ポップの意味を完全にマスターしよう!
皆さんは「ポップ」の意味について、パッと答えることはできますか?
この記事では英語学習者に向けて、「ポップ」の意味や使い方はもちろん、言い換えも紹介しています。
「店頭pop」「商品pop」の意味が分からない方や、何の略か気になっている方、「ポップなイメージ」とはどんな意味なのか知りたい方も必見です。ぜひ参考にしてください。
「ポップ」という言葉は、日常生活やビジネスの場でよく耳にするものです。
しかし、具体的にどのような意味を持ち、どのように使われるのでしょうか?
さまざまな「ポップ」の意味と使用例について詳しく説明します。
「ポップ」は様々な意味を持つ
まず「ポップ」には以下のような複数の意味が存在します。
- 「ポンッ」という音
- 音楽ジャンルのこと
- “Point of purchase advertising”の略称
簡単に言うと、日本後のカタカナ表現でこの言葉を使う場合は、文脈によって全く異なり意味を持つのです。
①「ポンッ」という音
まずは「ポンッ」という音の表現での使われ方です。この場合は”Pop”という英単語から来ており、風船の破裂音やコルクが抜ける音などに使われる単語となります。
英語の”Pop”については「”Pop”の単語解説」部分で詳しく解説しているので、こちらをご参照ください。
②音楽ジャンルのこと
次に、「ポップ」は音楽のジャンルを指す言葉としても使われます。「J-POP」や「K-POP」といった言葉はよく耳にすると思いますが、この「ポップ」は”Popular Music”の略です。つまり、大衆的な音楽を意味します。
要するに先に紹介した”Pop”の本来の意味とは異なるので、マメ知識として覚えておきましょう。
③”Point of purchase advertising”の略称
最後に”Point of purchase advertising”の略称のケースです。ここで紹介するのは、スーパーや薬局などで日常に見かける、商品情報を伝えるための広告を指します。
こちらも”Pop”単体での本来の意味とは異なり、あくまでも”Point of purchase advertising”の略称です。
「店頭pop」や「商品pop」などという使われ方をし、スーパーの陳列棚にあるカラフルな札や、セール情報を伝えるポスターがこれに該当します。
“Pop”の単語解説
“Pop”という言葉は、さまざまな場面で使われる非常に多機能な英単語です。
その意味や使い方について詳しく見ていきましょう。
“Pop”は「人気のある」「飛び出す」を意味する
“Pop”は日本語同様に色々な意味が存在しますが、その中でもポピュラーなのが「人気のある」「飛び出す」という意味です。発音は「ポップ [pɑːp]」となります。
「人気のある」という意味では形容詞として使われ、主に音楽のジャンルを表す言葉です。「ポップ・ミュージック」や「ポップ・カルチャー」などがその例となります。
一方、「飛び出す」という意味では動詞として使われ、日本語の「ポンッ」という擬音語に近いニュアンスです。例えば、風船が割れる音やシャンパンのコルクが抜ける音を表現する際に「Pop」が使われます。
また、口語では「パパ」を「Pop」と呼ぶこともあるので、覚えておきましょう。
“Pop”の例文
“Pop”の使用例①:Pop song(ポップソング)
訳)そのコンサートではたくさんのポップソングが披露され、皆が楽しんだ。
“Pop”の使用例②:Pop by(立ち寄る)
訳)彼女は私のオフィスに挨拶に寄ってくれた。
“Pop”の使用例③:Pop(破裂する)
訳)風船が突然割れて、その場にいた全員が驚いた。
このように、「Pop」は文脈によって様々な意味を持つので、文脈全体から意味を読み取ることで、自然な日本語に訳すことができます。
“Pop”の関連表現
“Pop”に関連する言葉は多く、その意味や使い方も多岐にわたります。以下に”Pop”の関連語を3つ挙げ、それぞれについて詳しく説明するパートです。
- “Popular” – 人気のある
- “Pop-up” – 突然現れる
- “Popcorn” – ポップコーン
それぞれ詳しく見ていきましょう。
“Popular” – 人気のある
“Popular”は「人気のある」という意味を持つ英単語です。
日本語でも「ポピュラーな場所」「ポピュラーな曲」と言った表現を使いますが、この単語が由来となっています。
“Pop”と同様にこの単語は、大衆に広く受け入れられるという点で関連しているのです。
品詞は「形容詞」に分類され、発音は「ポピュラー [ˈpɑːpjʊlər]」となります。
“Popular”の使い方
訳)このレストランは地元の人たちに非常とても人気だ。
“Pop-up” – 突然現れる
“Pop-up”は「突然現れる」という意味を持つ英単語です。
主に、コンピュータの画面上で突然表示されるウィンドウや広告を指します。このようなウィンドウは「ポップアップウィンドウ」と呼ばれ、Webサイトを閲覧している際などに現れることがあるのです。
一方で、期間限定で開かれる店舗「ポップアップストア」などもこの単語が由来となります。
品詞は「動詞」と「名詞」で使用され、発音は「ポップアップ [pɒp ʌp]」です。
“Pop-up”の使い方
訳)ポップアップ広告がネットの閲覧を邪魔した。
“Popcorn” – ポップコーン
“Popcorn”はそのまま「ポップコーン」という意味を持つ英単語です。
日本と同様に、トウモロコシの粒が熱でポンと弾けたスナックのことを指します。
こちらは、”Pop”の本来の意味である「ポンと音を立てて弾ける」に由来しており、その調理方法を表しているのです。
品詞は「名詞」であり、発音は「ポップコーン [ˈpɒpˌkɔːrn]」となります。
“Popcorn”の使い方
訳)彼女は映画を見ながらポップコーンを食べるのが大好きです。
まとめ
こちらの記事では、「ポップ」というカタカナ表現の解説から、英単語の”Pop”について広く紹介していきました。
色々な側面から「ポップ」について学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「ポップ」は「ポンッ」や「音楽ジャンル」「広告pop」など様々な意味を持つ。
- 「ポップ」は英単語の”Pop”に由来。
- “Pop”は「人気のある」「飛び出す」という意味でも使われる。
- “Pop by(立ち寄る)”など組み合わせでも異なる意味にもなる。
関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。