日本では、3月といえば「別れ」と「新しい始まり」が同時に訪れる特別な月です。小学校・中学校・高校では卒業式が行われ、生徒たちは次のステージへ進みます。実は、この文化は海外では少し珍しく、英語で説明できるととても役立ちます。ここでは、日本の卒業式と3月の学校文化を英語でどう説明するかを学んでいきましょう。

日本の卒業式はいつ、どんな意味がある?

日本の卒業式はいつ、どんな意味がある?

日本の学校では、卒業式は3月に行われます。これは日本の学校年度が4月から始まるためです。一方、海外の卒業式、例えばアメリカの卒業式は、5-7月に行われるのが一般的です。以下は、卒業式に関連した英単語です。

使える英単語・フレーズ

  • graduation ceremony(卒業式)

  • school year(学年・年度)

  • mark the end of ~(~の終わりを示す)

例文

  • In Japan, graduation ceremonies are held in March.
    (日本では卒業式は3月に行われます)

  • The ceremony marks the end of the school year.
    (その式は学年の終わりを意味します)

卒業式は、どの国にとっても勉強だけでなく友情や成長を振り返る大切な行事です。

卒業式の内容を英語で説明してみよう

日本の卒業式では、いくつか共通した流れがあります。例えば、卒業証書を受け取ったり、生徒代表がスピーチをしたり、生徒全員で歌を歌ったりします。なかでも、生徒全員で卒業をテーマにした歌を歌うのは日本の独特な風習で、海外の方からも驚かれます。

使える英単語・フレーズ

  • receive a diploma(卒業証書を受け取る)

  • give a speech(スピーチをする)

  • sing a song together(みんなで歌を歌う)

例文

Aさん
Students receive their diplomas from the principal. And Some students give farewell speeches.
訳)生徒は校長先生から卒業証書を受け取ります。そして、何人かの生徒がお別れのスピーチをします。

Bさん
How is the atmosphere at the ceremony?
訳)式典の雰囲気はどんな感じですか?

Aさん
The ceremony is usually very quiet and emotional.
訳)式はとても静かで、感動的な雰囲気になることが多いです。

Bさん
I heard that students sing a graduation song, is that true?
訳)生徒は卒業曲を歌うって聞いたんだけど、それって本当ですか?

Aさん
Yes! At graduation ceremonies, students sing the national anthem, and they also sing songs that match the theme of graduation.
訳)卒業式では、国歌と卒業にちなんだ歌を歌います。

 「制服」と「桜」は3月ならではの日本文化

日本の学校の多くの生徒は制服を着て卒業式に出席します。欧米では一部の学校で制服を着用しますが、日本の制服ほどは一般的には着られません。また、3月は桜が咲き始める季節でもあります。桜は日本特有の春を表す木で、多くの海外の方が現在注目しています。

使える英単語・フレーズ

  • school uniform(学校の制服)

  • cherry blossoms(桜)

  • symbolize(象徴する)

例文

Aさん
Students usually wear school uniforms at graduation ceremonies.
訳)生徒は、たいてい制服を着て卒業式にし出席します。

また、桜はその散る姿から別れの儚さを表現することもある、と教えると外国人は関心すると思います。

Aさん
Why do people in Japan like cherry blossoms?
訳)なんで、日本人は桜が好きなのですか?

Bさん
Because cherry blossoms are considered a symbol of the sadness of parting and the transience of life, as their petals fall so quickly.
なぜなら、桜はその花びらがすぐに散ることから、別れの悲しさや人生の儚さを象徴しているからです。

桜と卒業式は、日本人の心に深く結びついています。ぜひ、このように桜の魅力を伝えられたらよいですね。

 3月は「別れの季節」でもある

 3月は「別れの季節」でもある

3月は生徒だけでなく、社会人にとっても特別な時期です。異動や退職で仕事の変化が生じる方も多くいます。欧米では社会人の異動や退職はそれぞれ個人で異なるため、社会人でもこのような慣習があることは外国人にとってとても興味深いものとされています。

使える英単語・フレーズ

  • move to (be transferred to) another department (違う部署に異動する)

  • receive an official notice of transfer / be given a transfer order (辞令を受ける)

  • change (switch) jobs (転職する)

※ 英語圏には日本の「辞令」と完全に一致する制度がないため、
多くの場合は transfer / assignment / official notice など表します。

例文

Aさん
Do many people in this department move to other departments in March?
訳)3月は、多くの個々の部署の人が他の部署に異動するのですか?
Bさん
Yes, many employees will be given a transfer order during March and are transferred officially in April.
訳)はい、多くの労働者が3月に移動辞令を受け取って、4月に正式に異動します。

Aさん
How about changing jobs?
訳)転職はどうなの?

Bさん
These days, people can change jobs at any time of the year, but some companies prefer employees to start in April or September.
訳)最近では、人々は年中好きな時に転職できますが、一部の会社は4月か9月に入社してもらうことを好みます。

駐在員の方も、アメリカで働いていても本帰国の時期は3月や9月になることが多いです。そんな時に、本帰国が決まったら以下のように表現できます。

Aさん
In Japan, the business year starts in April and September, so we have to go back to Japan for good in April.
訳)日本では、4月と9月に年度が始まるので、私たちは4月に日本に本帰国しなきゃいけないんだ。

※本帰国は go back to Japan for good と表現します。

おわりに

日本の卒業式と3月の学校生活は、別れと出会いの感情に満ち溢れてています。特に、制服を着る文化や卒業ソングを歌う風習、桜を卒業式に結びつけることなど、外国人には特殊な慣習も多くあります。今回紹介した単語や例文を使えば、これらの情報を十分に伝えられます。ぜひ参考にしてみてください。