小学校での英語の授業は楽しく受けられていたのに、中学校に入った途端、英語に苦手意識を持ってしまう子どもが少なくありません。
なぜ、多くの子どもが中学校の英語でつまずいてしまうのでしょうか。そこには、現在の学習環境の変化に起因する明確な共通点があります。
今回は、中学校で英語に挫折してしまう原因を整理し、小学生のうちに家庭で取り組んでおきたい「後悔しないための準備」について解説します。
中学英語でつまずく子の「3つの共通点」

中学校で英語に苦手意識を持ってしまう子どもには、学習スタイルにおける共通した特徴が3つ見られます。
「音」と「文字」が一致していない
現在の小学校英語は「英語に親しむこと」を目的としており、歌やゲームなどの「目と耳」による活動がメインでした。そのため、耳から入る英語には慣れていても、それを正確な綴り(スペル)で再現することに慣れていません。「意味はわかるけれど書けない」というギャップを抱えたまま、中学校の学習へ進むことになります。
「感覚」だけで解こうとする
小学校まではフレーズを丸ごと覚える「感覚的な学び」で十分でした。しかし、文法の論理的なルールを理解しようとせず、感覚だけに頼っていると、内容が複雑になった途端に立ち行かなくなります。
「自習」のやり方がわからない
小学校の英語は「その場での体験」が中心で、家庭での予習・復習を前提としていないケースがほとんどです。そのため、中学で学習量が増えた際に「自分で定着させる方法」に戸惑ってしまいます。授業で「わかったつもり」になっても、自力で使えるまで繰り返す習慣がないと、積み上げ教科である英語では、後に大きな穴となって現れます。
なぜ、中学1年生の1学期が「運命の分かれ道」なのか?

教育現場や学習塾の間で、中学1年生の1学期は「英語学習における運命の分かれ道」とよく言われます。これは決して大げさな表現ではありません。
なぜなら、英語は他の教科以上に「最初につまずくと、自力でのリカバリーが極めて難しい」という性質を持っているからです。1学期のわずか数ヶ月の間に、英語が「得意な武器」になるか、「苦痛な足かせ」になるかが決まってしまうといっても過言ではありません。
その背景には、現在の教育環境ならではの3つの大きな理由があります。
小学校で習ったことが「できて当たり前」から始まるから
現在の中学校の教科書は、小学校で習った約600〜700語を「すでに読み書きできる」という前提で進んでいきます。4月の授業開始早々から、小学校で触れた単語が当然のように登場し、それらを使った高度な文章作成を求められます。この「スタート地点の高さ」に気づかないまま入学してしまうことが、最初の大きな挫折ポイントとなります。
文法のルールが、感覚では通用しないほど難しくなるから
1学期には「be動詞」と「一般動詞」の使い分けという、英語の根幹となるルールを習います。小学校での「耳で慣れ親しむ楽しい英語」から、中学での「ルールを組み立てる論理的な英語」への急激な切り替えが必要です。1学期のうちにこの「論理のスイッチ」が入らないと、2学期以降の学習で完全に立ち往生してしまいます。
最初のテストの結果が、英語への「自信」を左右するから
最も大きな理由は、子どものメンタル面への影響です。1学期の定期テストの結果は、「自分は英語が得意(または苦手)」という先入観を決定づけてしまいます。
たとえば、うちの子も小学校では英語を楽しんでいて、特にヒアリングが得意でした。ところが中学最初のテストで、単語が「書けない」、「できない」となり、一気に自信をなくしてしまいました。親としては「今までと変わらず授業はちゃんと受けているはずなのに、なぜ…?」と戸惑ったのを覚えています。
一度「苦手だ」と思い込むと意欲を取り戻すのは容易ではありません。逆に、ここで「できた!」という成功体験を持てれば、その自信がその後の3年間を走り抜ける大きな原動力になります。
小学生のうちに準備しておくべき「5つのポイント」

中学校生活をスムーズにスタートさせるために、早い段階から意識しておきたい家庭での準備は、決して「難しい問題を解くこと」ではありません。大切なのは、中学校の学習スタイルにスムーズに移行するための「土台作り」です。
具体的に、以下の5つのポイントを意識してみましょう。
ポイント1:「音読」で文字と音を一致させる
単語を機械的に書き写すのではなく、教材の文字を見ながら声に出す「音読」を取り入れましょう。目(文字)・耳(音)・口(発声)を同時に使うことで、脳内に英語の回路が作られます。音読によって文字と音がリンクすれば、単語の綴りを覚えるスピードは飛躍的に向上します。
ポイント2:身の回りの「名詞」を増やす
中学校の教科書では、文法だけでなく語彙力も求められます。今のうちに、身の回りにあるもの(文房具、食べ物、動物、教科名など)を英語で言えるようにしておきましょう。知っている言葉が多いほど、中学校の授業で英文を読んだ際の「理解のしやすさ」が格段に変わります。
ポイント3:基本単語を「正しく書く」習慣をつける
曜日や数字、月など、中学校の最初で必ず登場する基本単語。これらを「見なくても正しく書ける」状態にしておくだけでも、最初の定期テストでの余裕が全く変わります。まずは1日3語からでも、丁寧に綴る練習を始めてみるのが効果的です。
ポイント4:「間違いを怖がらない」マインドを身につける
中学校に入るとテストで採点されるため、どうしても「間違えたくない」という気持ちが強まり、発話をためらうようになりがちです。今のうちに「間違えてもいいから伝えてみる」という経験を積み、英語を話すことへの心理的なハードルを下げておくことが、授業への積極性に繋がります。
ポイント5:「予習・実践・復習」のサイクルを体験する
中学校の授業は進度が速く、一度遅れると取り戻すのが大変です 。そのため、今のうちに「次やることを知る(予習)」→「実際に使ってみる(授業・会話)」→「定着させる(復習)」という一連の流れを習慣化しておきましょう。この「型」が身についていれば、授業がどんどん進んでもパニックにならず、自分のペースで知識を積み上げていくことができます。入学前にこのサイクルを一度でも体験しておくことが、中学校での学習をスムーズに進めるための最強の武器になります。
プロのメソッドで「学習の仕組み」を習慣化する
家庭だけでこれら5つのポイントをすべて継続させるのは、容易ではありません。そこで、「Kimini英会話」の学習システムが大きな助けとなります。
「わかる」を「できる」に変えるステップ
多くの英語学習がつまずく原因は、知識を詰め込むだけで終わってしまう点にあります 。Kimini英会話は、学んだことを実際に講師と使い、「通じた!」という成功体験を積むことを重視しています 。この体験を繰り返すことで、ただ暗記しただけのバラバラな知識が、「自分の言葉として使いこなせる実践的な力」へと変わっていきます。
迷わず進める「予習・レッスン・復習」のサイクル
Kimini英会話の最大の特徴は、システムの中に理想的な学習サイクルが組み込まれていることです。何をすべきかを悩む必要はありません。
- 予習: 事前に動画や教材でポイントを確認し、不安を自信に変えます。
- レッスン: 講師とマンツーマンで、予習した内容をアウトプットします。
- 復習: テスト形式の教材で、学んだ内容をしっかり定着させます。
小学生からスタートできる「中学生コース」
Kimini英会話では、コースに年齢制限がありません。そのため「中学生コース」は、小学生の先取り学習に最適。学研のノウハウを活かした教材は、初めて本格的に英語を学ぶ子どもでも直感的に理解できる工夫が満載です。文法などの基礎を体系的に学べるため、中学入学後の授業にも大きな余裕を持って臨めるようになります。
まとめ:英語を「不安」ではなく「自信」の源に
中学校の英語学習で大切なのは適切な「準備」と「仕組み」です。まずは今回ご紹介した5つのポイントを、できるところから生活に取り入れてみてください。これらの準備を今のうちに進めることで、英語は「不安な教科」ではなく、自分の「世界を広げる強力なツール」に変わります。
Kimini英会話なら、お子さまの「できた!」を確実に積み上げ、自信を持って中学校の門を叩けるよう導いてくれます。まずは無料体験から、お子さまに合った新しい学びの形をチェックしてみてはいかがでしょうか?
