今回は、「一致って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「完全一致」「満場一致」など、一致にまつわる英語も併せて見ていきましょう。
また、記事の後半では、「一致」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「一致」という言葉の意味は?
「一致」という言葉は、一般的に二つ以上の物事が同じであることや、調和している状態を指します。
たとえば、会議やディスカッションにおいて、参加者が同じ見解に至る場合に「一致した」と表現されます。
また、実験結果や測定値が予想通りである場合や、アートや音楽などの分野で全体としてのバランスが取れている状態を示すときにも「一致」と言います。
このように、「一致」は単に同じであることを示すだけでなく、合意や調和の重要性を強調する場合にも使われる表現なのです。
「一致」は英語でなんていうの?
では、「一致」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。
「一致」という言葉は、英語で「agreement」や「consensus」、「match」、「conformity」などと言います。表現によってニュアンスや使うべきシーンが異なるため、詳しく見ていきましょう。
agreement
意味: 合意、同意。
二人以上の人が同じ意見や考えに至ることを指し、ビジネスや政治の場面でよく使われる表現です。
長い議論の末、私たちは合意に達しました。
consensus
意味:一致した意見、合意。
グループ全体の意見が一致し、賛同・合意しているときに用いられる表現です。
少数ではなく、大勢の意見を反映した合意を意味することが多いです。
委員会は新しい方針について合意に達しました。
match
意味:一致、適合。
物事が同じであること、なかでも数値や条件などが一致しているときに用いられる表現です。
何かと何かが適合しているシーンで使う表現であり、具体的には、物の色やサイズが一致しているときなどに使われます。
その二つの絵の色は完璧に一致しています。
conformity
意味:一致、適合、従うこと。
規則や基準に従っていることを強調し、学術的、社会的な場面で使われることが多いです。
その研究は参加者の間で高い一致が見られることを発見しました。
「一致」にまつわる英語
「一致」の英語表現を押さえたうえで、一致にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。
一致する (to agree)
「一致する」は英語で「to agree」と言い、意見や考えが同じである、または合意することを指します。
私たちはみんなチームワークの重要性に一致しています。
完全一致 (perfect match)
物事がまったく同じである場合「完全一致」という表現を使うことがありますが、英語では「perfect match」と言います。
二つの報告書は、その結論において完全一致しています。
不一致 (discrepancy)
完全一致とは反対に、データや意見が相違している、矛盾してえることを「不一致」と言いますが、英語では「discrepancy」という表現になります。
二つの財務報告書の間には不一致があります。
一致団結 (unite)
目標や目的のために団結することを「一致団結」という四字熟語で表現しますが、英語では「unite」と言います。
地域社会は地元の慈善イベントを支援するために一致団結しました。
満場一致 (unanimous agreement)
「満場一致」は全員が同意していることを示す言葉であり、英語では「unanimous agreement」と表現します。
たとえば、何かの決定や投票の結果、全員が賛成する場合に使用されます。
理事会は新しい方針について満場一致で合意に達しました。
「一致」や関連表現を使った英会話例文
最後に、「一致」やその関連英語表現を使った英会話例文を紹介します。
その新しいプロジェクトの計画に賛成ですか?
はい、私は完全に賛成です。私たちは皆、この点で団結する必要があります。
売上報告書に不一致があることに気付きました。
本当に?会議の前にすべてのデータが一致していることを確認する必要がありますね。
委員会は新しい方針について満場一致で決定しましたか?
はい、全員が一致しました。それは大きな前進ですね。
新しいブランディングの色はロゴと一致する必要があります。
その通りです。すべてが私たちのブランドイメージに一致していることが重要です。
まとめ
今回は、「一致」という言葉の意味や、「一致」の意味する英語について紹介しました。
一致は英語で、「agreement」や「consensus」、「match」、「conformity」といった表現があります。同じ「一致」を表現する英語でも、どのような一致を表現したいのか、使用するシーンなどで選ぶべき単語が異なるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。
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