子どもが小学校や幼稚園に通うと、毎年やってくる「授業参観」。教室の後ろに並んで、わが子が発表したり手を挙げたりする姿を見ることができる、ちょっとドキドキする日ですよね。
でも、この「授業参観」、英語でどう言えばいいか、パッと思いつきますか?日本では当たり前の行事でも、海外では形が異なることも。
この記事では、授業参観を英語で表現する方法と、日本と海外の保護者参加文化の違いをわかりやすく紹介します。
「授業参観」を表す3つの英語表現

「授業参観」は、英語では次のように表せます。
- open class
- parents’ day
- class observation
それぞれの違いを確認しましょう。
open class
“open class”は、もっとも自然で、日常的に使われる言い方です。学校が授業を公開する、つまり保護者が自由に授業を見学できる日、というニュアンスがあります。日本語の「授業参観」に最も近い表現です。
We have an open class next Friday.
来週の金曜日に授業参観があります。
Many parents came to the open class and watched the lesson.
たくさんの保護者が授業参観に来て、授業を見学しました。
parents’ day
“parents’ day”は、「保護者の日」という意味で、イベント名として使いやすい表現です。日本の「参観日」「保護者参観」のように、保護者が学校に招かれる日全体を指します。
Today is our school’s parents’ day.
今日は学校の参観日です。
We invited families to our parents’ day event.
学校の参観日イベントにご家族を招待しました。
class observation
“class observation”は、授業を観察するという行為そのものを表す、よりフォーマルな言い方です。教育関係者や研究者が授業を見学する場合にも使われることがあり、少し堅い印象になります。
Parents can observe the class this afternoon.
今日の午後、保護者は授業を見学できます。
We had a class observation at my child’s school.
子どもの学校で授業見学がありました。
日本の授業参観を英語で説明しよう
日本では、保護者が学校へ行き、子どもたちの授業の様子を直接見る「授業参観」はごく一般的な学校行事です。一方、英語圏では同じ形の行事がないこともあります。そのため、授業参観について話すときは、日本ならではの文化であることを前提に説明すると、相手に伝わりやすくなります。
次の表現を使えば、英語で自然に「授業参観」を紹介できます。
【基本的な説明】
In Japan, parents visit the classroom once or twice a year and watch the lesson. This event is called an “open class” or “parents’ day.”
日本では、年に1〜2回、保護者が教室に入り、授業の様子を見学します。これを「授業参観」と呼びます。
【目的】
The purpose is for parents to see how their children learn and interact at school. It’s a chance to observe their growth in the classroom.
目的は、子どもたちが学校でどのように学び、友達と関わっているかを保護者が見るためです。教室での成長を見守る機会です。
【雰囲気】
Many parents stand at the back of the classroom and quietly watch the lesson. Children sometimes look a little nervous, but they try their best.
多くの保護者は教室の後ろに立ち、静かに授業を見守ります。子どもたちは少し緊張することもありますが、一生懸命頑張ります。
【文化】
It’s a unique school tradition in Japan. In some countries, parents usually have private meetings with teachers instead of watching the class.
これは日本独自の学校文化です。国によっては、授業を見るのではなく、先生と個別に面談するのが一般的です。
PTAは英語で何て言う?

授業参観とセットで、多くの保護者がかかわるのが「PTA活動」。こちらも、日本と海外では文化が少し違うため、英語で説明できると便利です。
まずは、それぞれの英語表現を整理しましょう。
PTAは英語でも“PTA(Parent-Teacher Association)”。「学校の保護者・教職員組織」を意味します。保護者会は“ parents’ meeting / parent–teacher meeting”で、「保護者同士、または保護者と学校の会合」のことです。
日本のPTAとは?英語で説明
PTAは、学校をサポートする保護者と教師の組織。日本では学校単位で運営され、行事のサポートや役員活動などを行います。英語の説明を確認しましょう。
In Japan, most schools have a PTA (Parent-Teacher Association). Parents work together with teachers to support school events and activities.
日本では、ほとんどの学校にPTAがあります。保護者と先生が協力して、学校行事や活動を支えます。
PTA、海外との違いは?
アメリカの場合、PTAのほかに“PTO(Parent-Teacher Organization)”という独立型の保護者組織もあります。
In the U.S., some schools have a PTA, while others have a PTO, an independent parent–teacher organization.
アメリカでは、PTAがある学校もあれば、独立した保護者組織であるPTOがある学校もあります。
また、イギリスにもPTAは広く存在しますが活動内容は日本と異なり、イベントの運営やファンドレイジング(寄付集め)を行うことが一般的です。
In the U.K., many schools also have a PTA, and parents help raise funds and organize school events.
イギリスでも多くの学校にPTAがあり、保護者が資金集めや学校行事の企画を手伝います。
どの国にも保護者が学校を支える仕組みはありますが、参加方法や決め方、活動の雰囲気は国によって異なります。文化の違いを知ると、「日本の学校ってこんな仕組みなんだ」と改めて気づきが得られますね。
まとめ
今回は、「授業参観」を英語で説明する表現と、日本と海外の保護者参加文化の違いをご紹介しました。子どもの学校行事は、家庭や地域の文化がよく表れるテーマです。「日本ではね…」と英語で伝えられると、海外の人との会話がぐっと深まります。生活の中の出来事を英語で話せると、視野も表現の幅もどんどん広がっていきます。ぜひ、次の英会話で使ってみて下さいね。

