「旅行の計画を立てるってワクワクするね」「週末、久しぶりの友達と会うからワクワク!」
楽しいことが待っている感覚って大切ですね。仕事や家事などのルーティンをこなすのも気分が違ってくるというものです。
ところで、ワクワクする気持ちを表すときに英語でも表現できたら嬉しくないでしょうか?!
この記事ではオノマトペ「ワクワク」の英語表現について解説します。excitedに始まり、他の2フレーズも紹介しますので、感情を表せるようになってネイティブの英語に近づきましょう。
オノマトペ「ワクワク」の意味と由来

そもそもオノマトペとは、様々な音を文字にした語句のことです。英語ではonomatopoeiaになり、辞書で調べると「擬声語・擬音語」であることが分かります。例えば、ワンワンやニャーといった動物の擬声語、しとしとじめじめといった気候に関する擬音語など、オノマトペで表現できるものがたくさんあります。
そして、本記事で取り上げる「ワクワク」もオノマトペのひとつです。
「ワクワク」するという意味
皆さんも普段の生活で、冒頭の文章のようなとき「ワクワク」という言葉を使うことがあるでしょう。ワクワクするときは、これから何か楽しいこと、嬉しいことが起こることを期待して心がはずむ気持ちです。ワクワクの由来ですが、水が地中から出てくる様や物事が急に現れる様を意味する「湧く(わく)」から生まれたと言われています。
日本語の使い方としては「胸がワクワクする」や「心がワクワクしている」などになり、こんなときには自然と笑顔になって良いオーラを醸しだしているでしょう。したがって、ワクワクは完全にポジティブなことを表すオノマトペです。
excitedで「ワクワク」を表現
日本語のオノマトペにぴたりと合う英語のオノマトペがあるかと言えば、そうではありません。例えば、牛の鳴き声といえば日本語では「モー」で表されますが、英語になると「ムー」になります。そこで、限りなく近い表現で日英のオノマトペを結びつける必要があります。
そこでexcitedが登場します。ワクワクする気持ちをexcitedでどう表現するか解説しましょう。
「ワクワク」の英語にはexcited
excitedは形容詞で「興奮した」の意味を持っている単語です。関連用語にexciteという動詞があり、カタカナでエキサイトという言葉を使うことがあるように「興奮させる・血を騒がせる」などの意味になります。
excitedによって、ワクワクする楽しい興奮を表すことができます。たんなる嬉しい気持ちというよりも、内面的な高揚感があるような心の状態をうまく表現します。英会話でexcitedを使えば、話し相手に自分がとってもワクワクしていることを伝えることができますし、相手からexcitedという言葉を聞けば、それはその人が来る何かのイベントにとっても心弾んでいることを感じられるのです。
excitedを使った例文

ここまでで、オノマトペ「ワクワク」をexcitedで表せることが分かりました。そこで、実際の使い方をどうするのか、例文でみていきましょう。
excitedの使い方
excitedは形容詞ですので、英文を作る際には主語とbe動詞を組み合わせて使用します。
自分がワクワクしているときには”I’m excited!”、自分から見て相手がワクワクドキドキして見えるときには”You’re excited.”のようにします。
excitedの例文紹介
ここで、冒頭の日本語文を英語にしてみましょう。
訳)旅行の計画を立てるのってワクワクするわ!
訳)今週末、長い間会っていなかった友達に会えるからワクワクだ!
このように、会話でexcitedを使えるようになると自分の気持ちを伝えられますので大変おすすめです。
excitedをさらに強調する方法
ワクワクしすぎれば興奮して夜も眠れなかったり、楽しみすぎて目覚まし無しで早起きした、というような変化も生まれることがあります。
ここでは、excitedを強調する方法を紹介します。
訳)なんだかハッピーに見えるけど、何か楽しみにしていることがあるの?
訳)うん、明日は妹の生まれたばかりの赤ちゃんに会えるのでとってもワクワクしているの。
この例文のように、ワクワク感が止まらないような気持ちを強調したい場合、副詞soを使うことでそのニュアンスを相手に伝えることができます。他にも強調の副詞としてvery/really/quiteなどを使うこともできます。
訳)彼は友人たちに自分の結婚について発表することに、本当にワクワクしていました。
強調の副詞+excitedのパターンにすることで、ワクワクした気持ちを強調しています。この例文のように主語や時制を変え、様々なワクワク感を表現することができます。
I’m excitedはネイティブに本当によく使われるフレーズです。この機会にぜひ覚えましょう。
置き換えの英語表現thrilled
excitedを代表に、他にもワクワクを表現する英語表現があります。ここでは、まずthrilledという表現について紹介しましょう。
thrilled
thrilledもネイティブがよく使う表現です。thrilledはやはり形容詞で、カタカナ語の発音はスリルドのようにします。興奮した、ワクワクした、感動したというポジティブな意味を持ちます。excitedと同様、I’m thrilledなどのパターンで用いられます。日常会話だけでなく、フォーマルな場面でも使用することができます。
訳)彼女の友達が彼のためにサプライズパーティを計画していることを知って、私は感動しました。
感動したということは、それを聞いてワクワクしたという言い換えもできます。
after 2 years in London.
訳)両親は、私がロンドンで2年間過ごした後、日本に戻ってくることをとても喜んでいます。
娘の久しぶりの帰国に家族がワクワクして待っていることをthrilledが表しています。
置き換えの英語表現can’t wait

最後に、もう1フレーズ、こちらも日常会話でよく使われる表現を紹介しましょう。それが“can’t wait”です。
can’t wait
ワクワクして待ちきれない!という感情を示すときにピッタリなのがcan’t waitというフレーズです。何かをとても楽しみにしていて、待ち遠しい、待ちきれないといった感情を伝えることができます。
訳)SPINNが日本に来るって聞いた?
訳)知ってる、待ちきれないよ!
ちなみに、SPINNとはイギリス・リヴァプール出身のインディーポップバンドです。2025年3月、約6年半ぶりとなるSPINNの来日ツアーがあります。SPINNでなくても、皆さんが大好きなミュージシャンやアーティストのコンサートなどのチケット取れば、その日まで、もはやcan’t wait!ですね。
まとめ
本記事では、オノマトペ「ワクワク」の英語表現に当たるexcitedに加え、thrilledとcan’t waitを合わせて紹介しました。ぜひ、英語のコミュニケーションに使えるようにしましょう。
皆さんがexcitedを使いこなし、自分のワクワク感を話し相手に伝えられるようになる姿を想像すると筆者もワクワクします!
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