「シリーズ」は英語で何と言うでしょうか?

「シリーズ」はカタカナだし、英語でもそのままじゃないの?と思う方も多いでしょう。

「シリーズ」は「series(シリーズ)」で通じることもありますが、別の表現ができる場合もあります。

この記事では「シリーズ」の英語と、類語、関連表現をご紹介します。

「シリーズ」に関する英語が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

シリーズの英語表現

まずは「シリーズ」の英語表現を学びましょう。

series(シリーズ)

シリーズは英語で「series(シリーズ)」です。

Aさん
I would like to see TV drama series called “Special Weekends” in the Golden Week.
訳)GW中に「スペシャル・ウィークエンド」というテレビドラマ・シリーズを見たいの。
Bさん
How many seasons does it have?
訳)そのドラマは何シーズンあるの?

テレビドラマ・シリーズでは、季節ごとに放送される一連のシリーズを「season(シーズン)」とも言います。

・テレビドラマ・シリーズ:TV drama series
・漫画シリーズ:cartoon series
・シーズン1 から 7 :seasons 1 to 7

a series of 〜(ア・シリーズ・オブ 〜)

同じ series を使いますが「a series of 〜(ア・シリーズ・オブ〜)」は「一連の〜」の意味です。

Aさん
You have to pass a series of paper tests as well as driving tests to get drivers’ license.
訳)運転免許を取るには、ドライビングのテストだけじゃなくて、(一連の)筆記テストに受からないといけないですよ。
Bさん
I know. I am studying hard now.
訳)そうですよね。今、猛勉強中です。
複数形の「series」と単数形の「series」
「series」は、複数形にも、単数形にも使います。
TV drama series の「series」は複数形、a series of eventsの「series」は単数形です。

シリーズの類語を英語で

シリーズの類語を英語で

次に「シリーズ」の類語表現を英語で学んでみましょう。

定期刊行物

「定期刊行物」は「periodical publication(ペリオディカル・パブリケーション)」です。

「periodical(ペリオディカル)」は「定期的な」を表します。

「publication(パブリケーション)」は、「刊行物」の意味です。

週刊誌

「週刊誌」は「weekly magazine(ウィークリー・マガジーン)」「weekly publication(ウィークリー・パブリケーション)」といいます。

月刊誌

「月刊誌」は「monthly magazine(マンスリー・マガジーン)」「monthly publication(マンスリー・パブリケーション)」です。

隔週刊行物

「隔週の刊行物」は「biweek publication(バイウィーク・パブリケーション)」といいます。

「biweek(バイウィーク)」は「隔週の」の意味の形容詞です。

Aさん
Do you sell new issues of ABC magazines in this store?
訳)ABCマガジンの新刊は、このお店に売っていますか?
Bさん
It will come out next week because it is published biweekly.
訳)隔週出版なので、次の週にリリースされますよ。

※この文では「come out(カム・アウト) は「出版される、リリースされる」の意味です。

号(ナンバー)

刊行物や出版物に使われる「号(ナンバー)」には「issue(イッシュー)」を使います。

「back issue(バック・イッシュー)」は、「(雑誌などの)バック・ナンバー」のことです。

Aさん
Excuse me. I am looking for back issues of this magazine. Would you mind helping me please?
訳)すみません。この雑誌のバックナンバーを探しています。手伝っていただけますか?
Bさん
Not at all. I think I know where the back issues are.
訳)もちろんです。バックナンバーの場所も分かると思います。

スピンオフ作品

スピンオフ作品は、「spin-off(スピンオフ)」と表現します。

スピンオフとは、「大きなものから派生したもの」の意味で、映画などで人気が出ると、スピンオフ作品が作られることもあります。

【なつかしい!】英語で有名なシリーズ作品

【なつかしい!】英語で有名なシリーズ作品

最後に、なつかしさを感じる有名な英語の「シリーズ」作品をご紹介します。

幼い頃や、学生時代に見ていた作品もあるのではないでしょうか?
たまに見返すと英語学習にも役立つかもしれません。

Harry Potter (ハリーポッターシリーズ)

「Harry Potter(ハリーポッター)」は、里親のもとで育てられたハリーが、ホグワーツ魔法学校の生徒となり、闇の魔術師ヴォルデモートと戦うストーリーです。

ハリーポッター・シリーズは全8作で、スピンオフの「ファンタスティック・ビースト」2作もあります。

Friends(フレンズ)

「Friends(フレンズ)」は、1990年代に大ヒットしたシットコム(sitcom)です。
ニューヨークにあるアパートを舞台に、6人の男女が恋愛や、友情、家族について奮闘するストーリーです。

若い男女の日常会話が盛りだくさんなことから、英語学習の教材にもおすすめされるドラマです。

※sitcom(シットコム)とは:「situation comedy(シチュエーション・コメディ)」の略で、職場や、家庭など特定のシュチュエーションを舞台に繰り広げられるコメディのことです。

The Big Bang Theory(ビックバン☆セオリー:ギークな僕らの恋愛法則)

2007年〜2019年でアメリカで放送されたドラマです。

カルフォルニア工科大学に所属するIQが高い2人組(レナードとシェルドン)が、部屋の向かいに引っ越してきたブロンド美女(ペニー)と繰り広げるコメディです。

「The Big bang Theory(ビックバン☆セオリー:ギークな僕らの恋愛法則)」も、日常会話の英語が学べるため英語学習の題材としても活かせるでしょう。

Full House(フルハウス)

「Friends(フレンズ)」と同じように、1980年代〜1990年代に大ヒットしたシットコムです。

「Full House(フルハウス)」は家族を主な題材としています。

「ジェシーおいたん」や「ミシェル」など、作品から人気のキャラクターも誕生しました。

まとめ

この記事では「シリーズ」の英語表現や、類語、英語で有名なシリーズ作品をご紹介しました。

日本語でも「シリーズ」といいますが、他の表現が使えることもあります。

「series」は複数でも、単数でも使う場面があり、意味が変わるので注意が必要です。

類語と一緒に覚えれば、ボキャブラリーも増やすことができます。

この記事や、記事で紹介した英語の有名シリーズ作品を使って、英語学習に取り組んでみてください!