日常会話において、「間隔」という言葉を見たり、聞いたりしたことがある方も多いでしょう。
今回は、「間隔って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「等間隔」「間隔をあける」など、間隔にまつわる英語も併せて見ていきましょう。
また、記事の後半では、「間隔」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「間隔」という言葉の意味は?
「間隔」とは、物と物、または出来事と出来事の間にある一定の距離や時間のことを指します。
たとえば、道を歩く際に人と人の間に保つ距離や、会議や作業の開始と終了の間の時間が「間隔」にあたります。
物理的な距離だけでなく、時間的な間も「間隔」として表現されるため、ビジネスシーンでは「次の会議までの間隔を調整する」「一定の間隔で作業を行う」などと使われます。
また、日常生活では「車と車の間隔を空ける」や「一定の間隔で休憩を取る」など、距離や時間間隔を示す際に使われます。
「間隔」は英語でなんていうの?
では、「間隔」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。
「間隔」を表す英語には、主に「interval」「spacing」「gap」といった表現があり、それぞれ異なるニュアンスで使われます。
interval
「interval」は、「間隔」「合間」といった意味の名詞で、時間や距離が一定の間隔であること表す場合に適している表現です。
なかでも、繰り返しや規則的な時間・距離の間隔を表すときに使われます。
会議の間に10分間の間隔があります。
運動の間隔を5分ごとに設定してください。
spacing
「spacing」は、日本語で「スペース」という言葉があるとおり、物理的な距離の間隔や、字や行の空き具合を指します。
デザインや建築、文字の配置を均等に保つニュアンスを含みます。視覚的な間隔を重視したい場合に使用されます。
各椅子の間隔が均等であることを確認してください。
適切な間隔はデザインレイアウトにおいて重要です。
gap
「gap」は、「割れ目」「隙間」という意味があるため、物と物の間に空いた隙間を表すほか、「ずれ」「とぎれ」という意味でもある単語です。
物理的な空間や意図的に生まれた隙間に対してよく使われ、等間隔である様子ではなく、断絶や分断が生じている間隔を表現するときに用いられることの多い表現です。
2つの壁の間に隙間があります。
プロジェクト間の間隔を埋める必要があります。
「間隔」にまつわる英語
「間隔」の英語表現を押さえたうえで、間隔にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。
等間隔
距離や時間が均等であることを示す「等間隔」という言葉は、英語で「equidistant」と言います。
木々は小道に沿って等間隔に植えられていました
間隔をあける
「間隔をあける」は英語で「keep a distance」または「maintain spacing」と言います。
混雑した場所では間隔をあけることが重要です。
インターバル
スポーツをするときなど、時間や距離の間隔を指す言葉として「インターバル」という言葉を使うことがありますが、英語でも「interval」と表現します。
2つの公演の間に15分のインターバルがあります。
定期的に短い休憩を取るべきです。
合間
「合間」は、英語で「in the meantime」または「in the interval」と言います。
その合間に他のプロジェクトに取り組むことができます。
「間隔」を使った英会話例文
最後に、「間隔」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。
ランナーの間隔はどれくらい保つべきですか?
最低でも5メートルの距離を保つのがベストです。
2つの建物の間に隙間があるのに気づきました。
本当ですね。その隙間は誰かが落ちたら危険なので、フェンスを設置するよう検討します。
等間隔の座席配置にした方がいいと思いますか?
もちろんです!そのほうが皆がもっと快適に感じるでしょう。
バスの到着の間隔はどのくらいですか?
15分ごとに来ます。
家具の間に間隔をあける必要がありますね。
私も賛成です。そうしないと窮屈に感じると思います。
まとめ
今回は、「間隔」という言葉の意味や、「間隔」の意味する英語について紹介しました。
間隔は英語で、intervalやspacing、gapといった表現があります。同じ「間隔」を表現する英語でも、どのような間隔を表現したいのか、使用するシーンなどで選ぶべき単語が異なるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。
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