皆さんは「顎」を英語で表現できるでしょうか。
日本語では漢字一文字で表すことができるこの表現ですが、英語で言えるかと言うと意外とわからない方が多いはず。
こちらの記事では「顎」の英語表現はもちろん、「顎」の英語を使った例文や実際の使い方を紹介していきます。
ぜひ最後までお読みください。
「顎」は英語で何という?
皆さんは英語で「顎」を表現できますか?
人間の体の一部でもある「顎」ですが、意外と英語で表現するとなると悩んでしまう方も多いはずです。
ここからは「顎」の英語に関して解説していきます。
ぜひ覚えておきましょう。
「顎」は英語で”jaw”と表現する
「顎」は一般的に英語では”jaw”と表現します。
発音は「ジョー」となり、有名なサメの映画「ジョーズ」なんかでも聞いたことが多い方がいらっしゃるはずです。
自動詞で「くどくど言う」という意味も持つ
“jaw”は名詞で「顎」という意味を持ちますが、実は自動詞としての役割もあるので覚えておきましょう。
あまり口語表現で使われているイメージではないので、豆知識程度の認識で大丈夫です。
「顎の先端」は”chin”と呼ぶ
「顎」の中でも、「顎の先端」は”chin”という英語表現を使います。
人間の顎は先っぽのことを指すことが多く、どちらかというと”chin”を使った方が言葉としては伝わりやすいです。
“chin”には「懸垂する」という動詞の意味もある
実は、名詞で「顎の先端」という意味を持つこの単語ですが、動詞では「懸垂する」という意味があります。
日本語では「チンニング」といって、懸垂トレーニングを指す言葉もあるので、関連つけて覚えておくと良いでしょう。
「顎」を使った例文紹介
次は実際に「顎」を使った例文を紹介していきます。
ここでしっかりと使い方を身につけておくと、今すぐにでも実践で応用できるので、ぜひお役立てください。
顎に怪我をした際に役立つ例文
まずは、顎に怪我をした際の例文紹介です。
あまりないシチュエーションかもしれませんが、スポーツや不慮の事故でダメージを受けてしまった際などに使ってみてください。
- She broke her jaw and lost some teeth.
訳)彼女は顎を骨折し、歯も何本か抜けた。 - My jaw’s been killing me since yesterday.
訳)顎が昨日から痛すぎて死にそう。
She broke her jaw and lost some teeth.
こちらの表現は、“broke ~”で「〜を骨折する」という意味になります。
例えば”I broke my leg.”と使うと「足を骨折した」となるので、骨のある身体の部位を”broke”の後に入れると意味が成り立つのです。
また、”lost ~”で「〜をなくす」という表現ができます。
これは”lost my bag”で「カバンをなくす」というように、無くした物を後に入れることで文章が成り立つのです。
My jaw’s been killing me since yesterday.
こちらは”kill me”「私を殺す」を比喩的に表現した、口語表現です。
日本語で言うところの「死ぬほど〜だ」という表現と使い方は同じであり、この場合は「死ぬほど顎が痛い」という意味を成します。
また、”since ~”は、「〜から」という意味の表現です。
“since last week”, “since last night”のように、過去の表現”last”と時間の組み合わせで使われることが多い表現です。
顎をパンチするシーンで使える例文
今度は「顎をパンチするシーン」で使える表現です。
日常生活での喧嘩やボクシングなどのスポーツで使われる表現なので、ここでしっかりと解説していきます。
- I punched him in the jaw.
訳)彼のあごをパンチした。 - He hit me in the jaw and knocked me down.
訳)顎をパンチされてノックダンしてしまった。
I punched him in the jaw.
“punch 人 in 部位”で、「人の部位を殴る」という意味になります。
この文章では、”in the jaw”で「顎」を指定しているので「彼の顎を殴る」という流れになるのです。
また、前置詞の”in”を使うのにも理由があり、
また「on」は表面を感じさせるので、痛みのない接触によく使われます。逆にいえば痛みを感じさせる表現には「in」を使ったほうが自然になります。
He hit me in the jaw and knocked me down.
こちらも先ほど紹介した”in the jaw”を使って、「顎に攻撃を受けた」というイメージをまず説明します。
“knock 人 down”を使うことで、「人をダウンさせる」→「気絶させる」という意味になるので、「ノックダウンしてしまった」という意味になるのです。
「顎」以外の身体のパーツ英語一覧
ここからは「顎」以外の体のパーツを、英語で紹介していきます。
色々な英語を学習していると思われますが、一番身近な「身体のパーツ」を説明できない方は意外といらっしゃるかもしれません。
ぜひこちらの項目で「顔」「上半身」「下半身」の順に勉強していきましょう。
顔のパーツ一覧
- eye – 目
- eyelid – まぶた
- iris – 瞳孔
- eyebrow – 眉毛
- eyelash – まつ毛
- nose – 鼻
- mouth – 口
- tooth – 歯
- lip – 唇
- tongue – 舌
- cheek – 頬
- chin – あご
- jaw – 下あご
- ear – 耳
上半身のパーツ一覧
- torso – 胴
- stomach – おなか
- belly – おへそ
- chest – 胸
- collarbone – 鎖骨
- neck – 首
- throat – 喉
- back – 背中
- lower back – 腰
- backbone – 背骨
- shoulder – 肩
- arm – 腕
- elbow – 肘
- finger – 指
- hand – 手
下半身のパーツ一覧
- foot – 足
- ankle – 足首
- legs – 足首~太もも
- knee – ひざ
- shin – すね
- heel – かかと
- butt – お尻
- calf – ふくらはぎ
まとめ
こちらの記事では「顎」に関する英語表現を、幅広く学んできました。
「顎」は英語で”jaw”、顎の先端は”chin”と表現しましたよね。
また、“punch in the jaw”で「顎にパンチを受ける」なんていう例文も紹介してきました。
最後には身体の部位をよく使われるものに限定して、一覧で紹介してきましたよね。
ぜひ、これらを関連つけて勉強することで「顎」=”jaw”のイメージを脳に焼き付けましょう。