“Life goes on”という英語フレーズは、映画や歌のタイトルや歌詞で見かけたことがある人が多いかと思います。その本当の意味や使い方は皆さんはご存知でしょうか?今回は、そんな”Life goes on”について学んでいきます。

“Life goes on”はどういう意味?

"Life goes on"はどういう意味?

“Life goes on”は、直訳すると「人生は続いていく」という意味のフレーズです。ただ、どんな場合でも使えるわけではないので、場面に分けて考えて使えると良いでしょう。使い方としては、自分自身に対してつかう場面と、相手を励ますときに使う場面とにわけられます。

また、励ましの言葉として使われる場合の他にも、諦め、諦念の気持ちを表す場合にも”Life goes on”は使われます。

例えば、日本語にするならば、

「それでも時は過ぎていく」

「時間が解決するよ」

「生きていたらいいこともあるよ」

「それでも生きていかなきゃいけないんだ」

といった深いいみが込められています。

“Life goes on”を自分自身に使う場合と例文

自分自身、ある事に対して一生懸命取り組んでも思ったような結果がえられなくてがっくりしているとき、「それでも明日はやってくる」という意味で”Life goes on”を自身に向けて投げかけます。「頑張っていかねば」「くよくよせずに前を向いてやっていかねば」というニュアンスが込められています。

Aさん
I heard about the result. I’m so sorry about that.
訳)結果について聞いたよ。残念だったね。
Bさん
I did what I could do, but yeah, life goes on. I will start practicing again tomorrow.
訳)出来ることをやったんだけどね、頑張っていかねば。明日から練習再開するよ。

もう過ぎてしまったことだから、前を向いていくしかないと自分に言い聞かせるときにも使います。

Aさん
My dad passed away last month and I miss him so much now. But life goes on. All I can do now is to look forward and concentrate on my show.
訳)私の父が先月亡くなってしまい、今とても悲しいんです。でももう過ぎてしまったのでがんばっていかないと。今私が出来ることは前を向いてショーに集中することです。

“Life goes on”を他人・相手に使う場合と例文

相手にがっかりすることがあったときや、思った結果が得られなかった場合に”Life goes on”と声を掛けることで「それでもしっかり前を向いてやっていかないとね」「しょうがないね」「がんばってね」というニュアンスの気持ちを届けることができます。

Aさん
I know it’s a tough time right now, but life goes on. Everything will be alright.
訳)いまは大変な時期なのは分かるよ、でもしっかり前をむいてやっていかないとね。すべては良くなるから。

相手の背中を押したり励ましたりするために使います。

Aさん
I’m a little bit disappointed with your result today. But life goes on. Keep up with the good work!
訳)今日の君の結果には少しがっかりだったよ。でも仕方ない。これからも頑張ってね。

※keep up with the good work : 良い仕事を続けてね、つまりこの調子で頑張れ、という意味。

”Still life goes on”

“still”は「まだ」「それでも」という意味です。”Still life goes on.”ということで「それでも人生は続いていく」「それでも世界は回る」という意味です。

色んなことが人生にはあるけど、それでも人生は続いていくんだ、というニュアンスのフレーズです。

Aさん
I had a terrible traffic accident and lost my job, but still life goes on. I need to find a way to earn money.
訳)私は交通事故あい仕事も無くしたけど、それでも人生は続いていくんだ。お金を稼ぐ方法を見つけなければいけない。

“Life goes on”の類語

"Life goes on"の類語

ここでは、”Life goes on”の類語を見ていきます。知っていると相手に励まされたときによく分かるだけでなく、自分も相手を励ますことができます。ぜひ参考にしてみて下さい。

Things happen”

“Things happen”は、直訳すると「色々なことが起こる」という意味です。意訳すると「色々おこるよね」「いろんなことが人生にはあるよね」という意味です。

不快なことや嫌なことが発生した時に、「そうだよね、そういうことも起こるよね」「そんなことも起こることもあるよね」と言いたいときに使います。

Aさん
I just found out that my daughter have a cavity. She just got over flu last week and now she has a cavity. This is a lot!
訳)さっき私の娘に虫歯があるのを見つけちゃったのよ。先週インフルエンザから治ったとおもったのに今は虫歯なんて。もういっぱいいっぱい!
Bさん
Well, things happen. Relax. Don’t blame it on you and your daughter.
訳)いろんなことが起こるもんだよ。リラックスして。決して自分んや娘を責めないでね。

“Life has ups and downs”

Life has ups and downs”は、「 人生色々。」という意味です。
“ups and downs”は「良いことと悪いこと」「良い時と悪い時」という意味です。人生だれしも、良い時もあれば悪い時もあるよという場合につかいます。

Aさん
Don’t worry. Life has ups and downs. Everything will be alright.
訳)心配しないで。人生色々だよ。すべては上手くいくさ。

“Such is life”

“Such is life”は「しょうがない」「人生はそんなものさ」という意味のフレーズです。

Aさん
I got fired today! My boss was angry because I was late again.
訳)今日クビにされたよ!僕がまた遅刻したからボスが怒ってしまって。
Bさん
That’s too bad. But such is life. I will help you find a new job.
訳)それは残念だね。でもしょうがないさ。新しい仕事を探すのを手伝うよ。

“Life goes on”は、自分にも相手にも使える励ましの言葉

“Life goes on”は、自分が前を向いていくためにも、相手を励ますのにも便利な英語フレーズです。

人生の悩みや、愚痴を語り合った際には”Life goes on”が会話の終わりに最適です。

ぜひ、例文を参考にして使いこなせるようにしましょう。

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