「コメント」と聞いてまず、思い浮かぶのはSNS上でのコメント。英語でSNSの「コメント」ってどう表現するか知っていますか?また、SNS以外の「コメント」の英語での表現も一緒に確認しましょう。

SNSで使える英語の表現もご紹介するので、ぜひご覧ください。

英語で「コメント」はどう言うの?

InstagramやFacebook、TwitterとさまざまなSNSがとても身近にある現代。

SNSで情報発信しているなんて人も多いはず。
そのため、「コメント」と聞くとどうしてもSNSのコメントが思い浮かびますね。

SNSに限らず、基本的に日本語の「コメント」は英語では「comment」と表現します。

例文を確認しましょう。

Aさん
Thank you for your comment.

コメント、ありがとうございました。

Aさん
Did you see her comment?
彼女のコメント、見た?
Aさん
His comment made me feel better.
彼のコメントを見て、少し元気になった。

comment はで表現できるのはSNSのコメントのような書かれたものだけではありません。comment には「コメント」だけでなく、「論評」や「解説」という意味もあります。「ノーコメント」と発言を拒否するシーンを目にしたことがあるはず。日本語のコメントも英語のcommentも書かれたものだけでなく、発言したものにも使うことができます。

 

似たような意味を持つremarkとcommentary

似たような意味を持つremarkとcommentary

comment と同じような意味を持つ英語に「remark」と「commentary」があります。

remark

remarkは「意見」や「発言」という意味。

commentよりもカジュアルな雰囲気を持ち、じっくり考えた上での意見ではなく、ちょっとした感想というニュアンスになります。短い表現が多いのが特徴です。

Aさん
He made a rude remark.
彼は失礼な発言をした。
Aさん
I made a few remarks on her hair style.
彼女のヘアスタイルについて感想を述べた。

commentary

commentaryは「論評」や「解説」といった意味。

commentよりも長く、より解説的なコメントと考えても構わないでしょう。

DVDなどには出演者や監督が副音声で撮影の裏話などを話していることがありますね。

そのようなDVDには「オーディオコメンタリー版」と書いてあるはず。

このことからもcommentaryの意味をイメージできそうですね。

Aさん
She wrote a commentary on his latest movie.
彼女は彼の最新作の映画について論評を書いた。
Aさん
This is a running commentary on a basketball game.
これはバケットの試合の実況放送です。

ちなみにcommentate は「論評する」、「実況解説する」という意味の動詞。

ニュース番組などで見かける「コメンテーター」は英語ではcommentatorです。

「コメンテーター」って和製英語ではないんですよ。

 

コメントする、コメントを入れる、コメントを投稿する、コメント欄

コメントする、コメントを入れる、コメントを投稿する、コメント欄

コメントに関するほかの表現も確認しましょう。

コメントする

comment には名詞だけでなく、動詞の意味もあり、「コメントする」という意味で使うことできます。

Aさん
I commented on her blog.
わたしは彼女のブログにコメントした。

コメントを入れる

コメントを入れるはadd a commentput a comment

 

Aさん
Please add your comments here.
こちらにコメントの記入をお願いいたします。

コメントを投稿する

インターネットにコメントを投稿するときはpostを使って表現します。

 

Aさん
I post an anonymous comment online.
インターネットに匿名のコメントを投稿した。

コメント欄

コメント欄はcomment sectioncomments と言います。

Aさん
Let me know in the comment section below.
下のコメント欄で知らせてください。

英語コメントの基本的なポイント

SNSは気軽に世界中の人とつながることができます。生きた英語に触れることができるのが、SNSの大きな特徴。くだけた表現でも構わないので、簡単な文法やボキャブラリーでもOK。

インプットだけでなく、アウトプットもでき、日常的に英語に触れる機会を作れるSNSはぜひ英語学習に活用したいツールです。

そんな、英語学習者の英語コメントの基本的なポイントを3つ、ご紹介します。

ポイント① シンプルな英語でOK

SNSの場合、「Hi.」といきなり本題からスタートして問題ありません。締めのことばもシンプルに「Thanks!」や「OK」だけで大丈夫。
コメントも「いいね!」や「最高!」などと、短い単語で構わないので、少しずつ英語になれていきましょう。

ポイント② ポジティブな言葉を心がける

日本語でのSNSにも言えることですが、ポジティブな発信を心がけましょう。世界中の人とつながるSNS。誰が見ても気分を害すことのないようにしたいですね。
特に相手を侮蔑するような表現は使わないようにしましょう。

ポイント③ アウトプットにも挑戦する

コメントするだけでなく、自分から積極的に発信することにも挑戦しましょう。日本語だと簡単な一言でも英語にするとなると結構頭を使うもの。日常的に英語でツイートするクセをつけると、かなりのアウトプットになり、気がつけば英語の力が身についていますよ。

「使えるコメント」

「使えるコメント」

SNSですぐに今日から使えるコメントをご紹介!ぜひ使ってみてくださいね。

「いいね!」の表現

I like it.
I love it.
Nice!

ほめる表現

That’s awesome!
すごい!

That’s amazing!
驚くほどすばらしい!

That’s incredible!
信じられない!

「ありがとう」の表現

Thank you for your comment.
コメントありがとう。

Thank you for following me on Instagram.
インスタをフォローしてくれてありがとう。

Thanks for sharing my post.
投稿をシェアしてくれてありがとう。

「どういたしまして」の表現

Anytime.
いつでもどうぞ。

Don’t mention it.
お礼を言われるほどのことでもないよ。

No problem.
問題ないよ。

It was nothing.
なんでもないよ。

まとめ

コメントの英語はcomment。SNSのコメントだけでなく、さまざまな発言や書いたものも表現できます。

生きた英語に触れることができるSNSは、英語学習にもおすすめ。

インプットだけでなく、ぜひアウトプットにも挑戦してください。

基本的にSNSで使われる英語はシンプルでわかりやすいので、初心者の方でも気軽にトライできますよ。