さて今回は、「種類」という意味を持つ英語をご紹介していきますよ!皆さんは「種類」と聞いてどんな英単語を思い浮かべるでしょうか。おそらく、中学で習ったものであるkindが思いついた方は多いのではないかなと思います。「kind of~」で「~の種類の」を意味するのだと教えてもらい、「親切な」という形容詞とはまた別の意味になることを学びました。今回は、それ以外でどのような英語があるのか、それぞれの意味の違いは何なのかについて解説します。
kind
先に、多くの方が既に知っているであろうkindから解説してしまいましょう。
kindの特徴は、大まかに分けて種類を作ること。例えばスカートなら、色や模様のあるなしはわからなくても、形だけで種類を分ける時などに使います。ざっくり分けるものがkindと覚えておきましょう。会話では、「What kind of ○○ do you like?」で、「どんな○○が好き?」という表現があります。
Did she say what kind of colour?
訳)彼女、どんな種類の色か言ってた?
I tried to ask her…
訳)聞こうとしたんだけど・・・
sort
sortも種類を表す英語ですが、kindとほぼ同じ単語だと思ってもらって差し支えないでしょう。ざっくりとした種類を表すため、あまり細かい種類にこだわらない場合に使えます。
I don’t like this sort of criticism.
訳)この種の批判って嫌いなんだよね。
Me neither.
訳)私も。
type
日本語にもなっているtypeですが、こちらは日本語として私たちが使うものと同じニュアンスと思ってもらって大丈夫です。「どんなタイプの男性が好き?」のタイプです。逆に、「どんな種類の男性が好き?」とは言わないのは不思議ですね。
Actually, he’s so not my type. I think I might really like him.
訳)実は彼ってタイプじゃないの。でも結構好きになっちゃったみたいで。
Do you know his phone number?
訳)彼の電話番号知ってるの?
class
種類とは、説明してみるといくつかのグループに分けることですよね。英語ではそのような意味合いが強いのか、こちらのclassでもグループ分けのニュアンスがあります。
私たちがよく知るところの学校の1組や2組といったクラス分けですね。他にも、日本語になっているのが飛行機のファーストクラス。このクラスにはグループ分けをしたという意味があるのです。
I’ve never flown first class. I wonder how it is like.
訳)ファーストクラスに乗ったことないんだ。どんな感じなんだろう。
It costs a lot. I don’t wanna pay for it.
訳)高いからね。私はそんなに払いたくないな。
variety
他にも、varietyという単語があります。日本語でもバラエティーが豊かだと言いますね。種類の中でも、異なる種類を指すのがvariety。1つではなく複数の種類を意味することが多いです。
What is that? What variety of animal? Have you ever seen it before?
訳)何だあれ。何の種類の動物?見たことある?
Wait, Google will soon tell us.
訳)ちょっと待って、Googleがすぐに教えてくれるから。
まとめ
「種類」を英語で調べてみると、たくさんの言い回しがあることがわかりました。特に私たちにも馴染みがあったり、普通に使っているものがあったので、「タイプ」や「クラス」は積極的に使っていきましょう!
イギリスをこよなく愛するイギリスマニア。ハリー・ポッターがきっかけでイギリスに興味を持ち、高校生の時に友達2人でオックスフォードへ語学留学。帰国後、懲りずに大学でエディンバラ大学へ交換留学。すべての費用はアルバイト代でまかない現地で大放出。イギリス英語を独学で学び、発音もスペルも高校時代からイギリス流にしたことでテストで×をくらうもやっぱり懲りない。今もイギリスを推し続けている。