判断基準や基準日など、「基準」という言葉を使うタイミングも多いのではないでしょうか。
ただ、どのように英語で表現すればよいかわからないという方も多いでしょう。
そこで、今回は「基準って英語でなんて言うの?」をテーマに紹介していきます。
実際に使える英語例文集も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
基準って英語でなんて言うの?
基準は英語でstandardといいます。
日本語でもカタカナでスタンダードといいますよね。
ただ、英語ではstandardのほかに、basis、criteriaなどを使用することも多いです。
それぞれ使えるシーンが異なるので、使う場面に応じて適切な英語を選びましょう。
standardを使う
Standardはさまざまなところで使用されます。
Standardは何か物事の標準や規格、水準という意味合いで使われることが多いです。
そのほか、定められた品質という意味で使うこともあるでしょう。
basisを使う場合
Basisは基礎や基盤という意味が強いので、基本的というニュアンスを持っています。
Standardとの違いが非常にわかりにくいのですが、standardは決められた基準や規格であるのに対して、basisは根本的な部分を指すことが多いでしょう。
criteriaを使う場合
一方、criteriaはstandardと異なり、規範というニュアンスが非常に強いです。
何かを評価する際の基準として使われることが多いでしょう。
たとえば、テストの採点において、どのようなポイントを評価するのかを明確に定める場合はstandardではなくcriteriaを使うのが一般的です。
Criteriaは何かを判断するための基準や条件というニュアンスが強いです。
いかがでしょうか。
standard, basis, criteriaの違いをイメージできましたでしょうか。
あとから紹介する英語例文集を参考にして想像しながら覚えてみてくださいね。
基準にまつわる英語表現
「基準」はstandard, basis, criteriaなどで表すことが可能です。
ここでは、基準日や安全基準、労働基準など、基準にまつわる表現について紹介していきます。
- 基準日:reference date
- 安全基準:safety standards
- 労働基準:labor standards
- 基準点:reference point
- 基準値:standard value, reference value
- 評価基準:evaluation criteria, classification criteria
- 判断基準:criterion
- 絶対的基準:absolute standard
- 国際基準:global standard
実際に使える英語例文集
それでは、実際に使える英語例文集を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
レポートの評価基準について教えてくれませんか。
評価基準シートはWeb上にアップロードされています。インターネットから確認してください。
申し上げにくいのですが、あなた方の製品を採用するためには厳しい基準にクリアしなければなりません。
どのような基準ですか。もう少し詳細を教えてください。
この基準は現実的なのですか。
はい。現実的です。何度も計算しました。
この建物が耐震基準に適合しているのかどうか不安です。
心配いりません。この建物は耐震基準に満たしています。
会社を辞めたのですか。知りませんでした。なぜ、そんな急に辞めたのですか。
会社の基準に同意できなかったので、辞めざるを得ませんでした。
試験に落ちた理由が全く理解できません。評価基準を教えてください。
基準点に達しなかったからです。これが評価基準表になります。今回に限り、再試験の機会を設けますね。
労働基準法について何かわかりませんか。来週、日本の労働市場に関するプレゼンをしなければなりません。もし可能であれば手伝ってもらえませんか。
もちろんです。私は厚生労働省で10年間働いています。十分に手助けできると思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「基準って英語でなんて言うの?」をテーマにさまざまな英語を紹介しました。
「基準」はstandard, basis, criteriaを使って表すことができます。
そのほか、referenceを使う場合も少なくありません。
今回は実際に使える英語例文集についても紹介しています。
ぜひ、英語学習に役立ててくださいね。