「TOEIC対策を始めよう」と思っても、何から始めたらいいのか分からず、困ってしまう方は多いです。
そこで本記事では、TOEIC対策で初心者がまずやることを3つ紹介します。また記事後半では、TOEIC対策におすすめな本3選を紹介しています。
記事を最後までチェックすれば、これからTOEICを受験するあなたが、何から行動を始めればいいのかが明確になりますよ。
今後TOEICを受験する方、TOEICを受験しようかなと悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
TOEIC対策で初心者がまずやること3つ
TOEIC対策で初心者がまずやるべきことは以下の3つです。
- TOEICの内容や傾向について知る
- 自分の英語力を知り目標スコアを決める
- 自分に合った勉強法や学習教材を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
TOEICの内容や傾向について知る
TOEIC初心者は、本格的にTOEIC対策を始める前に、まずTOEICの内容や傾向について知りましょう。
英語試験はTOEIC以外にも英検やTOEFLなど複数あります。どれも英語と一括りにすることもできますが、試験によって内容や傾向は大きく異なります。
TOEICを受験するのであれば、TOEICはどんな内容の試験なのかは最低限知っておかなければなりません。またTOEICの傾向を掴むことで、スコアが取りやすくなったり、学習効率がアップしたりします。
例えばTOEICはリーディングとリスニングの試験です。マークシート式の試験で3〜4つの選択肢の中から正しい答えを選ぶ問題しか出題されません。つまり記述は1問も出ないので、単語の綴りを覚える必要はありません。一方英検など他の英語資格試験の場合は、綴りまで覚える必要があります。
TOEICの試験内容が詳しく把握できていない方は、TOEIC公式サイトで確認しましょう。またTOEICの傾向については書籍で学ぶのがおすすめです。
特にTOEIC600点を目指す方のための単語帳「銀のフレーズ」には、著者からの雑学・TIPSとしてTOEICの傾向やTOEICで使えるテクニックが多数紹介されているのでおすすめです。
自分の英語力を知り目標スコアを決める
本格的にTOEIC対策を始める前に、自分の英語力と目標スコアを知りましょう。なぜならTOEICは10〜990点の試験で、現在の英語力や目標とするスコアによってやるべきことが異なるからです。
例えばTOEIC500点を目指すのであれば基礎的な単語や文法から学習しなければなりません。一方TOEIC800点を目指すのであれば、苦手なパートを重点的に対策する必要があります。
一度TOEICを受験したことがある方は、その時に獲得したスコアが現在の英語力となります。初めてTOEICを受験する方は、よほど英語が得意でない限りは、600点から目指してみましょう。
自分の現在の英語力も分からず、目標スコアも決めずにただ惰性でTOEIC対策をしていても、思うようにTOEICスコアは伸びません。
マラソンでもスタート地点とゴール地点が見えてるから最後まで頑張れます。TOEICも現在地と目標が明確になることで、多少大変でもモチベーションが湧き、最後まで頑張れます。
自分に合った勉強法や学習教材を選ぶ
TOEIC対策用の教材の多くは、目標スコア別に分かれています。
- TOEIC600点を目指す方のための単語帳
- TOEIC900点を目指す方のためパート7の参考書
のような形です。
現在の自分の英語力や目標スコアが明確になることで、自ずと自分に合った学習教材が見えてきます。
どのスコアを目標とする方にも共通することですが、まずは単語帳を使って語彙力を高めましょう。その後実践問題集を解いて苦手パートを見つけ出します。そして最後に苦手パートのパート別問題集を解いて、苦手パートをなくします。そうすることで確実なスコアアップが目指せます。
「TOEIC対策を始めよう」と思う方の多くは、何も考えずに目についた参考書を購入し、TOEIC対策を始めてしまいます。そしてTOEIC対策がうまくいかずに失敗してしまいます。
しかし本格的にTOEIC対策を始める前に今回紹介した3つのやるべきことを実践すれば、TOEIC対策がうまくいく可能性は大きく上がりますよ。
TOEIC対策におすすめの本3選
TOEIC対策におすすめの本を紹介します。
- はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
本は自宅などでまとめて時間が取れる時の学習におすすめです。また電車に乗っている時間など、ちょっとしたスキマ時間の学習におすすめです。
TOEIC対策を成功させるためには、本をうまく活用しましょう。
それではTOEIC対策におすすめの本を3つ詳しくみていきましょう。
はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略
「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略」は、TOEIC全7パートを満遍なく対策できる参考書です。
参考書の最後には模擬テストが付いているので、この参考書を使ってどのくらいTOEIC対策ができたかを確かめることができます。
TOEIC参考書の最初の1冊としておすすめの1冊です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、TOEIC問題の中でも文法問題ばかりを1000問集めた参考書です。
TOEIC対策として単語を覚える方はいても文法は面倒だからと後回しにしてしまう方が多いです。本書はそういった方にぴったりです。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」はAmazonの文法書カテゴリーでベストセラー1位を獲得している参考書です。特に文法問題がたくさん出題されるTOEICパート5・6の対策になります。
次の項目で紹介する「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」と著者が同じなので、一緒に購入してもいいかもしれませんね。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」は、TOEIC600点を目指すために必要なTOEIC頻出単語を1000単語集めた単語帳です。
上級者向けの単語は一切収録されていないので、単語帳の最初の1冊にぴったりです。
著者のTEX加藤氏の実体験に基づくTOEICのTIPS(コツ)もTOEICを受ける上で役に立つこと間違いなしです。
本書を使ってTOEIC600点レベルの単語を覚えられたら、次は「金のフレーズ」を購入して、さらに上のTOEICスコアを目指しましょう。
まとめ
TOEIC対策で初心者がまずやること3つ&おすすめ本3選を紹介しました。
TOEIC対策は、受験者のレベルや目標スコアによってやるべきことが異なります。がむしゃらにTOEIC対策を始めるのではなく、まずは何をやるべきなのかを明確にして、TOEIC対策を始めましょう。
TOEIC対策には、アプリや本が欠かせません。今回紹介した5つの中から、気になるものがあればぜひ購入してみてください。きっとTOEIC対策の役に立つはずです。