たくさんお土産として持って帰ってもらえるからという戦略もあります。そんな海外では珍しいガチャガチャ、英語ではどのように表現したら伝わるのでしょうか。また、最近はアナログのガチャガチャよりスマホゲームのガチャの方もよく言うようになってきたので、こちらの2つの言い方を学習していきましょう!

ガチャガチャの機械

ガチャガチャというと、あのカプセルが出て来る機械のことを指す場合もあれば、カプセルの中に入っているおもちゃを指すこともありますよね。日本語ではどちらにも使うのですが、英語だとガチャガチャの存在を知らない人もいるので分けて説明する必要があります。ではまず、ガチャガチャの機械を英語でどう言うのかを確認していきましょう。

  • capsule toy machine
  • toy-dispensing “gacha gacha”
  • “gacha gacha” machine
  • “gacha” capsule toy machine

このように、ガチャガチャの機械のことは複数の言い方があります。完全に英語で説明したようなものもあれば、日本のものなのでgachaと表現してしまっているものありますね。

capsule toy machineは、見たらなるほどと思うような表現になっています。まさにカプセルに入ったおもちゃが出て来る機械ですからね。gachaという単語を使うのであれば、相手はガチャガチャを知っていることが前提となることに注意しましょう。日本の英字新聞などではgachaという単語を使っていたりしますが、馴染みのない国でもしガチャガチャが新聞に載るようなことがあれば、その時には使われない単語になるかもしれません。

Aさん
Hey, what is this? I’ve never seen this.
訳)ねえ、何これ?見たことないんだけど。
Bさん
This is a capsule toy machine. Do you wanna play?
訳)ガチャガチャだよ。やってみたい?

ガチャガチャのおもちゃ

ガチャガチャのおもちゃ

日本のガチャガチャは昔のものと比べてクオリティも高くなり、結構高い額に設定されているものも出て来るなど結構進化してきましたよね。子どもだけでなく大人もハマり、お店ではガチャガチャのコーナーができるほど。ガチャガチャのシステムが変わらずある限り、キャッシュレスにはならないのではと思うほどです。そんなクオリティの高いガチャガチャのおもちゃのことは、英語でこんな風に言います。

  • capsule toy

先ほど紹介したガチャガチャの機械の「機械」という部分を取っ払えばそれで良いという、とてもシンプルなオチでした。日本文化に詳しい人ならそのままgacha gachaと言っても通じるでしょうけれど、そうでなければちょっとした説明が必要でしょうね。

Aさん
I like this capsule toy. They’re so cute!
訳)このガチャガチャ好きだな。すごくかわいい!
Bさん
How much money do you need to get them?
訳)それらを手に入れるにはいくら必要なの?

ガチャガチャを回す

では、「ガチャガチャを回す」という表現は英語でどう言えば良いのでしょう。それはこちら。

  • turn the handle
  • turn the gacha
  • roll a gatcha
  • roll the capsule-toy vending machine

ガチャガチャの機械にはハンドルがあり、それを回すとおもちゃが出て来ることから英語でも「回す」という意味を持つturnやrollを使うことが多いです。ガチャガチャを知らない人には、一番最後の長い文章が説明っぽくなっているのでこちらを使うと良いでしょう。

Aさん
All you do is just turn the handle.
訳)ただガチャガチャのハンドルを回せばいいだけだよ。
Bさん
Oh! I got a toy!
訳)おお!おもちゃ出てきた!

ゲームのガチャ

ゲームのガチャ

スマホゲームなどで引くガチャのことは、そのままgachaと言ったり、Gacha systemと言います。いつからかゲーム内でガチャを引くことは当たり前となってきており、日本で作られたゲームが海外に輸出される際に知られるようになっていったみたいですね。逆輸入するゲームにもガチャシステムが搭載されていたりするなど、世界でもゲームの先進国としてまだまだ先を歩み続けているようです。

ちなみに、基本プレイ無料(アイテム課金制)ゲームは、free-to-play gameと言い、ネット上ではよくF2P gameと略されています。対して定額課金制ゲームは、pay-to-play gameと言い、P2P gameと略されます。

まとめ

日本発祥のものは英語で伝わりにくいものが多いので、ガチャガチャもどのように説明したらいいかわからなかったかもしれませんね。でも、今回の記事でガチャガチャの機械やガチャガチャのおもちゃ、ガチャガチャの引き方、そしてゲームのガチャについての英語を学ぶことができました。知ろうとしないと知れない単語なので、ここでしっかり暗記しておいてくださいね。