今回は「依頼する時に使えるフレーズ」をテーマにさまざまな英語を紹介します。
プライベートでもビジネスシーンでも、さまざまな場所で「依頼」することありますよね。
ただ、それぞれの場面に合わせた英語表現があります。
目上の人へ依頼するときの表現や頼みにくい時の依頼方法など、英語にもさまざまな表現があるので、ぜひ参考にしてください。
依頼するときのさまざまな英語表現を紹介!
日本語でもだれかに何かをお願いするときはいろいろな言葉を使って依頼しますよね。
「~をお願いします。」「~をお願いしてもよろしいでしょうか。」など、依頼する相手によって言い方を変えることも少なくありません。
英語でも同様に依頼する場面や相手によって表現を変えるのが一般的です。
では、具体的にどのような表現があるのかみていきましょう。
日常会話で使える依頼するときの英語
まずは日常会話で使える依頼するときの英語をみていきましょう。
普段の会話であれば、とくにかしこまった表現を使用する必要はありません。
友人や家族に対して何かをお願いするときはラフな感じで依頼するとよいでしょう。
Will you~?を使う
普段の会話ではWill you~?を使うことが多いです。
Will you pass me the pepper, please?
コショウを取ってもらえますか。
Will you give me a cup of coffee?
コーヒーを一杯ください。
Will you~?はどのようなシーンでも使える便利なフレーズなので覚えておくと便利です。
Can you~?を使う
Will you~?のほかにCan you~?を使うことも多いです。
Can you tell me how to open the window?
窓の開け方を教えてください。
Can you help me summarize the report, please?
レポートのまとめ作業を手伝ってくれませんか。
Will you~?, Can you~?いずれも最後にpleaseをつけることで、より丁寧な表現になります。
ビジネスシーンで使える依頼するときの英語
普段の会話ではWill you~?, Can you~?を使えば基本的に問題ありません。
ただ、ビジネスシーンでは依頼する相手が異なるので、それに応じて英語表現を変える必要があるでしょう。
とくに相手によっては丁寧な英語表現を使用しなければならないでしょう。
ここでは一例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- Could you~?
- Would you~?
Could you~?, Would you~?を使うことで、Will you~?, Can you~?よりも丁寧な表現になります。
Could you send me some photos?
写真を数枚送っていただけますか。
Would you bring us your product sample?
サンプル品を持ってきていただけますか。
さまざまなシーンで使える依頼するときの丁寧な英語
Could you~?やWould you~?の使えば丁寧な表現になります。
このほか、英語には依頼するときの前置きの文章表現があるので、ぜひ覚えておきましょう。
Would you do me a favor?
お願いがあるのですが・・・
Could I ask you a favor?
お願いさせていただいてもよろしいでしょうか。
I have a favor to ask of you.
お願いごとがあります。
頼みにくい時に使える英語表現は?
一般的にはcan, will, could, wouldを使って依頼するときの文章をつくれます。
ただ、場合によっては頼みにくい依頼もありますよね。
そのような場合は少し英語表現を変えたほうがよいでしょう。
I am sorry but I really appreciate if you could~.
大変申し訳ないのですが、もし~をしていただけると助かります。
I was wondering if you could~.
もし可能であれば、~していただければと思います。
依頼された時はなんて答え方は?
これまで依頼するときの英語を紹介しました。
では、逆にどうやって返答すればよいのかみていきましょう。
データをメールで送ってくれませんか。
はい。いいですよ。
少しお待ちいただけますか。
はい。もちろんです。
※Would you mind~で尋ねられた場合、Yesで答えると「いいえ」の意味に、Noで答えると「はい」の意味になります。
少しわかりにくい表現ですが、日本語に直訳するとイメージしやすいでしょう。
数分待つことを気にしますか。
はい。待つことを気にします。(なので待てません。)
いいえ。待つことは気にしません。(なので待ちます。)
実際に使える英語例文集
これまで依頼するときに使用できる英語を紹介しました。
ここでは、実際に使える英語例文集を紹介するのでぜひ参考にしてください。
すぐにお返事をいただけますか。
はい。5分以内にお返事させていただきます。
私たちの提案をご検討いただけませんか。
はい。検討させていただきます。
メールでサンプルをいくつか送ってくれませんか。
わかりました。今日送りますね。
お願いがあるのですが、帰り道にお菓子を買いに行ってくれませんか。
はい。なにがよいですか。
もう少し詳細に製品情報の説明をしてくださると助かります。
わかりました。少しお時間いただけますか。
まとめ
今回は「依頼するときに使える英語」をテーマにさまざまな英語表現を紹介しました。
英語にも日本語と同様に丁寧な依頼の仕方があります。
普段の会話だけでなくビジネスシーンなど、依頼する場面や相手によって使い分けられるとよいですね。
基本的にはcan, will, could, wouldを使用すれば依頼の文章をつくることが可能です。
ただ、組み合わせ方によって丁寧さが変わるので、たくさん使って慣れていきましょう。
今回は実際に使える英語例文集も紹介したので、ぜひ英語学習の役に立ててください。