「英語は習慣の賜物」と言われます。
英語学習や、英会話を習慣にして、英語力をアップしたい!けど、どうしたら習慣化できるの?
と悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、習慣を表す英語と、英語学習を習慣化する方法をご紹介します。
習慣を表す英語表現
まずは、英語で習慣を表す表現をおさらいしましょう。
習慣「habit」
英語で習慣を表す単語は「habit(ハビット):習慣・癖」が代表的です。
英語学習の良い習慣を作りたいです。
爪を噛む習慣がついてしまった。
「habit」は「good habit(グッド・ハビット):良い習慣」や「bad habit(バッド・ハビット):悪い習慣」のように、
goodや、badを付けて表現ができます。
「〜の習慣をつける」は、「built (good/bad)habits for〜(ビルド・(グッド/バッド)・ハビッツ・フォー)」や「cultivate (good/bad) habits for〜(カルティベート・(グッド/バッド)・ハビッツ・フォー」といいます。
「habit」を使う表現
甘いものを毎日食べるのを、やめたほうがいいですよ。
はい、分かってます。その(甘いものを食べる)習慣を、やめようと努力中です。
「break one’s habit of 〜(ブレイク・ワンズ・ハビット・オブ)」は「〜の習慣をやめる」の意味です。
夕食後にタバコを吸う癖があります。
「〜の癖がある・(習慣的に)〜する」には「out of habit(アウト・オブ・ハビット)」を使うこともできます。
毎朝5時に起きて、英語を勉強する癖がつきました。
本当に?それはよい(習慣)ですね!
「I got into the habit of ~(アイ・ゴット・イントゥ・ザ・ハビット・オブ 〜)」は「〜する習慣(癖)がつく」を表します。
(文化として)習慣的に
お箸で食べ物を食べるのは、日本人の習慣です。
「(文化や、国の習慣として)〜されている、習慣的に〜している」の場合は「custom(カスタム):習慣・慣習」を使います。
わたしの家族は、夕食の前にお祈りをする習慣があります。
customは、文化や国だけではなく、家族や特定のグループ単位の習慣にも使うことができます。
日課
私は、1日に3杯のコーヒーを飲むのが日課です。
「〜が日課です」を表すには、「regularly(レギュラリー):定期的に」を使うことができます。
朝のジョギングが日課です。
「daily routine(デイリー・ルーティン)」も「日課」を表すことができます。
【英語習慣化のために(1)】毎日少しでも英語に触れる工夫をしよう!
「平日は忙しいから、週末にたくさん勉強したい」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、英語を習慣にするには「毎日少しでもいいから、英語に触れる工夫をする」ことが大切です。
具体的にできる工夫として、
- オンラインで学ぶ
- アプリで学ぶ
- オーディオブックで学ぶ
- 映画やドラマを見る
- ポッドキャストを聞く
- 英語日記をつける
の方法があります。
オンラインで学ぶ
コロナウイルスの世界的流行が見られるようになってから、オンラインの講座やアクティビティも流行しています。
英語学習もオンラインで行うことで、学習開始までの手間を省くことができます。
スクールに通うよりも、かかるコストや通学の時間も少ないです。
最近では、YouTubeなどで無料公開されている動画にも、クオリティが高いものがあります。
アプリで学ぶ
英語学習アプリにも、たくさんの種類があります。
オンライン学習と同じように、場所や時間にとらわれず取り組むことができます。
ゲーム感覚で学習に取り組めるアプリもあります。
オーディオブックで学ぶ
英語のオーディオブックを聞くこともできます。
英語学習者のレベル別になっているオーディオブックもあります。
映画やドラマを見る
「英語を学ぶ!」と言われると、「座学」を思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、海外ドラマや映画を楽しく見ることでも英語を学習することができます。
最近では、海外の映画のストリーミングサービスも、英語学習者に向けた専用のプラグインを作成しています。
映画やドラマの世界に浸かり、英語に触れる習慣をつけましょう。
ポッドキャストを聞く
無料で聞ける英語のポッドキャストも登場しています。
生の英語に触れることができ、情報もキャッチできるため一石二鳥です。
英語日記をつける
「英語のアウトプット習慣がつけたい!」という方は、英語日記がおすすめです。
自分のペースで執筆できるため、短い文章からでも始めることができます。
3〜5文程度の日記から始め、徐々にたくさんの英語が書けるようになると嬉しいですね。
【英語習慣化のために(2)】学習の記録をつけよう!
何かを習慣化しようとする際には「習慣が途切れたら、もったいない!」と、自分に思わせるのが効果的です。
そのために、学習の記録をつけてみましょう。
例えば、習慣を続けることができた日には、カレンダーに1を入れ、続けることができなかった日には0を入れる方法があります。
【英語習慣化のために(3)】スキマ時間を有効活用しよう!
先にも述べましたが、座学にこだわる必要はありません。
通勤時間や、家事の合間など、スキマ時間に学習することもできます。
例えば、家事の合間に英語のオーディオブックを聞き流し、分からなかった単語をピックアップしておきます。
1日の最後に、英語日記でその単語をピックアップし、意味を調べたり、日記に取り入れたりと、組み合わせて学習することも可能です。
忙しい家事や育児のスキマ時間を利用して、効率的に英語を学ぶ習慣を身につけましょう。
楽しみながら英語学習の習慣をつけよう!
この記事では、英語で「習慣」を表現する方法と、英語学習の習慣を身につけるコツをご紹介しました。
「英語は習慣の賜物」と言われるように、英語を上達させるためには習慣化が必要です。
日常生活に英語を取り入れて、楽しみながら英語力アップを目指してください。