占いを信じている、信じていないにかかわらず、朝のニュース番組で星座占いや血液型占いが放送されていると気になる方も多いのではないでしょうか。

占いは日本だけのものではなく、万国共有の存在ですが国ごとに事情が異なります。

たとえば、血液型占いが普及しているのは日本だけだそう。

とはいえ、海外に行くと占いに関する会話をするシーンがあるかもしれません。

そこで今回は、「占い」の英語表現を紹介していきます。

日本と海外の占い事情の違い

日本にはたくさんの種類の占いがありますよね。

星座占いや手相占い、タロット占い、血液型占いなどパッと思い浮かぶだけでも何種類もあるでしょう。

日本における占いの感覚は人それぞれで、悩みがあるときに占ってもらう人もいれば、気軽にニュースや雑誌などでなんとなくチェックしている人もいます。

つまり、日本では占いが身近な存在で、世界的にみると気軽に占いを扱っているといえるのです。

アメリカの占い事情

アメリカは占いを信じる人があまりいません。

そのため、雑誌やテレビ番組で占いを見かけるケースも少ないのです。

日本と大きく違う点といえば、血液型占いや星座占いが普及していないことでしょう。

アメリカ人は自分の血液型や星座を把握していない人が多いのが理由と考えられています。

イギリスの占い事情

イギリスは占星術の先進国と呼ばれ、ロンドンには占星術専門のショップも存在します。

日本の街中で見かけるような路上占いではなく、占星術専門のショップでプロの占い師に占ってもらうのです。

日本との違いは路上占いの有無だけでなく、占ってもらう内容にも違いがあります。

日本で占い師に個別で占ってもらう場合、「好きな人との運勢」「転職後の運勢」などを質問するケースが多いでしょう。

一方、イギリス人は「今後の人生について」「愛について」などざっくりと質問するのが特徴。
カウンセリングのような形式で、長時間かけて占ってもらうのです。

「占い」を英語表現すると?

占いの扱い方は国によって異なるものの、万国共通の存在である「占い」。

ただ、英語で表現するとなるとパッと言葉が出てこない方も多いでしょう。

「占い」は英語で「fortune telling」と言います。

fortuneは「運勢」という意味があり、「fortune telling」を直訳すると「運勢を伝えること」となるため「占い」という意味で使われているのです。

海外で人気の占いに「fortune cookie(フォーチュンクッキー)」というものがありますよね。

クッキーの中に運勢の書かれた紙の入っているお菓子です。

アメリカやカナダではレストランで食後に提供されることがあります。

なお、「fortune cookie(フォーチュンクッキー)」は日本にも存在し、日本では「おみくじクッキー」と呼ばれることもあります。

Aさん
Do you believe in fortune telling?
あなたは占いを信じますか?
Bさん
I don’t care about fortune telling.
私は占いを気にしていません。

「運勢」や「星座占い」は英語で何て表現する?

「運勢」や「星座占い」は英語で何て表現する?

「占い」は英語で「fortune telling」と言われるのがわかりましたね。

ただ、一口に占いといっても「星座占い」や「手相占い」などさまざまな占いがあります。

また、占いに関連して「運勢」などの英語表現も覚えておくとスムーズにコミュニケーションが取れるでしょう。

ここでは占いに関連する英語表現を紹介します。

「運勢」の英語表現

先ほど「運勢」は英語でfortuneだと解説しました。

ただ、「運勢」という言葉は「今日の運勢」「仕事運」「恋愛運」など「〇〇の運勢」「〇〇運」と表現されることがあるでしょう。

その場合の英語表現は以下のようになります。

日本語 英語
今日の運勢 Daily fortune
今週の運勢 Weekly fortune
今月の運勢 Monthly fortune
今年の運勢 Yearly fortune
仕事運 Career fortune
金運 Money fortune
恋愛運 Love fortune
Aさん
I watch the daily fortune on the TV in every morning.
私は毎朝テレビで今日の運勢を見ます。
Aさん
I can use my cell phone to learn my love fortune.
私は自分の携帯電話を使って恋愛運を知れます。

「星座占い」「星座」の英語表現

「12星座占い」は英語でhoroscopeと言います。

horoscopeは「星占い」としてカジュアルに使われる言葉ですが、もう少し固い言葉にはastrologyがあります。

astrologyは「占星術」という意味で学術的な言葉として使われる表現です。

「星座」は英語で「zodiac sign」「astrological sign」と言います。

星座には獣に名前が多く使われているでしょう。
そのため、「獣帯」という意味の「Zodiac」が使われるようになったのです。

12星座の英語表現一覧

日本語 英語
おひつじ座 Aries
おうし座 Taurus
ふたご座 Gemini
かに座 Cancer
しし座 Leo
おとめ座 Virgo
てんびん座 Libra
さそり座 Scorpio
いて座 Sagittarius
やぎ座 Capricorn
みずがめ座 Aquarius
うお座 Pisces

「手相占い」の英語表現

「手相占い」は英語で「palm reading」と表現されます。

手相占いは、手のひらに現れる選、形、肉付きなどもみて運勢を判断しますよね。

手相は脳のシワが手相になって表れていると考えられており、統計学をもとにしているそう。

「palm reading」のpalmは「手のひら」という意味があります。
「palm reading」は直訳すると「手のひらを読むこと」となり「手相占い」という意味になるのです。

Aさん
My mother believes in palm reading.
私の母は手相占いを信じています。

「占い師」の英語表現

有名な占い師に自分の将来を占ってもらいたいと感じている方も多いのではないでしょうか。

「占い師」は英語で「fortune teller」と言います。
また、「手相占い師」は「palm reader」、占星術鑑定士は「Astrologer」となります。

共通しているのは、「-er」という接尾辞がついていることでしょう。
単語の後ろに接尾辞の「-er」がつくと「~する人」になるのです。

占い師に限らず、editorは「編集者」、interviewerは「面談者」となります。

接尾辞の「-er」を覚えておくと単語の意味さえわかれば「どのような人か」を予測できるので覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「占い」に関する英語表現を紹介しました。

「占い」は英語で「fortune telling」、「占い師」は英語で「fortune teller」と言うので基本表現として覚えておきましょう。

占いの捉え方は国ごとに異なりますが、万国共通で存在するものなので会話で出てくることもあります。

また、海外旅行に行くときに、本場の占いを体験できると最高の思い出になるでしょう。

今回は「占い」の基本表現を紹介しましたが、単語だけでなく会話で使えるよう練習してみてくださいね。