こんにちは!今回は「承認」に関する英語をご紹介していきます!「承認」は国内外問わず、主にビジネスで用いられます。

ビジネスで使われるということは、使い方を少し気をつけなければなりません。また、TOEICなどのテストに頻出な用語になります。

ぜひこの機会に学んでみましょう!

 

「承認」「承認する」の英語

「承認」を英語にするワードはどれを使用すれば良いのでしょうか。名詞や動詞、関連する用語をご紹介します。

 

承認:approval

「承認」を表現する上で最も使われる名詞が「approval」となります。

「承認」の他にも「同意」などの意味があります。

→「承認」は「acknowledgment」「recognition」でも表現することができます。

しかし、十分フォーマルな表現である「approval」よりも固い表現なので、あまり使われません。

 

承認する:approve

→「承認」の動詞です。「approval」と同じく、「賛成する」などの意味もあります。

「approve of~」で「〜に満足する、良いと考える」という意味にもなります。

 

approved:承認された

「approved by~」で「〜によって承認された」

「approved document」で「承認された文書」

「This has been approved」で「これは承認されました。」

となるなどなど、使い方は様々です。

 

disapprove:快く思わない

→「承認しない」という意味もあります。

しかし「disapprove」は「快く思わない」という意味の方が強いので、注意が必要です。

「acknowledge 」「accept」:承認する、認める、同意する

「approve」と同じ「承認する」という意味を持ちます。しかし、広い意味を持つので、その分曖昧な表現になります。

 

「allow 」「permit」:許可する

→「ヒト」が主体である文に対して使うことが多いです。

「approve」は「申請・リクエスト」に対して使うことが明確な違いです。

 

「green light」:「許可を出す」

→アメリカのスラングで、アメリカ出身の方がよく使われる表現です。

スラングなので、緊迫したビジネスの場面で使うことはありません。

しかし、少し砕けた(何度か取引のある相手先との商談など)の場面で使うことがあります。

 

「go ahead」:「許可を出す」

→こちらも少しフランクなビジネスの場で使われる表現です。

「go ahead」は本来であれば「進む」という意味ですが、「許可を出す」という意味で使われることがあります。

 

ビジネスで使う「承認する」の英語

ビジネスで使う「承認する」の英語

「承認」を表す、様々な英語表現がある中で、なにを使えばいいのでしょうか。

 

ズバリビジネスの場では「approve」を使えば問題ありません。

私自身、文書や口語問わず、「approve」以外のワードを使ったことはありませんし、ほとんど見たこともありません。

ビジネスメールでもビジネス会話でも自信を持って「approve」「approval」「approved」を使いましょう!

英語に慣れてきた時に、相手に合わせて「go ahead to~」「green light」などを使っていきましょう。

 

「承認」を含む言葉・関連用語

「承認」を含む言葉・関連用語

「承認」は様々な場所や状況で使用するので、関連語句がたくさんあります。以下一覧としてご紹介します。

 

  • 「電子承認」:electric approval
  • 「電子認証」:electric authentication
  • 「電子署名」:electric signature
  • 「電子サイン」:pen tablet to sign
  • 「デジタル署名」:digital signature

 

  • 「非承認」:unapproved, unauthorized, non-approved
  • 「仮承認」:alternate approval, authorized representative 

    本部長に代わって承認する」:approval on behalf of GM

※「GM」は「General Manager」の略でビジネス英語でよく出てきます

 

  • 「承認待ち」:awaiting approval, pending approval
  • 「承認待ちの契約書」:A contract for waiting approval
  • 「承認済み」:approved conformed
  • 「承認済みのサイン」:approved signature

 

  • 「承認欲求」:desire for approval, desire for recognition

→これまでの「承認」とは少し違いますが、「承認欲求」も「aprroval」を使います。

 

「approve」とよく一緒に使う単語です。

  • 「請求書」:invoice
  • 「企画書」:project proposal
  • 「文書」:document
  • 「同意書」:agreement form
  • 「社内」:internal, in-house
  • 「署名」:signature
  • 「承知しました」:Certainly, That would be fine, All right

「承認」を含む例文一覧

「承認」を含む例文一覧

(例1)

Aさん
Would you please confirm that the contents of the document are correct, and if it is correct, approve it and return it as PDF data?
訳) 書類の内容について相違がないかご確認いただき、署名をした上でPDFデータでご返送いただけますでしょうか。

Bさん
I have just sent you a PDF. It would be great if you could check it.
訳)たった今、PDFをご送付しました。ご確認よろしくお願いいたします。

 

(例2)

Aさん
Would you please sign the attachment and return it?
訳) 添付ファイルに署名のうえご返送いただけますでしょうか。

Bさん
That would be fine.
訳)承知しました。

 

(例3)

Aさん

I would appreciate it if you could approve this by the end of today.
訳) こちらを今日中に承認いただければ幸いです。

Bさん
Certainly
訳)承知しました。

 

まとめ

「承認」についての英語はいかがでしたでしょうか。

最近はSaaSの普及で電子的なやりとりが増えていますので、パソコンの画面で見かけることも多いです。

ビジネスの場でなくても、TOEICなどの英語の試験でも頻出ですので、覚えておきましょう!