体が痛いとき、英語でどのような表現ができるか気になりませんか?
今回は、「痛み」を表す英語“soreness(ソアネス)”の意味や例文を紹介します!
また、soreness以外の「痛み」の表現や、「筋肉痛」の英語での言い方も解説するので、日常会話で使ってみてくださいね。
soreness(ソアネス)の意味・使い方
まずは、sorenessの基本的な意味と使い方を解説します。
sorenessの基本的な意味
soreness(ソアネス)には、基本的に以下の意味があります。
- 痛み・炎症(身体的な不快感)
- 感情的な傷つき・悔しさ(精神的な痛み)
- 軽度の痛みや不快感の強調
3番については、単なる痛みや不快感の強調を目的として使われます。
例えば、日常生活で感じるような、特に気になるわけではないけれど存在する痛みや不調に使われます。
体と心、両方の痛みを表現できるんですね。
sorenessの使い方
sorenessの使い方を、例文を用いてチェックしましょう。
まずは、「体の痛み・炎症」という意味で使う場合の例文です。
I feel soreness in my throat.
(喉に痛みを感じる。)
Cold compresses can help relieve the soreness in your joints.
(冷湿布は関節の痛みを和らげるのに役立つ。)
次に、「感情的な傷つき・悔しさ」という意味で使う場合の例文です。
There was some soreness after the argument.
(その口論の後、心が少し傷ついた。)
The soreness of rejection can last for a long time.
(拒絶された痛みは長く続くことがある。)
最後に、「軽度の痛みや不快感の強調」という意味で使う場合の例文です。
I woke up with a slight soreness in my neck.
(首に軽い痛みを感じて目が覚めた。)
She had soreness in her back after sitting for too long.
(長時間座っていた後、背中に痛みを感じた。)
「痛い」を表す色々な英語
最初に紹介したsoreness以外にも、「痛い」という英語表現はあります。
代表的な英単語と意味を確認しましょう。
- hurt(ハート)
- sore(ソア)
- painful(ペインフル)
- aching(エイキング)
単語によって、体の痛みに使えるもの、心の痛みに使えるもの、両方に使えるものがあります。
各単語の意味・例文を見ながら確認していきましょう。
hurtの意味
hurtは動詞・形容詞で、「(体の一部が)痛む」「(心が)傷つく」を表すことができます。
例文はこちらです。
I hurt my arm.
(腕を痛めた。)
My stomach hurts.
(お腹が痛い。)
精神的な痛み(心が傷つく)の場合の例文はこちらです。
My heart hurts.
(心が痛い。)
soreの意味
soreは形容詞でsorenessと同じ語幹を持つ単語です。
意味は「炎症などでヒリヒリ痛い」「筋肉痛などの痛み」などです。
例文はこちらです。
I have a sore throat.
(喉が痛い。)
I can’t touch my shoulder because it’s still sore from the workout.
(トレーニングで肩が痛いので、触れない。)
皮膚や粘膜の痛みにも使えます。
My eyes are sore from staring at the screen.
(画面を見すぎて目が痛い。)
painfulの意味
painfulは形容詞で、「痛みを伴う」「痛い」という意味の英単語です。
精神的な痛み(つらい経験)にも使えます。
例文はこちらです。
It was a painful experience.
(それはつらい経験だった。)
My arm is really painful.
(腕がとても痛い。)
achingの意味
achingは形容詞で、「ズキズキする痛み」を意味します。
例文はこちらです。
My legs are aching from standing too long.
(長時間立っていて足が痛い。)
I have an aching back.
(背中がズキズキする。)
なお、名詞の”ache”を使うと、以下のように特定の部位の痛みを表す表現が作れます。
- I have a headache.(頭が痛い。)
- I have a toothache.(歯が痛い。)
使い分けは?
紹介したように「痛い」「痛み」の英語表現はたくさんありますが、一般的な痛みは”hurt”で表すことができます。
また、炎症や刺激による「ヒリヒリ・ズキズキ」とした痛みを表す場合は”sore”が使えます。
持続的なズキズキする痛みには、”aching”が適しており、激しく強い痛みには”painful”を使うといいでしょう。
「筋肉痛」を英語で何て言う?
「筋肉痛」はよくある痛みですが、英語で何て言うか知っていますか?
ここでは、「筋肉」や「筋肉痛」の英語表現を紹介します。
「筋肉」を表す英語
まず「筋肉」は英語で”muscle(マッスル)”と言います。
これはカタカナ語にもなっているからわかりやすいですね。
なお「筋肉を鍛える」は英語で”strengthen muscles”や”build muscle”と言います!
「筋肉痛」を英語で表現するには?
「筋肉痛」を英語で表現する方法はいくつかありますが、”muscle soreness”や”muscle pain”が一般的です。
これらを含む、よく使う表現は以下のものです。
- I have muscle soreness.(筋肉痛がある。)
- I have sore muscles.(筋肉が痛い。)
- My muscles are sore.(筋肉が痛い。)
- I’m experiencing muscle pain.(筋肉痛を感じている。)
また、”DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)”という専門用語もあり、これは「遅発性筋肉痛(運動後1〜2日後にくる筋肉痛)」 を指します。
運動初心者や激しい運動後に多く見られる筋肉痛です。
以下のような形で使います。
I have DOMS in my legs after the long run.
(長距離走の後、足に遅発性筋肉痛が出てきた。)
まとめ
今回は、痛みを表す”soreness”の詳しい意味や例文、その他の「痛み」の英語表現を紹介しました。
習ったことを振り返ってみましょう!
- sorenessの意味は、「痛み・炎症」「感情的な傷つき・悔しさ」
- hurt、sore、painful、achingでも「痛い」を表現可能
- 「筋肉」は英語で”muscle”
- 「筋肉痛」は英語で”muscle soreness”や”muscle pain”
覚えきれなかった表現があれば何回も復習して、記憶に定着させてくださいね。
英会話の中で使ってみるのも効果的です!