「このキャンペーンの対象者は?」「これは対象外です」など、日常生活や仕事でよく見かける「対象」という言葉。

英語にしようと思うと「どの単語を使えばいいの?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、「対象者」「対象となる」「対象期間」「対象商品」「対象外」など、「対象」に関するよく使われる言い回しを、英語でどう表現するのかをわかりやすく紹介します。

英語を学び直している人にも役立つよう、やさしい例文とともに解説しています。

これを読めば、「対象」という言葉を英語で使いこなせるようになりますよ!

「対象者」を英語で何て言う?

「対象者」を英語で何て言う?

英語で「対象者」と言うには、どのような表現が使えるのでしょうか?

よく使われる表現

「対象者」の表現は1つではなく、複数あります。

以下は「対象者」を表す際に、よく使われる英語表現です。

  • eligible person(適格な人、対象となる人)
  • intended person(意図された人)
  • target audience(対象となる人々※特に広告やメッセージの)
  • applicant(申請者)
  • participant(参加者)

対象者と訳すものから、直訳では対象者にならないけれど、似た意味の表現までさまざまです。

文脈に応じて適切なものを使いましょう。

英語の例文

「対象者」に関する例文はこちらです。

Aさん

This program is for eligible persons only.

(このプログラムは対象者のみが利用できる。)

Aさん

The intended persons are those over 60 years old.

(対象者は60歳以上の人だ。)

Aさん

We need to understand our target audience better.

(私たちはもっと対象者を理解する必要がある。)

Aさん

Each applicant must submit a resume and cover letter.

(各申請者は履歴書とカバーレターを提出しなければならない。)

Aさん

Only registered participants are allowed to join the event.

(登録した参加者のみイベントに参加できる。)

「対象となる」を英語で何て言う?

次に「対象となる」という表現。これは英語で何と言うのでしょうか?

よく使われる表現や例文を確認しましょう。

よく使われる表現

以下は「対象となる」を表す際に、よく使われる英語表現です。

  • be eligible for(〜の対象となる、〜を受ける資格がある)
  • be subject to(〜の対象になる、影響を受ける)
  • be intended for(〜を対象としている)
  • apply to(〜に当てはまる、〜に適用される)

英語の例文

「対象となる」に関する例文はこちらです。

Aさん

She is eligible for the scholarship.

(彼女は奨学金の対象となる。)

Aさん

These rules apply to all employees.

(これらのルールはすべての従業員に適用される。)

Aさん

The tax increase is subject to approval.

(増税は承認の対象となる。)

Aさん

This course is intended for beginners.

(このコースは初心者を対象としている。)

「対象期間」を英語で何て言う?

それでは「対象期間」は、英語で何と表現できるのでしょうか?

よく使われる表現や例文を紹介します。

よく使われる表現

以下は「対象期間」を表す際に、よく使われる英語表現です。

  • applicable period(適用期間)
  • eligible period(対象期間)
  • coverage period(補償期間)

英語の例文

「対象期間」に関する例文はこちらです。

Aさん

The applicable period is from January to March.

(対象期間は1月から3月までだ。)

Aさん

Please check if your receipt is within the eligible period.

(レシートが対象期間内かご確認ください。)

Aさん

This insurance covers the damage during the coverage period.

(この保険は補償期間中の損害をカバーする。)

「対象商品」を英語で何て言う?

「対象商品」を英語で何て言う?

また「対象商品」は、”eligible product”, “applicable item”, “qualified item”などで表現されます。

よく使われる表現

以下は「対象商品」を表す際に、よく使われる英語表現です。

  • eligible product(対象商品)
  • applicable item(該当商品)
  • qualified item(条件に合う商品)

英語の例文

「対象商品」に関する例文はこちらです。

Aさん

Only eligible products can be returned.

(対象商品のみ返品が可能だ。)

Aさん

Please bring the applicable item and receipt.

(対象商品とレシートをお持ちください。)

Aさん

Discounts apply only to qualified items.

(割引は対象商品のみ適用される。)

「対象外」を英語で何て言う?

最後に「対象外」は英語で何と言うでしょうか?

これは英語で”not eligible”, “excluded”, “not applicable”などと表現されます。

ここでも、それぞれの日本語訳や例文を確認しましょう。

よく使われる表現

以下は「対象外」を表す際に、よく使われる英語表現です。

  • not eligible(対象外)
  • excluded(除外された)
  • not applicable(該当しない)

英語の例文

「対象外」に関する例文はこちらです。

Aさん

This offer is not eligible for used items.

(このキャンペーンは中古品は対象外だ。)

Aさん

Some items are excluded from the sale.

(一部商品はセールの対象外だ。)

Aさん

This rule is not applicable to part-time workers.

(このルールはパートタイムの従業員には適用されない。)

まとめ

今回は「対象者」を英語で何と言うかや、「対象期間」「対象外」など関連用語の英語表現を解説しました。

最後にもう一度、重要な表現をおさらいしましょう。

  • 対象者:eligible person, intended person, target audienceなど
  • 対象となる:be eligible for, be subject to, apply toなど
  • 対象期間:applicable period ,coverage periodなど
  • 対象商品:eligible product, applicable itemなど
  • 対象外:not eligible, excludedなど

この記事で紹介した「対象(者)」に関連する単語や例文を繰り返し読むことで、自然と英語の使い方が身につきます。

今回学んだことを、英語試験の勉強や、英会話の練習などにぜひ役立ててくださいね!

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