リーサルウェポンの意味を完全にマスターしよう!
皆さんは「リーサルウェポン」の意味について、パッと答えることはできますか?
この記事では英語学習者に向けて、「リーサルウェポン」の意味や使い方はもちろん、言い換えも紹介しています。
“Lethal weapon”の”Lethal”の意味が分からない方や、「最終兵器」などの言い換えが知りたい方も必見です。ぜひ参考にしてください。
「リーサルウェポン」の意味は?
「リーサルウェポン」という言葉は、日常会話ではあまり耳にすることがない言葉かもしれませんが、映画のタイトルなどに使用されています。
まずはそんな「リーサルウェポン」の由来や言葉の意味、どんな使われ方をするのかを詳しく見ていきましょう。
「リーサルウェポン」は「致命的な武器」という意味
結論から言うと「リーサルウェポン」は、「致命的な武器」という意味を持ちます。もう少しかみ砕くと「凶器」のようなイメージです。
この言葉は英語の”Lethal weapon”から由来しており、例えば戦争で使う武器やグレネードなどの爆弾はもちろん、比喩的に「致命的な影響を与える」というニュアンスでも使われます。
映画のタイトルにも使われた言葉
「リーサルウェポン」という言葉は、初めてリリースされた映画タイトル「リーサル・ウェポン」にも使われている言葉です。
家庭思いの黒人刑事と自殺志望の刑事が、麻薬組織を潰滅させるまでの警察アクション。
引用:映画.com 様
この映画はシリーズ化されており、1998年にリリースされた「リーサル・ウェポン4」までの全4作品となります。
映画やゲームの中では、主人公が使用する非常に強力な武器や、物語の決定的な場面で使われる重要なアイテムとして登場することが多い言葉なので、関連して覚えておきましょう。
「リーサルウェポン」の言い換えは?
「リーサルウェポン」の言い換えは、考え方によって色々出てきますが、代表例は以下のようなものになります。
- 最終兵器
- 切り札
- 奥の手
- 必殺技
- 最後の手段
「最終兵器」や「切り札」は、戦況を覆すほどの強力な力を秘めた存在を指すのに対し、「奥の手」や「必殺技」は、ここぞという時に出す秘策や決め技の様なイメージです。
また、「最後の手段」は、他の方法が全て失敗した場合に取る、リスクを伴う選択肢を意味します。
このように、「リーサルウェポン」の言い換えは、直接的な武器を意図するものもありますが、一方で比喩的に「致命的な○○」という使われ方をすることもあるので、覚えておきましょう。
“Lethal”の単語解説
「リーサルウェポン(Lethal Weapon)」の中に含まれている、”Lethal”という英単語。
この単語の意味から、品詞や発音・具体的な使用例までを紹介します。
“Lethal”は「致命的な」を意味する
“Lethal”は、英語で「致命的な」や「命に関わる」という意味を持つ形容詞です。
これまで紹介してきた「リーサルウェポン」も、直訳すると「致命的な武器」と直訳できます(Weaponは武器という意味)。
要するに”Lethal”とは、物事や状況が命に関わるほどの危険性を持っていることを示す言葉です。
他にも”Lethal dose(致死量)”や”Lethal mistake(致命的なミス)”など、「致命的な○○」と言った使われ方をします。
ちなみに発音については発音は「リーサル [ˈliːθəl]」となるので、覚えておきましょう。
“Lethal”の例文
“Lethal”の使用例①:致命的な
訳)摂取してしまった毒は致命的で、彼の早すぎる死を招いた。
“Lethal”の使用例②:致命的な
訳)この病気は急速に広がり、多くの人々に致命的な被害をもたらした。
“Lethal”の使用例③:命に関わる
訳)兵士たちはその任務のために、殺傷能力の高い武器を装備していた。
いずれも”Lethal”がその危険性や重大性を強調するために使われていることが分かります。
日常会話で中々使わない表現ではあるものの、状況の緊急性を伝えるためにはピッタリな強めの単語なので、覚えておきましょう。
“Lethal”の関連表現
“Lethal”は非常に強力な言葉であり、以下のような関連語が存在します。
- “Deadly” – 致命的な
- “Fatal” – 死に至る
- “Mortal” – 致命的な
それぞれ詳しく見ていきましょう。
“Deadly” – 致命的な
“Deadly”は、「致命的な」や「命に関わる」という意味を持つ英単語です。
これは”Lethal”と非常に似た意味を持ち、一般的に近しいの文脈で使用されます。
例えば、”Deadly weapon(凶器)”や”Deadly dsease(致命的な病気)”などのような使われ方をする単語です。
品詞は「形容詞」として使われ、発音は「デッドリー [ˈdɛdli]」となります。
“Deadly”の使い方
訳)その致命的なウイルスは急速に広がり、世界規模のパンデミックを引き起こした。
“Fatal” – 死に至る
“Fatal”は、「死に至る」や「致命的な」という意味を持つ単語です。
“Lethal”と同じく非常に危険な状況や物事を指しますが、結果として死に至る場合は”Fatal”を使います。
例えば、”Fatal accident(致命的な事故)”や”Fatal error(致命的なエラー)”などの様な使われ方をするのです。
品詞は「形容詞」となっており、発音は「フェイタル [ˈfeɪtl]」となります。
“Fatal”の使い方
訳)運転手は致命的なミスを犯し、重大な自動車事故となった。
“Mortal” – 致命的な
“Mortal”は「致命的な」という意味を持つ英単語です。
「致命的な」という意味も持ちますが、”Lethal” よりも哲学的なニュアンスが含まれます。
“Mortal”はどちらかというと「死という概念」について話す場合に役立ち、例えば”Mortal fear(死の恐怖)”や”Mortal wound(致命傷)”などの使い方をする言葉です。
品詞は「形容詞」と「名詞」で使用され、発音は「モータル [ˈmɔːrtəl]」となります。
“Mortal”の使い方
訳)その騎士は戦いで致命傷を負い、彼の運命を決定づけた。
まとめ
こちらの記事では、「リーサルウェポン」という表現の解説から、英単語の”Lethal Weapon”について広く紹介していきました。
色々な側面からリーサルウェポンについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「リーサルウェポン」は「致命的な武器」という意味。
- 「リーサルウェポン」は英単語の”Lethal Weapon”に由来。
- 「リーサルウェポン」は有名な映画タイトルでもある。
- 英語の”Lethal”は「致命的な」という意味。
英語で”Lethal Weapon”について話す能力は、映画やゲーム、さらにはニュースや科学の文脈でも役立ちます。この記事を出発点として、さまざまな角度からの学習を続けていきましょう。
関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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