英語で「面積」に関する文章は言える？

さて、今日は面積についての文章を作る時、英語ではどうすればいいのかについて解説していきます。まず知らなければいけないのはなんといっても単語！面積を表す単位は、英語でどう言うのかを暗記しないと文章は作れませんからね。日本では、部屋の大きさを畳の数で数えて「帖」と言ったり、土地の面積を「坪」と言ったり、日本ならではの数え方もあるので、それを英語圏の面積の単位に置き換える練習をするのもおすすめですよ！

「面積」は英語で何と言う？

まず、英語で「面積」は何と言うのか知っておきましょう。答えはAreaです。日本語でもエリアと言うのでこれは覚えやすいですね。

Areaが最も一般的ですが、他にも「square measure」や「space」、「size」なども使えます。一応これらの別の表現もあるんだなあ、くらいに覚えておいてくださいね。

「〇〇面積」と言いたい時に使う英語

では、面積は面積でも、「○○面積」と言いたい時に使う英語はどうなっているのでしょうか。以下でこれらの表現も先に学んでおきましょう。

延床面積はtotal floor area

延床面積は家を建てる時などによく使いますね。これは日本語の意味を理解し、英語に直していくとTotal floor areaとなります。むしろ英語の方が意味を理解しやすいかも・・・？「トータルな床面積」ですからね。

不動産会社にお世話になる時など、これらの単語は知っておいた方が良いです。もし海外に住むならその最初の一歩として早い段階で住むところを見つけておかなければならないですよね。日本に居ながら海外の住居を探すこともあるため、ネットでスムーズに情報収集できるようにもしておきたいところです。

ちなみに、Total floor areaのArea部分は「space」で代用できますよ。

表面積はsurface area

表面積は、英語でSurface areaと言います。Surfaceは「表面」という意味なので、これも単語さえ知っていれば見たままの意味になりますね。

表面積は、実生活よりも数学でよく出てきた単語だという印象が強い人も多いので、少なくとも学校に通っている中学生くらいなら、英語圏の子どもたちが皆知っている単語になりますよ。

国土面積はnational land area

少し規模を大きくして国土面積について英語で言いたいなら、National land areaとなります。直訳すると、「国際土地面積」ですかね。

「日本の国土面積」と言いたい時には「Japan’s land area」と言えば伝わるので、National land areaのNationalの部分を他の国に言い換えられることも覚えておきましょう。

「面積」に関する英語のフレーズ

では、面積に関する英語のフレーズをご紹介するので、少し暗記してみましょうか。例えば、何かの面積がどれくらいか聞きたい場合には、以下のようなフレーズが一般的です。

意外と簡単でびっくりしましたか？日常会話では、わざわざ「こちらの面積はどれくらいですか？」と「面積」という言葉を積極的に用いなくても、「これはどれくらいの大きさですか？」や「どれくらいの広さですか？」と聞いた方が馴染みがありませんか？ですから、よく使うのはBigやSizeといった、私たちも慣れている英単語になります。

もう少しフォーマルに面積をききたいなと思うなら、以下のようなフレーズも使えますよ？

これはもう直訳そのまま、「面積はどれくらいですか？」ですね。直接「面積」という英語、Areaを使っているので、少しかしこまっているような印象です。

また、同じくAreaを使う質問で言うとこんなものもあります。

これ、どんな訳になるか予想できますか？答えは、「以下の図の面積を求めなさい」です。数学の問題演習やテストなどで嫌というほど見た言葉ですが、英語になるとこんな感じ。英語に慣れていないとちょっと意味を理解するのが難しいかもしれませんね。

英語圏の面積の単位

日本独特の面積の単位には「帖」や「坪」があると言いましたが、私たちが日常で使っているのは平方メートルですよね。しかし、アメリカでは平方フィートなどが出てきます。これらはどのように英語で表すのでしょうか。

平方メートル

平方メートルは海外でも使うのですが、これは英語でSquare metreと言います。もちろん単位の記号はm²でOK。(アメリカ英語ではMetreはMeter）

こちらは少し省略して、「sqm」、「sq m」と表すこともあります。これだけ見ると何のことはわからないので、覚えておく必要がありそうですよね。

平方フィート

英語圏でよく使う平方フィートは、Square feetと言います。平方メートルとセットで覚えれば簡単ですね。単位はft²のように書きます。また、こちらも省略して「sqf」、「sq ft」と表記されることがあります。

普段私たちは使わないので具体的な大きさがわかりませんが、100ft²が約9.3m²だと覚えておくと良いでしょう。使わない単位はどれもあまりピンと来ないものですが、これは小学生の時に習ったヘクタールやアールもそうでしょう。フィールドワークなどで実際にその大きさを体感できれば良いのですが、それが難しいと本物の学習にはなりそうにもありませんね。ただの知識止まりです。

まとめ

「面積」に関する英語を学んでみましたが、難しかったでしょうか。とりあえず、日常生活で面積を知りたいことがあるなら、「大きさ」や「サイズ」に置き換えて聞けば堅苦しい聞き方にはなりません。How big is it?などをフレーズとして暗記しておけば大丈夫ですね。もう少しフォーマルに聞きたいなら、英語で「面積」を意味するAreaを使います。回答として返ってきたサイズをきちんと理解できるようにするため、平方フィートの大きさはざっくりと理解しておきましょう。

CEDRIC

イギリスをこよなく愛するイギリスマニア。ハリー・ポッターがきっかけでイギリスに興味を持ち、高校生の時に友達2人でオックスフォードへ語学留学。帰国後、懲りずに大学でエディンバラ大学へ交換留学。すべての費用はアルバイト代でまかない現地で大放出。イギリス英語を独学で学び、発音もスペルも高校時代からイギリス流にしたことでテストで×をくらうもやっぱり懲りない。今もイギリスを推し続けている。