水辺などでトンボを見つけると嬉しくなったりします。ところで、トンボではないヘビトンボという昆虫がいます。トンボはdragonflyですが、ヘビトンボも同じ英語で表現されるのでしょうか?
この記事では、節足動物「オオキバヘビトンボ」を紹介するとともに、英語で説明します。トンボと異なり、大あごが非常に発達している特徴などを英語でみていきましょう。
節足動物「オオキバヘビトンボ」の基本情報

まずは、オオキバヘビトンボに関する基本情報を紹介します。その後で英語での説明に進んでいきましょう。
オオキバヘビトンボは節足動物のなかの昆虫
オオキバヘビトンボはヘビトンボの仲間であり、ヘビトンボはメガロプテラ目に属しています。ちなみに、一般的なトンボはトンボ目に属していることから分類が異なります。オニヤンマは「昆虫の王者」として日本最大のトンボとして有名ですが、オオキバヘビトンボはこのように、節足動物のなかでも私たちが通常話すトンボとは異なる昆虫であることを認識しましょう。
オオキバヘビトンボの原産地
ヘビトンボは日本に生息するものの、オオキバヘビトンボはいないと言われています。オオキバヘビトンボは中国~東南アジアが原産地となります。
中国の四川省では、羽を広げたときの幅が21センチにもなるトンボのような巨大昆虫が見つかった。飛べる水生昆虫の中では世界最大だという、というCNNの記事もあります。
節足動物・オオキバヘビトンボの英語”Giant Dobsonfly”
ここまで、オオキバヘビトンボいわゆるトンボとは異なる昆虫であることが分かってきました。次に、オオキバヘビトンボの英語表現について紹介しましょう。
ヘビトンボとオオキバヘビトンボの英語
「ヘビトンボ類」全般の英語表記一般名は以下になります。
【一般名】Dobsonfly
ここで、”Dobsonfly”を使った例文を挙げてみましょう。
訳)トンボとヘビトンボは互いに関連はありません。
訳)ヘビトンボは大型の飛ぶ昆虫のひとつです。
Dobsonflyはカタカナ語の発音で、イギリス英語ではドブスンフライ、アメリカ英語でダブサンフライのようにします。
そしてオオキバヘビトンボは、Giantを加えた”Giant Dobsonfly”とするのがナチュラルな表現です。また、”Large-jawed Dobsonfly”にすることもあります。
ヘビトンボとトンボは昆虫の系統樹上(どのような類縁関係にあるかを示すもの)においてかなり離れた存在です。少し紛らわしく似た名前ではありますが、2つの種類とも体が細長く羽がある、そして水辺に関係することから雰囲気が似ているというだけで日本語では両方にトンボが使われるようになりました。トンボはdragonfly(ドラゴンフライ)ですので、英語表現でもかなり違うことが分かります。
「オオキバヘビトンボ」の大きな特徴とは?
オオキバヘビトンボにはある大きな特徴があります。大きな体を持つということだけでなく、オスの大あご(キバ)が発達している点です。
オオキバヘビトンボの巨大な大あご(キバ)
訳)多くの種(すべてではない)の成体のオスは、長く湾曲したアゴで簡単に見分けることができます。
名前にも「オオキバ」が使われていますが、オオキバヘビトンボがオスで成虫になると、頭の前方からかなり発達した大あごが突出しています。頭部だけ見るとクワガタのような印象さえ持てます。この特徴によって、オオキバヘビトンボは強い見た目を持つことになります。
節足動物・オオキバヘビトンボを英語で紹介
次に、オオキバヘビトンボに関する英文をいろいろ紹介します。体の大きさや、特徴である巨大な大あごなどについて説明してみましょう。
オオキバヘビトンボについて英語で話そう
訳)オオキバヘビトンボは中国と東南アジア原産です。
訳)オオキバヘビトンボの翼開長は訳15~20センチメートルに達し、これは世界最大の羽のある昆虫のひとつです。
訳)オオキバヘビトンボは水辺に近い場所で交尾や産卵を行なう必要があるため、おもに渓流や川に生息しています。
訳)オスのオオキバヘビトンボは、極めて大きく湾曲したアゴを持っています。
訳)オスのオオキバヘビトンボの顎は危険そうに見えますが、おもに求愛行動や交尾中にメスをつかむために使われます。
訳)オオキバヘビトンボには毒がなく刺すことがないため、人間には無害です。
訳)オオキバヘビトンボは、触れてもまったく安全です。
ここまでの英文で、オオキバヘビトンボがどこ原産か、その大きさ、どのような場所で生息しているのか、そして大きな牙を持つものの、毒はなく人間に害がないことも分かりました。
オオキバヘビトンボとトンボの違いを英語で説明

最後に、似ている名前ではあるもののまったく異なる昆虫であるオオキバヘビトンボを一般のトンボと比べ、それらを英語にしてみましょう。
飛ぶことは得意?
オオキバヘビトンボもトンボも、英語表記に”fly(飛ぶ)”という単語が含まれています。どちらも飛ぶことが得意な昆虫なのでしょうか?
訳)トンボは飛ぶのが得意ですが、オオキバヘビトンボはそうではありません。
何を食べているの?
彼らが何を食べているかにも違いがありそうです。その点を英語にしてみましょう。
訳)成虫のトンボは空中で昆虫を捕えるハンターであり、オオキバヘビトンボの幼虫は川底に住む肉食だが成虫になっても噛む力は弱いです。
どれくらい生きる?
最後に、それぞれの寿命についても紹介しましょう。トンボの幼虫は水中で数ヶ月~数年、オオキバヘビトンボは川底で数年間です。以下、成虫としての期間を英文にします。
訳)成虫のトンボは数週間~数ヶ月生きますが、オオキバヘビトンボは数日~数週間しか生きられません。
まとめ
本記事では、日本には生息しない節足動物の昆虫「オオキバヘビトンボ/Giant Dobsonfly」について英語表現を含めて解説しました。トンボとはまったく関係ない昆虫であり、見た目も生活もまったく違うことが分かりました。この機会に、いくつかのファクトを英語で伝えられるようにしましょう。

