日本人にとってのバケーションは、ハワイを思い浮かべるかたも少なくありません。ハワイは日本人のお気に入りの旅行先の一つでもあり、現地で食べられる食べ物も日本人の好みにとても合うと言われています。今回は、ハワイにこれから行こうと言う方、行きたいと言う方に何を食べるべきかを現地の英語での言い方も合わせて紹介していきます。

ハワイで日本人に人気の食べ物

ハワイは日本との結びつきも深く、日本人観光客にとっても魅力的な食文化が根付いています。特に人気なのは以下の料理です。

・スパムむすび(Spam Musubi)

・ガーリックシュリンプ(Garlic Shrimp)

・ポキ(Poke)

・ロコモコ(Loco Moco)

・サイミン(Saimin)

・シェイブアイス(Shave Ice)

・フリフリチキン(Huli Huli Chicken)

参考:serious eats

1. スパムむすび(Spam Musubi)

スパム(缶詰のハムのような食材)をご飯の上にのせ、海苔で巻いた手軽なおにぎりのようなスナック。第二次世界大戦中にハワイに持ち込まれたスパムが、現地の人々に親しまれ、今ではコンビニでも定番として販売され、土産として日本人にも人気です。スパムを購入すればお家でも簡単に作ることができます。

2. ガーリックシュリンプ(Garlic Shrimp)

ノースショア発祥のガーリックシュリンプは、ガーリックバターで炒めたエビをご飯と一緒に味わうボリューミーな一皿です。日本でも人気が高く、観光時の定番グルメとなっています。ガーリックのクリーミーさと香りが食欲をそそります。

3. ポキ(Poke)

ポキは、新鮮な魚(主にマグロやアヒ)を、しょうゆやごま油などで和えたハワイ風マリネでう。ヘルシーさも魅力で、日本人にも好評です。ワイキキでは、Whole Foodsというオーガニックすーぱに行けば様々なポキが量り売りで試すことができます。

4. ロコモコ(Loco Moco)

ロコモコは、ご飯の上にハンバーグ、目玉焼き、グレイビーソースをのせたハワイ独自の丼もの。日本人の好みに合う洋風ご飯料理として人気です。日本で食べられているロコモコとは少し見た目が異なり、日本ではデミグラスソースや和風ソースで食べられることが多いですが、ハワイでは旨味を閉じ込めた塩気のあるグレイビーソースで食べられます。また、卵も日本では目玉焼きが載せられていることが多いですが、ハワイでは半熟卵が主流です。

5. サイミン(Saimin)

サイミンは、日本のラーメンに似た、卵麺を使った地元発祥の麺料理です。だしベースのスープに、チャーシューや魚肉練り製品、野菜などをトッピングします。素朴な味わいと家庭的な雰囲気で、日本人にも懐かしく好まれています。

6. シェイブアイス(Shave Ice)

シェイブアイスは、日本のかき氷(kakigōri)がルーツという説もある、細かく削った氷にシロップをかけた冷たいデザートです。暑いハワイでは外せない定番で、日本人旅行者にも大人気です。

“Matsumoto Shave Ice”は、ハレイワにある長年愛されている老舗で、「シェイブアイス」といえばまずこの名前が思い浮かびます。カウンターの外に行列ができるほどの人気で、ストロベリー、レモン、パイナップルの「レインボー」が定番です。

参考:HAWAI’I magazine

7. フリフリチキン(Huli Huli Chicken)

フリフリチキンは、ハワイで食べられる照り焼きチキンです。豪快に炭火で回転させながら焼かれるチキンと、艶やかなグレーズ(タレ)の照りが食欲をそそります。

「Huli」はハワイ語で「turn(回す)」という意味。もともとはグリルでチキンを回しながら焼く調理法に由来しています。

wikipedia

8.マラサダ

マラサダ(Malasada)は、ポルトガル発祥の揚げドーナツの一種です。

外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴で、通常は砂糖をまぶして食べます。形は丸くて中が空洞になっていることもあります。マラサダは、ポルトガル移民によって19世紀後半にハワイに持ち込まれ、現在ではハワイのローカルスイーツとしてとても有名です。

参考:デリッシュキッチン

特に「レナーズ・ベーカリー(Leonard’s Bakery)」というお店のマラサダが有名で、観光客にも人気です。

ファーマーズマーケット

これらハワイの食事を食べたい場合、ガイドブックでそれぞれのお店に行くのも良いですが、ファーマーズマーケットに行って様々な食事をオーダーし、家族でシェアするのも手です。

ここでは新鮮なローカル食材や手作りのクラフト商品に出会えるだけでなく、地元の人々とのふれあいや、ハワイならではの文化を体感することができます。以下は、ファーマーズマーケットをより楽しく過ごすためのポイントです。

朝早くに出発しよう

まず、マーケットには朝早く行くのがおすすめです。特に人気のフルーツやグルメ商品はすぐに売り切れてしまうこともあるため、早めに訪れることで選択肢も広がり、比較的涼しい時間帯に快適に回ることができます。

ファーマーズマーケットの見どころ

マーケットでは、ローカルフードをぜひ味わってみてください。プレートランチやポケボウル、ロコモコなど、ハワイならではの料理が楽しめるほか、リリコイ(パッションフルーツ)やマンゴー、ドラゴンフルーツといった南国フルーツも新鮮な状態で手に入ります。多くのブースでは試食も用意されているため、気軽に味見をしながらお気に入りを見つけるのも楽しみのひとつです。

ファーマーズマーケットには、地元の農家やアーティストによる手作りの製品がたくさん並んでいます。ハワイ産のコーヒーやハチミツ、オーガニックジャム、ナチュラルソープ、ハンドメイドアクセサリーなど、お土産にもぴったりなユニークなアイテムが見つかるでしょう。こうした商品を通じて、スモールビジネスを応援できるのも魅力のひとつです。

お店で人気&おすすめの食事を聞く英会話例文

お店で人気&おすすめの食事を聞く英会話例文

食べたいものが決まったら、英語でオーダーをします。ここでは、お店で人気のメニューやウェイターのおすすめメニューを聞くための英会話例文を紹介します。

Aさん
What’s a must-try Hawaiian food?
訳)絶対食べるべきハワイのご飯はなんですか?

※”a must try~”は、「試すべき~」です。

Aさん
Is there a local dish you recommend?
訳)人気の地元メニューはありますか?

“local dish” “local food”は「地元の食事」です。

Aさん
I want to try something local. What should I get?
訳)何か地元らしいものを試してみたいですが、何が良いでしょうか?

“something local”は「何か地元らしいもの」という意味です。食べ物だけでなく、アクティビティや商品にも当てはめることができます。

日本人の舌に合うハワイアンフード

ハワイのローカルフードは、暑い気候とフレッシュな素材のおかげで世界中の人に愛されており、もちろん日本人の好みにも合うテイストだと知られています。同じメニューでもそれぞれレシピが異なるため、食べ歩いて比べてみるのも楽しいです。店内で食べることもできることはもちろん、お弁当スタイルやテイクアウトにして海やホテルで食べるのもリーズナブルです。ぜひ記事を参考にしてローカルフードを楽しんでみて下さい。