“way”は英文や英会話の中でよく登場する英語表現です。よく登場する英語表現を使いこなせるようになっておくことで、英語の読解力も英会話の能力もアップします。

英語の”way”は、「道」以外の意味でも使われます。

そこで本記事では、“way”が持つ2つの意味と、”way”を使った英語表現を8つまとめました。

記事を最後までチェックすれば、”way”の意味や使い方が一通り分かりますよ。”way”について知りたくてこのページにたどり着いた方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

“way”が持つ2つの意味

"way"が持つ2つの意味

“way”が持つ意味は、以下の2つです。

  • 方法

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

まず”way”が持つ最も一般的な意味は「道」です。

「道」を表す”way”の類似表現としては”path”「経路」や”road”「道路」があります。

“way”「道」について例文とともに見てみましょう。

Aさん
Could you tell me the way to get to Sendai station?
訳)仙台駅までの道を教えてくださいませんか?

 

Aさん
I’ve lost my way.
訳)迷子になりました。

方法

次に「方法」や「やり方」といった意味での”way”について解説します。

「方法」や「やり方」を表す”way”の類似表現としては”means”「手段」や”method”「メソッド」、”technique”「テクニック」などがあります。

“way”「方法」「やり方」について例文とともに見てみましょう。

Aさん
Is there any other way of saying that?
訳)何か他に言い方はありませんか?

Aさん
The only way to lose weight is to eat less.
訳)体重を減らす唯一の方法は、食べる量を減らすことです。

Aさん
There’s no other way.
訳)他に方法はありません。

“way”を使った英語表現まとめ

"way"が持つ2つの意味

“way”を使った英語表現の中でもよく使うものは以下の8つです。

  • in my way
  • out of the way
  • on the way
  • all the way
  • under way
  • by way of
  • no way
  • by the way

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

in my way

“in my way”で「邪魔になっている」という意味になります。「私の道にいる=邪魔である」というニュアンスですね。

また本記事では紹介していませんが”in my own way”とすることで「自分のやり方で」という全く別のフレーズになります。

“in my way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
She is in my way.
訳)彼女が邪魔です。

out of the way

“out of the way”で「異常な」という意味になります。「道の外側→異常な」というニュアンスですね。

“out of the way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
There’s nothing out of the way about the plan.
訳)この計画に異常な点は一切ありません。

on the way

“on the way”で「途中で」という意味になります。”on”には「続ける」という意味があるため”on the way”だと「道を歩き続けている=途中で」というニュアンスになります。

また”the”を”my”などの人称代名詞に置き換えて使うことも可能です。

“on the way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
I’m on my way.
訳)今向かっているところです。

Aさん
The city is well on the way to industrialization.
訳)その街はとても工業化が進んでいる(工業化の途中である)。

all the way

“all the way”で「すっかり」「はるばる」「わざわざ」という意味になります。

“all the way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
Food should be hot, fresh and cooked all the way through.
訳)食べ物は、熱々で、新鮮で、かつ中まで完全に調理(加熱)されるべきです。

under way

“under way”で「進行中で」という意味になります。”under”には”under construction”「建設中」”under investigation”「調査中」のように「〜中」という意味があります。

“under way”だと「道の途中=進行中」というニュアンスになります。

“under way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
The general election campaign is under way.
訳)総選挙の選挙活動は進行中です。

by way of

“by way of”で「〜経由で」「〜のつもりで」「〜のために」という意味になります。

“by way of”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
They were refunded their entry fees and given free day passes by way of apology.
訳)彼らはその入場料を返金され、謝罪のしるしとして無料の1日券を与えられました。

no way

“no way”で「決して〜ない」「全く〜ない」という意味になります。「道がない=決して〜ない」というニュアンスですね。

また口語表現として「絶対嫌だ」「とんでもない」といった意味も持っています。

“no way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
The stability of the Chinese system can in no way be taken for granted.
訳)中国のシステムの安定性は、当然のことと考えることは決してできない。

by the way

“by the way”で「ところで」「ちなみに」という意味になります。「道のそば=脇道に逸れる=ところで」というニュアンスですね。

“by the way”を使った例文は以下のとおりです。

Aさん
This is the restaurant I was talking about. By the way, they have a vegetarian menu too, so you can go!
訳)ここが僕の話してたレストランだよ。 ちなみにベジタリアンメニューもあるから君も行けるよ!

まとめ

 意味

“way”が持つ2つの意味と、”way”を使った英語表現を8つまとめました。

“way”の使い方は分かりましたでしょうか?”way”について理解できれば、あとはそれを実際の英作文や英会話に役立てるだけです。

実際に使わずに、頭の中で知識としておいておくだけではあまり意味がありません。積極的にどんどん使ってみましょう。

また今回の”way”のように、英語学習中に分からない英語表現に出くわした場合は、その場で調べるようにしてください。今の時代、インターネットで簡単に英語の意味や使い方を調べられます。

「分からない単語を見つけてその意味を調べる」このサイクルを繰り返すことで、どんどん英会話力が伸びていきます。