みなさんこんにちは。今回は「東北の英語教育」についてご紹介していきます。

近年、グローバル化に伴い日本の学校教育は変化し続けています。変化の中心になっている分野の一つとして、やはり「英語」が挙げられるでしょう。

現在の英語はどのような教育方法なのか、地域ごとの英語のレベルの差異はあるのかなどなど、気になる部分がありますよね。今回は、英語教育についてや東北の英語力、英語の力を入れている東北内の大学などをご紹介していきます。

東北地方にお住まいの方や転入を検討されている方、これから大学受験などをひかえている方や、お子さんをお持ちの方は参考にしていただけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

現代の英語教育について

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まずはじめに現代の英語教育について見ていきましょう。

現代の英語教育には様々な変化がありますが、今回は大きな変化といえる2つをピックアップしてご紹介していきます。

過去に比べて英語力は圧倒的に向上している

まず一つ目は「レベルの向上」です。

過去(平成)に比べて、中高生と英語教師のレベルは圧倒的に向上しています。

文部科学省の基準となるCEFRを対象とした調べで、平成5年と令和5年で中高生と学校教師のレベルはおよそ20%程上がっており、確実なレベルの向上がなされていることがわかります。

出典:“令和5年度「英語教育実施状況調査」の結果について”文部科学省

昨今のグローバル化に伴い、小学校からの英語教育の本格導入などの政策が影響していると考えられ、日本の英語力はこれからますます向上していくと考えられます。

※CEFRとは?

CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略で、外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通基準となります。「セファール」と呼ぶこともあります。

各国で広く英語力を評価する基準として利用されており、最近になって日本でも基準として使われるようになりました。

区分は、C2,C1,B2,B1,A2,A1となり、C2が最も高く、A1が最も低い評価になります。あまりなじみのない区分なので少し混乱してしまいますね。

基準の目安として、B2~B1は英検準1級レベルとなり、B1程度で簡単な英会話ができるというイメージです。

読み書きスキルからスピーキングスキルへ

2つ目は、「重視されるスキルの変化」です。

英語は大きく分けてリーディングとライティング、リスニング、スピーキングスキルがありますが、これまで重視されてきたのは、リーディングやライティングなどのスキルでした。

しかし、現代はスピーキングスキルがより重要視されるようになってきました。

要因としては、「試験に受かるための英語学習」から「他者理解やコミュニケーション」を転換をねらった意識改革が挙げられます。

日本人の特徴として、「文法は得意だが話せない」が圧倒的でしたので、とても良い変化だと思われます。

以上2点が現代の英語教育の大きな変化です。

いづれにしても、とても良い変化が現代の英語教育にはありますね。

東北地方の英語力はどのくらい?

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ここからは東北の英語教育について入っていきます。

まず、東北の英語力のレベルですが、文部科学省の調査によると、都道府県別で以下のような結果が得られています。

CEFR A2以上の学力を持つ高校生の割合

青森県:38位

岩手県:28位

宮城県:47位

秋田県:12位

山形県:10位

福島県:45位

CEFR B2以上の学力を持つ高校生の割合

青森県:43位

岩手県:45位

宮城県:38位

秋田県:41位

山形県:31位

福島県:32位

※文部科学省の調査結果を基にランキング化

出典:“令和5年度「英語教育実施状況調査」の結果について”文部科学省

A2以上の学力を持つ高校生の割合は東北地方の中でも県ごとに差が出ており、英語教育への対策の結果が表れていると思われます。

しかし、B2以上はかなり応用的な英語能力が求められますので、帰国子女の多さや実践機会の多い関東圏や関西圏には劣ってしまいます。

東北内の英語に力を入れている大学は?

東北内の英語に力を入れている大学は?

続いては、東北内で英語の力を入れている大学を1校ご紹介します。

東北大学

東北大学は東北地方に唯一存在する旧帝国大学です。旧帝国大学は日本の最難関の国立大学で東京大学や名古屋大学なども該当します。

東北大学は米国非営利団体ETSと連携し、英語教育や研究の改革に挑みます。

2020 年度より ETS が開発・提供するTOEFL®テストのコンテンツを学士課程1、2年次の英語教育の中心に据えており、社会に出ても実績として残るような課程となっています。

旧帝国大学の一つですので、入学がとても困難な大学です。そのため、英語だけでなく他の教科にも力を入れる必要があるでしょう。

出典:“東北大学と米国ETSが英語教育に関する連携覚書を継続締結”TOEFL®テスト日本事務局(2024/7/26)

おすすめの英会話教室はKimini英会話

ここまでで東北の英語教育について、ご紹介していきました。

最後に、おすすめの英会話教室をご紹介します。

英語のレベルが向上していることは先ほどご紹介させていただきましたが、同時に中高生は勉強についていくのがより大変になっていると考えられます。

そのため、学校の勉強以外で「英語コミュニケーション能力」が鍛えられるオンライン英会話教室がおすすめです。

そのなかでもKimini英会話は教育業界大手の学研が提供するオンライン英会話教室となります。

Kimini英会話は「学び方がわからない」をなくし、最短の方法で英語力が上達することを目指しており、以下3つの特徴があります。

Skypeなどを使わない独自の通信システム

一般的にはオンライン英会話では、Skypeなどの通話ソフトが利用されますが、Kimini英会話は、ブラウザで開き、ボタンひとつで教室に入るだけ。面倒な手間はありません。英会話レッスンに特化した専用画面なので、講師と同じスライドを見たり、スライドに自由に書き込んだり、チャットに文字を打ち込んだりと、従来よりインタラクティブで効率的なレッスンをご提供します。

独自のカリキュラムやコース

オンライン英会話は「英語を使った雑談になってしまい、勉強にならない」と揶揄されることが多く、そういった悩みを抱えている方もたくさんいらっしゃいます。漠然と英語を学んでもモチベーションは維持できません。明確な将来像を描きつつ、手の届く目標を設定して学習することが大切です。

Kimini英会話では独自のカリキュラムである「コース」をご提供しています。コースとは、複数の教材や異なるレッスン内容を組み合わせて、オンラインレッスンに特化したプログラムです。

学習方法はkiminiにおまかせ

コースの進捗はシステムが自動的に管理し、最適な順序でご案内します。「今日はどのレッスンをやろうか」と毎回迷う必要はありません。レッスンごとに予習・復習が提供されるほか、適切なタイミングで進捗度テストも実施するため、確実に英会話力を伸ばしていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は東北の英語教育についてご紹介しました。

過去に比べて英語教育は着実に向上していき、中高生の能力も上がっています。

東北の英語力は平均を下回る立ち位置ですが、各県で向上を図る対策が講じられています。

東北にお住まいの方や転入を検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。