アメリカは子どもたちが楽しめる観光スポットの宝庫です。
その中でも「ディズニーワールド」と「シカゴ科学産業博物館」は特に人気のある場所です。
どちらも教育的でありながら、楽しさと驚きに満ちた体験を提供してくれるスポットです。
ディズニーワールド
Walt Disney World Resort
歴史と概要
ディズニーワールドは1971年、フロリダ州オーランドに開園しました。
ディズニーランド(カリフォルニア州)の成功を受け、さらに広大な敷地に設けられたこのリゾートは、4つのテーマパーク、2つのウォーターパーク、多数のホテルやショッピングモールを擁する巨大なエンターテインメント複合施設です。
特徴と魅力
マジック・キングダム(Magic Kingdom)
シンデレラ城が象徴のテーマパークで、「It’s a Small World」や「Pirates of the Caribbean」などクラシックなアトラクションが楽しめます。
エプコット(Epcot)
世界の文化と科学技術をテーマにしたパーク。各国のパビリオンを巡りながら、その国の料理やアトラクションを体験できます。
ディズニー・アニマルキングダム(Disney’s Animal Kingdom)
動物と自然をテーマにしたパーク。映画『アバター』をテーマにした「パンドラ―アバターの世界」は必見です。
ディズニー・ハリウッド・スタジオ(Disney’s Hollywood Studios)
映画とテレビの世界をテーマにしており、特に「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」が人気です。
人気のアトラクション
- スペース・マウンテン(Space Mountain):スリル満点の室内ジェットコースター。
- ホーンテッドマンション(The Haunted Mansion):お化け屋敷のアトラクションで、子どもから大人まで楽しめます。
- ミッキーとの写真撮影:キャラクターグリーティングは大人気。
観光時に使える英会話
最寄りのトイレはどこですか?
パレードの開始時間は何時ですか?
このアトラクションにファストパスは使えますか?
シカゴ科学産業博物館
Museum of Science and Industry, Chicago
歴史と概要
1933年に設立されたこの博物館は、シカゴのジャクソン・パーク内に位置し、アメリカで最大級の科学博物館として知られています。
科学技術の進歩を学びながら、体験型の展示が多いのが特徴です。
特徴と魅力
体験型展示
子どもたちが実際に触れて学べる展示が充実しています。たとえば、竜巻や雷のシミュレーションが人気です。
潜水艦”U-505″の展示
第二次世界大戦時のドイツ潜水艦「U-505」が実物展示されており、内部を見学できます。
人体の神秘を探る展示
解剖学や医療技術に関するインタラクティブな展示で、健康と科学の重要性を学べます。
キッズラボ(Kids’ Lab)
子どもたちが科学実験に参加できるワークショップ形式のエリアです。
人気のアトラクション
ジオラマ列車(The Great Train Story)
アメリカ全土を旅するような壮大なジオラマ模型。
エネルギーハブ(Future Energy Chicago)
持続可能エネルギーの重要性をゲーム形式で学べます。
科学劇場(Science Storms)
竜巻や雷を再現した迫力あるショー。
観光時に使える英会話
潜水艦のガイドツアーに参加できますか?
この展示は子供向けですか?
キッズラボの営業時間は何時ですか?
ディズニーワールド(フロリダ州オーランド)近辺の有名観光地
ユニバーサル・オーランド・リゾート (Universal Orlando Resort)
映画『ハリー・ポッター』をテーマにした「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が特に人気。ディズニーワールドとは異なるエキサイティングな体験ができます。
シーワールド・オーランド (SeaWorld Orlando)
海洋生物をテーマにしたテーマパークで、イルカやシャチのショーが楽しめます。水中ジェットコースターもあります。
ケネディ宇宙センター (Kennedy Space Center)
フロリダの東海岸に位置し、NASAの歴史や宇宙探査について学べる博物館。スペースシャトル「アトランティス」の展示が見どころ。
ICONパーク (ICON Park)
オーランドのランドマーク的な観覧車「ザ・ウィール」を中心としたエンターテインメントエリア。レストランやアクティビティが豊富。
レゴランド・フロリダ (Legoland Florida Resort)
子ども向けのテーマパークで、レゴブロックの展示やライドが楽しめます。小さな子どもに特におすすめ。
シカゴ科学産業博物館近辺の有名観光地
ここで紹介する観光地は、それぞれのメインスポットと合わせて訪れることで、旅行がより充実したものになります。
どちらのエリアも子ども連れのファミリーに適したアクティビティがたくさん用意されています!
ミレニアム・パーク (Millennium Park)
シカゴのシンボル「クラウド・ゲート」(通称:ビーンズ)がある公園。広場でのアートやイベントが魅力的。
フィールド自然史博物館 (Field Museum)
世界最大級の恐竜「スー」の化石が展示されている歴史的な博物館。科学や自然史に興味のある家族にぴったり。
シェッド水族館 (Shedd Aquarium)
海洋生物の展示が充実した人気の水族館。イルカやペンギンが子どもたちに大人気です。
ウィリス・タワー(旧シアーズタワー) (Willis Tower)
103階にある「スカイデッキ」からの絶景が楽しめます。床が透明のガラス張りでスリル満点。
ネイビーピア (Navy Pier)
シカゴ湖畔の観光スポットで、観覧車やアトラクションが子どもにも大人気。ショッピングや食事も楽しめます。
子ども連れで訪れる際に気をつけるべきポイント
ディズニーワールドを訪れる際の注意点
計画的なスケジュールを立てる
ディズニーワールドは広大な敷地を誇り、全てのパークを回るのは難しいため、訪れるエリアやアトラクションを事前に決めておきましょう。人気アトラクションは事前にLightning Lane(旧FastPass)を予約するのがおすすめです。
子どもが興味を持ちやすいアトラクションをリサーチしておくと効率的です。
子どもの年齢や体力に合わせた計画を
幼児向けのエリア(例えばファンタジーランド)や休憩ポイントを活用し、疲れすぎないように注意しましょう。
ベビーカーを持参またはレンタルすると、長時間の移動が楽になります。
天候対策をする
フロリダの天候は変わりやすく、突然の雨が降ることも。雨具や日焼け止めを用意し、暑さ対策として帽子や冷却タオルを持参しましょう。
食事や飲み物の準備
園内の食事は高額になることもあるため、軽食や飲み物を持ち込むと便利です。特に子どもの好みやアレルギーを考慮して準備を。
迷子対策を徹底
子どもには、親の連絡先を書いたタグやブレスレットをつけさせると安心です。集合場所を事前に決めておくのも効果的です。
スタッフ(キャスト)に助けを求めるよう子どもに教えておきましょう。
シカゴ科学産業博物館を訪れる際の注意点
展示スケジュールを確認する
特別展示や体験型プログラムはスケジュールが決まっている場合が多いので、事前に公式サイトで確認して予約することをおすすめします。
歩きやすい服装と靴を
博物館は非常に広いため、歩きやすい靴を選びましょう。また、展示室内は冷房が効きすぎることもあるので、羽織るものを用意すると快適です。
子どもが飽きないように工夫する
科学館には子ども向けの体験型展示が多いですが、興味を持たない展示もあるかもしれません。子どもが好きそうなエリアを優先的に回るようにすると良いでしょう。
館内の「キッズラボ」やワークショップは子どもが特に楽しめるため、早めの予約がおすすめです。
食事や休憩のタイミングを計画する
館内にカフェがありますが、混雑する時間帯もあるため、早めに昼食をとるか、軽食を持参するのも手です。
交通アクセスと駐車場情報を確認
博物館の駐車場は混雑することがあるので、早めの到着を心がけましょう。また、公共交通機関の利用を検討すると移動がスムーズです。
まとめ
アメリカの「ディズニーワールド」と「シカゴ科学産業博物館」は、子どもたちに忘れられない体験を提供してくれる素晴らしいスポットです。
ディズニーワールドでは魔法の世界に浸り、シカゴ科学産業博物館では科学の驚異を学びながら楽しむことができます。
家族旅行に訪れるなら、これらの場所を計画に加えてみてはいかがでしょうか?