「子どもに英語を触れさせたい」
「英語を苦手科目にさせたくない」
「受験や資格試験が気になる」
保護者の方なら誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
現在、まさに子どもの教育で悩んでいるという方もおそらくたくさんいますよね。
今回は、関東にお住まいの保護者の方に向けて、受験を中心とした英語教育の最新トレンドをはじめ、大人から子どもまで参加できる英語イベントなどを紹介していきます。
関東の英語教育トレンド
年が明けたら、一気に大学受験、高校受験と世間が受験シーズンに突入しました。
自分が受験するわけではないけれど、子を持つ親としては、まだお子さんが小さくても気になってしまいますよね。
関東にお住まいだと、中学受験が気になっている方も少なくないでしょう。
中学受験者数は年々増えており、受験者数は約6万5,600人、受験率は約22.7%と過去最高を記録しました。
少子化の影響で、受験者数は前年に比べて約900人減ったものの、中学受験熱は高い状況が続いているとわかります。
関東の英語教育トレンドとして1番おさえておきたいのが、中学受験の試験に英語を採用する学校が増えてきていることです。
社会のグローバル化が急速に進むなか、英語の活用はもはや必須のスキルとなりつつあります。
2020年に小学校の英語必修化がスタートして5年が経とうとしていますが、子どもたちにとって英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)は、この先、生きていくうえで大きなアドバンテージになるのは間違いありません。
私立中学校では、英語力をいかせる入試形態を導入する学校が増加しており、なかには外国語系の大学入試のように、英語一教科型や英語のスピーチ型といった試験を実施する学校もあります。
首都圏模試センターの調査によれば、2024年度入試では首都圏の私立・国立校の約40%で英語に関わる入試が実施されました。
英語を取り入れた入試形態は、注目を集めており、今後も増加していくことが予想されます。
関東の英語教員向けセミナー
関東の中学受験熱とともに注目したいのが、さいたま市が独自で取り組む英語教育「グローバル・スタディ」です。
埼玉県唯一の政令指定都市であるさいたま市では、2016年度からすべての市立小・中学校で「グローバル・スタディ」という独自の英語教育の実施を開始しました。
国に先駆けて行う「グローバル・スタディ」の推進は、着実に成果を出しており、中学生の英語力は2018年から全国1位をキープし続けています。
公立校は、文部科学省が定める学習指導要領に則って学校の教育方針を定めているため、私立校のようにネイティブ教員による指導やイマージョン教育といった発展した学習をすぐには望めません。
授業数や教員の配置で制約が多く、なかなか英語に特化した取り組みが進みにくいのが公立校の弱点ですが、さいたま市では指導体制を充実させるべく、専門の教員を大幅に増員しました。
子どもたちの英語力を上げるには、やはり指導する教員の指導力向上が欠かせないのでしょう。
英語教員がスキルアップを目指して、講習やセミナーに参加することは、子どもの英語学習支援に非常に有効です。
参考までに直近のイベントをご紹介します。
【実践英語教育セミナー】授業をアップデート!新課程に対応するためのヒント
|
小学校英語教育学会(JES)東京・神奈川合同支部セミナー
|
遠方で会場へ行けない方、忙しい方にはオンラインセミナーもあります。
【オンラインセミナー】英語学習のつまずきと教師の役割
|
対象は教員に限らず、「子どもに英語を教えたい」というすべての方々に向けたセミナーがたくさんあります。
オンライン対応のものも多数開催されていますので、気になる方はインターネットから検索してみると良いでしょう。
関東の子ども向け英語イベント
私立校や中高一貫校への受験は考えていないけれど、「子どもの英語力を伸ばしたい」と思っている保護者の方は多いですよね。
公立校に入学したからといって、英語の勉強ができないというわけではありません。
子どもの英語力アップの背景には、早期の親のはたらきかけがあるといって間違いないでしょう。
親子で同じ方向を向いて英語に触れ、楽しみながら学ぶというのは、中学受験や学習塾、英語教室にはない体験です。
子ども向けの英語イベントには以下のようなものがあります。
川崎こども英語村 非営利型NPO法人KIV こども国際村主催
|
TokyoEKA Kids Winter Event 2025
|
TokyoEKA Valentine’s Chocolate Event 2025
|
子ども向けの英語イベントで英語へ興味を持ったお子さんには、ぜひ継続的な学習を習慣づけたいものですね。
関東で人気のある英語の試験会場
5級から1級まで習熟度に応じて受験できる英検は、未就学児や小学校低学年のお子さんも多く受験することの多い試験です。
また、英検に並ぶ知名度を持つ英語資格TOEICを受験させるというご家庭も、なかにはあるかもしれません。
子どもの資格試験で気になるのが、試験会場ではないでしょうか。
受験者が我が子となれば、送迎の面でアクセスがよく、試験に集中できるきれいな会場で受けさせたい、親なら誰もが思っていますよね。
関東の英語試験会場となる施設は、高校や学習塾もありますが、全体的に見ると大学が多いです。
総じて公共交通機関でのアクセスが良く、試験に適した環境が整っていることが理由でしょう。
参考に、関東でTOEICの試験会場として人気のある大学を紹介します。
埼玉 | 埼玉大学 獨協大学 聖学院大学 埼玉工業大学 |
千葉 | 千葉大学 東京理科大学(野田キャンパス) 神田外語大学 千葉経済大学 |
東京 | 立教大学 青山学院大学 早稲田大学 上智大学 明治学院大学(白金キャンパス) |
神奈川 | 横浜国立大学 相模女子大学 関東学院大学(金沢八景キャンパス) 明治学院大学(横浜キャンパス) 青山学院大学(相模原キャンパス) |
受験者を大勢受け入れられる、学部・学科の多い大きな大学が人気です。
「どこで試験を受けるの?」と心配になったときは、お住まいの地域に上記の会場が該当するかどうか確認してみると良いでしょう。
まとめ
関東にお住まいの保護者の方に向けて、中学受験を中心とした英語教育の最新トレンドをはじめ、大人も子どもも参加できる英語イベント、気になる試験会場の情報をお伝えしました。
これからの未来を担う子どもたちには、英語力が欠かせません。
聞く、話す、読む、書くすべての技能が求められる英語力は、学習の継続があってこそ実現するものです。
学習を習慣化する方法としておすすめなのが、オンライン英会話です!
対面式の英会話教室や塾は、送迎やスケジュール管理が大変だという話はよく聞きます。
親の負担が重くて結局続けられなかったなんていう声も多いですよね。
学研が運営するKiminiオンライン英会話なら、自宅で英会話が学べるだけでなく、英検対策まで進められます。
Kiminiオンライン英会話でなく、もちろん学研教室で英語を学ぶというのも良いでしょう。
英語にプラスして他の科目を同時に習えるのも学研教室の強みといえます。
Kiminiオンライン英会話と学研教室で、英語学習の初めの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。