英語の分詞構文は、主に高校英語で習う英語構文や英文法要素です。

分詞構文を使うことで、英語の文章が自然に、流れるように読めたり、英会話をスムーズに交わすことができるようになります。

英語を使う外国人が分詞構文を使ってスムーズに会話をする一方で、私たち英語を学ぶ側は、分詞構文の意味や用法の多さに戸惑ってしまうことも多いです。

実際に、英語の長文問題で現在分詞(‐ing)や過去分詞(-ed)を見た時に、「どの用法で訳したら良いか迷う!」という場面もあるでしょう。

この記事では、そんな「分詞構文」について、わかりやすく解説していきます。

分詞構文とは?長文で使われる6つの用法

分詞構文とは?長文で使われる6つの用法

分詞構文とは、現在分詞(‐ing)や過去分詞(-ed)などの分詞句を使って、文章に説明を加えることができる英語の構文のことを言います。

文字でお伝えしても分かりづらいので、例文を見ながらお伝えしますね。

【例文】

  1. Feeling tired, she went to bed early.
    彼女は疲れていたので、早く寝ました。
  2. Seen from the hill, the city looks beautiful.
    丘から見ると、街が美しく見える。
  3. Walking down the street, I met an old friend.
    通りを歩いていると、古い友人に会った。

1.の例文を見ると、メインの文章(主節)は”she went to bed early”(彼女は早く寝た)ですよね。そこに現在分詞(-ing)の”feeling”から始まる分詞構文”feeling tired”(疲れていたので)が加わり、メインの文章(主節)に「理由」を付け加えていますね。

2.の例文も、「街が美しく見える」(the city looks beautiful)がメインの文章で、過去分詞の”seen”から始まる”Seen from the hill”(丘から見ると)という「状況」を表現しています。

3.の例文は、メインの文章(主節)”I met an old friend”(古い友人に会った)に、現在分詞(-ing)の”Walking down the street”(通りを歩いていると)という「状況」を説明していますね。

以上のように、分詞構文はメインの文章(主節)に、状況や状態の説明を加えて話すときにとても役立つ表現です。

そんな分詞構文には、以下の6つの意味・用法があります。

  1. when(〜するとき)
  2. because(〜なので・〜だから)
  3. if(もし〜なら・〜すれば)
  4. result of(〜の結果)
  5. with(〜しながら)
  6. although / though(〜だけれど)

順番に見ていきましょう。

when(〜するとき)

分詞構文は”when”(〜するとき)の意味で使われることがあります。

例えば、上述した”Walking down the street, I met an old friend.”(通りを歩いていると、古い友人に会った。)という例文であれば、現在分詞の”Walking down the street”の部分は、”when I was walking down the street.”(通りを歩いていた時)を分詞構文で言い換えた表現だと言えますね。

【例文】

  • Walking in the park, I saw a beautiful bird.
    公園を歩いているときに、キレイな鳥を見た。
  • Reading a book, she forgot about the time.
    本を読んでいる間(時)、彼女は時間を忘れていた。

because(〜なので・〜だから)

分詞構文は”because”の意味で使われることもあります。

例えば、上述した”Feeling tired, she went to bed early.”(彼女は疲れていたので、早く寝ました。)という例文であれば、現在分詞の”Feeling tired”の部分が”because she felt tired” を分詞構文で言い換えた表現になっています。

【例文】

  • Feeling cold, she put on a jacket.
    寒かったので、彼女はジャケットを着た。
  • Being busy, he couldn’t join the meeting.
    忙しかったので、彼は会議に参加できなかった。

if(もし〜なら・〜すれば)

分詞構文は”if”の意味で使われることもあります。

”if”の意味で使う時は「もし〜なら」や「〜すれば」という意味で使われますね。

例えば、上述した”Seen from the hill, the city looks beautiful.”(丘から見ると、街が美しく見える。)という例文であれば、過去分詞の”Seen from the hill”の部分が”If it is seen from the hill”を分詞構文で言い換えた表現になっていますね。

仮定の話や条件がついた時に使われるイメージですね。

【例文】

  • Used properly, this tool can be very effective.
    適切に使えば、この道具はとても効果的だ。
  • Given more time, he could finish the project.
    もっと時間があれば、彼はそのプロジェクトを終えられただろう。

result of(結果)

”result of”の意味で分詞構文が使われることもあります。

分詞構文が”result of”の意味で使われる時は、「〜の結果、〇〇になった」という文章になるイメージですね。

例えば”He missed the train, arriving late at the meeting.”(彼は電車に乗り遅れ、会議に遅刻した。)という例文では、現在分詞の”arriving late”の部分が「遅刻した」という「結果」を表現しています。

【例文】

  • He slipped on the ice, breaking his arm.
    彼は氷の上で滑った結果、腕を折った。
  • The car broke down, delaying their trip.
    車が故障した結果、彼らの旅行は遅れた。

with(〜しながら)

分詞構文は、「付帯状況」の”with”の意味で使われることもあります。

「付帯状況」は、「〜しながら」という意味で、何かを同時に行ったり、何かをすると同時に別のことが起こる時に使われます。

例えば、She stood there, crying silently.(彼女はそこに立って、静かに泣いていた。)という例文であれば、「立つ」という動作と「泣く」という動作を同時に行っていることがわかりますね。

【例文】

  • She sat on the bench, reading a book.
    彼女はベンチに座って、本を読んでいた。
  • He left the house, carrying a heavy bag.
    彼は重いカバンを持って家を出た。

although / though(〜だけれど・〜なのに)

分詞構文を「〜だけれど」という”although”や”though”の意味で使うときもあります。

「買い物に行ってきたよ。ちょっとだけだけどね」といった感じで使われるのが”although”や”though”ですね。

【例文】

  • Being tired, he continued working late at night.
    疲れていたけれど、彼は夜遅くまで働き続けた。
  • Feeling nervous, she gave a great presentation.
    緊張していたのに、彼女は素晴らしいプレゼンをした。

まとめ

まとめ

この記事では、英語の文章をスムーズにわかりやすく表す「分詞構文」について、以下の点からお伝えしました。

  • 分詞構文は、現在分詞(-ing)や過去分詞(‐edなど)を使って、文章を繋いだり説明を加えたりできる文法要素
  • 分詞構文には、whenやbecause、ifなどの代わりを果たす役割がある
  • 分詞構文を使うことで、英語の文章をよりスムーズに表現できる

この記事でお伝えした内容が、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。