英語で性格が明るいと言う時、皆さんならどんな単語で表現しますか?一般的なもので言えばBrightが浮かぶかなと思いますが、それ以外にもたくさんの言い方があります。まずは「明るい」と辞書で引いたら出て来る単語をおさらいし、その後人の性格について使える「明るい」について解説します。日本語にすればすべて「明るい」となってしまう単語も、それぞれのニュアンスを理解すればきちんと使いこなせるようになりますよ!

色や光が明るいなlight

「明るい」と辞書で引いて出て来る単語にはLightがあります。これは色や光が明るいという意味なので、人や動物の性格には使えません。

夜明けが近づいてきた時に明るくなってきたと言ったり、明るい髪色を美容師さんにオーダーする時などに使う形容詞ですね。

態度や状況が明るいならBright

「明るい」と辞書で引くと、もうひとつ上位に出てくるのがBright。これは上記でも触れましたね。光や色の明るさも表現できますが、それに加えてモノや態度、状況が明るい時にも使うことができるため、Lightと比べて汎用性が広いです。

日本語で言うと、「明るい」以外にも「輝いている」という訳がありますね。光であれば、Lightよりももっと明るいイメージです。

人の性格が明るい場合にも使えますが、Brightと言うと才能あふれる若者のことを指すこともあります。日本語では「賢い」になりますね。ですから、Brightと言われた時には性格が明るいのか、それとも未来が輝くくらいの才能があると言われたのか、どちらかを文脈から読み取る必要があります。

Aさん
You are so bright.
訳)君は本当にブライトだね
Bさん
Um… does it mean I’m clever?
訳)それって・・・賢いって意味?

陽気な性格ならcheerful

太陽のように明るい人ならsunny

明るい子と言いたいなら、Cheerfulが使いやすいでしょう。明るい、もしくは陽気な人を説明したい時にぴったりな表現です。Cheerfulというと、なんだか楽しそうなイメージがあるのでポジティブな印象だと覚えておきましょう。

他にも、気さくで話しかけやすかったり、快活でお喋りだったり、そばにいる人まで笑顔になるような人のことを指せます。

太陽のように明るい人ならsunny

Sunnyはご存知の通り、「晴れている」という形容詞ですよね。これは、光が明るい時にも使えますが、人の性格を指す時にも使える便利な表現です。太陽のように明るい人と言いたい時に使いましょう。

太陽の光を浴びることは気分を上げるためや、うつを改善するために大切だと言うので、ここからSunnyな人は活力があることがわかりますよね。太陽は自ら輝く恒星ですから、内側から湧き出るエネルギーを感じられるような人を形容する時に使えます。

Aさん
Don’t you think Ron is always sunny?
訳)ロンっていつもすごく明るいと思わない?
Bさん
Yeah, he is.
訳)うん、そうだね

元気で明るいならupbeat

Upbeatはあまり聞いたことがないかもしれませんが、これは人やモノの雰囲気が明るい時に使う形容詞です。光や色について「明るい」と言うことはできないので、性格や雰囲気、態度限定で使える形容詞と覚えておきましょう。

元気で活発なイメージを持つ単語で、カジュアルに使われるため英語圏に行けば日常会話の中で聞こえて来ます。Upbeatにはポジティブなイメージがあるので、ビジネスシーンで景気の上昇や会社が好調であることを指す時に使われることもあります。カジュアルかフォーマルか、どちらのシーンで使われるかで意味が異なってくることに注意しましょう。

のんきで明るいならeasy-going

Easy-goingもネイティブがよく使う表現で、のんきで明るい人に使われます。直訳すると「気楽に行こう」というような内容なので、性格がのんびりしており、あまり抱え込まず上手くストレスと付き合えているような人にぴったりです。

細かいことは置いておき、ほんわかと明るく生きている人がいたら、まさにEasy-goingな人ですね。日本語訳だとマイペースでも良いでしょう。

女性が明るいならbubbly

Bubblyは、特に女性や女の子の性格が明るい場合に使う形容詞です。今の時代はジェンダーレスな考え方も認められつつありますから、女性にだけ用いられる言葉もなくなっていくのかもしれませんが、Bubblyには華やかなイメージがあります。

テレビでも、女性がひとり来ると「華やかになった」とか、「むさくるしくなくなった」とロケで言い合っているシーンがよくあります。このような時、女性ならではの明るさを表現したいならBubblyですね。

幸せそうで明るいならhappy

幸せそうで明るいならhappy

もっと簡単に考えて、人の性格が「明るい」ならHappyでも全然構いませんよ!幸せそうなら明るい雰囲気をまとうものですから、意味は大きく外れることはありません。

このように、自分が知らない単語を言いたくなった時には、既に知っている言葉で補うことも英語上達への近道です。

Aさん
Let me show your happy smile sweetheart.
訳)可愛い笑顔をみせてくれ
Bさん
I love you gramma!
訳)大好きおばあちゃん!

輝くように明るいならshining

シャイニングは日本語でも言いますね。「輝く」という意味で、人の性格にも使えます。輝いているように明るいという単語にはBrightもありましたから、この類義語としてセットで覚えておくことをおすすめします。

日本語では「輝くように明るいね!」なんて言われることはないと思うので、英語ならではのちょっと大げさな表現ですね。

楽観的で明るいならpositive

楽観的な明るさを持っている人はPositiveと言います。こちらも日本語になっていますよね。今の中学校の英語の教科書では、Positiveは「前向きな」という訳になっています。中学2年生の教科書に出て来るのですが、これはもう「ポジティブな」という訳でも良さそうですよね。

日本語の「ポジティブ」と同じように、性格だけでなく状況が明るく前向きな時にも使えます。ポジティブシンキングなどと言ったりしますよね。

友好的で明るいならfriendly

友好的で明るいならfriendly

Friendlyは聞き慣れた単語だと思いますが、こちらも「明るい」という意味で使って差し支えありません。

友好的な人というのは総じて明るいと決まっているのですから。暗くて話しかけにくい人は明るい人とは言えませんからね。

まとめ

光や色が明るい時にはLightを、性格が明るい時にはBrightなどを使うことがわかりましたね。たくさんありましたが、パッと単語が出てこなくてもHappyやFriendlyを使って相手の性格が明るいことを表す方法だってあります。代用できる単語は積極的に使い、サッと言葉が口をついて言えるように練習していきましょう!