序数という言葉を見たり、聞いたりしたことがある方もいるでしょう。数学はもちろん、ビジネスシーンなどでも、たびたび使用する言葉です。
とはいえ、英語ではどのように表現するのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は、序数の意味や、英語で序数を表す方法を紹介します。
さらに、記事の後半では、序数という意味の英語や、序数を使った英語例文も紹介するので、ぜひ英語学習の参考にしてください。
「序数」とはどういう意味?
「序数」とは、物事の順序や位置を示す数のことを指します。具体的には、ある順序の中で何番目であるかを表現するために使われる数です。たとえば、「1番目」、「2番目」、「3番目」などが序数といえます。
「序数」という言葉を使用するシーンは?
「序数」は日常会話や学術的な文脈を含めてさまざまな場面で使用されます。具体的な使用例をいくつか見ていきましょう。
【順位や順序を表すとき】
「1番目」、「2番目」、「3番目」などの数字を使用して、物事の順位や順序を表現します。
例文:「彼はレースで2番目にゴールしました。」(He finished second in the race.)
【時刻や日付を表すとき】
曜日、月、年の順序を示すために使われます。
例文:「今日は7月6日です。」(Today is the sixth of July.)
【階数やフロアを表すとき】
建物やエレベーターの階数を指定する際に使います。
例文:「私のオフィスは5階にあります。」(My office is on the fifth floor.)
【項目やリストの位置を示すとき】
リストや項目の位置を特定する際に使用されます。
例文:「これはリストの3番目のアイテムです。」(This is the third item on the list.)
【学問的な文脈】
数学や科学、工学などで、順序や位置を明確にするために用いられます。
例文:「これは2重積分の第一の定義です。」(This is the first definition of a double integral.)
「序数」は、物事の位置や順序を的確に伝えるための重要な言葉であり、日常生活から専門的な分野まで幅広く使われています。
英語の序数一覧
ここでは、英語の序数を紹介します。
- 1:first⇒1st
- 2:second⇒2nd
- 3:third⇒3rd
- 4:fourth⇒4th
- 5:fifth⇒5th
- 6:sixth⇒6th
- 7:seventh⇒7th
- 8:eighth⇒8th
- 9:ninth⇒9th
- 10:tenth⇒10th
- 11:eleventh⇒11th
- 12:twelfth⇒12th
- 13:thirteenth⇒13th
- 14:fourteenth⇒14th
- 15:fifteenth⇒15th
- 16:sixteenth⇒16th
- 17:seventeenth⇒17th
- 18:eighteenth⇒18th
- 19:nineteenth⇒19th
- 20:twentieth⇒20th
1~3までは変則的ではありますが、4以降は語尾に”th”がつきます。
なお、11以降についても、eleventh, twelfthといったように、語尾に”th”がつきます。
「序数」は英語でなんていう?
英語の序数は理解できたものの、そもそも、「序数」という言葉を英語でどのように表現すればいいのかわからない方もいるでしょう。
序数は英語で、”original number”といい、「オーディナルナンバー」と発音します。
「序数」を使った英語例文
ここでは、序数という意味の英語を使った、英語学習に役立つ英会話例文を紹介します。ぜひ参考にしてください。
レースで1位になったのは誰ですか?
サラが1位で、2位にジョン、3位にリサが続きました。
あなたのオフィスは何階にありますか?
この建物の10階にあります。
東京のどこに住んでいますか。
渋谷にあるアパートの7階に住んでいます。
サラ、こんにちは。あなたの家族は大家族ですか?
はい、そうです。私は4人兄弟の末っ子です。最年長の兄はデビッドで、その次にエミリー、ジェイコブ、最後に私がいますよ。
すごい!それは楽しそうですね!あなたの誕生日はいつですか?
5月7日です。春の花と一緒にお祝いできます。
それは素敵ですね。きっとあなたの家族は素晴らしいパーティーを開くんでしょうね。
その通りです。デビッドは、いつもみんなのために素晴らしいサプライズパーティーを計画してくれます。去年はエミリーの30歳の誕生日に巨大なバーベキューパーティーを計画しました。
それは楽しそうですね。大家族で一緒にお祝いできるのは素晴らしいことですね。
その通りです。いつも楽しい時間を過ごしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「序数って英語でなんていうの?」をテーマに、序数の意味に加え、序数という言葉を使用するシーンについても解説しました。
序数は英語で、ordinal numberといいます。また、英語の序数は、first, second, third, fourthといったように、1~3までは変則的な表現となりますが、4以降については語尾にthがつくので、比較的覚えやすいでしょう。
序数は、日常生活はもちろん、さまざまなところで使用する英語です。ぜひ使いこなせるようになりましょう。
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