皆さん、海外旅行は英会話力を活かす絶好のチャンスですよね。海外旅行中の英会話を必要とするシチュエーションは色々ありますが、英語でレストランを予約したとことはありますか?海外の美味しい人気のレストランは、予約が必要な場合も多いと思います。
しかしながら、特に電話で予約する場合は、相手の顔が見えない中で英語を話さなければいけないので、会話が難しいと感じる方も多いと思います。
そこで今回は、レストラン予約をするための英会話フレーズをご紹介します。良く使われるフレーズや流れをこの記事で事前に確認し、次回の海外旅行に是非活かしてください。
電話でレストラン予約 in English
電話で英語を使ってレストランを予約する際の会話の流れを、スムーズな場合と希望日が満席であった場合の2通り見ていきましょう。
電話でレストラン予約-スムーズな予約
(レモングラス・レストランです)
(こんにちは、予約をお願いします)
(かしこまりました。何日に来られますか/いつの予約ですか?)
(金曜日の夜行きます)
(何時の予約がよろしいですか)
(7時がいいです)
(何名様ですか)
(4名です)
(分かりました、金曜日の7時に4名を受け入れられます。お名前をいただけますか)
(ありがとうございます。私の名前はスズキです)
(それでは、今週金曜日の7時にお会いしましょう)
予約フレーズやポイント
上記では、希望の時間に予約できた場合の会話例をご紹介しました。それでは、予約のフレーズや、ポイントについてご説明します。
Point 1: 予約の意志を伝えるフレーズ
I would like to make a reservation for four at 7 on Friday night
- for 何名 → for four(4名)
- at 何時 → at 7:00(7時)
- on 何曜日/何日 on Friday night(金曜日の夜)
今回の会話例では、まず予約を作りたい意志を伝え、その後レストラン側からの質問に答える形で、予約の詳細について伝えています。この他にも、このフレーズの様に、”for four at 7 on Friday night” を加えることで、何名で・何時の・何曜日に予約をしたいのかを始めのフレーズで全て伝えることができます。しかし、一つの文に詳細を込めて伝えた場合でも、人数や時間そして日時について再確認されることもあるので、上記会話例の様な流れを掴んでおくと良いと思います。
Point 2: 聞き取りで気を付けたい疑問詞
- what day
- when
- what time
- how many people
レストラン予約では、疑問詞と共に詳細を訊かれる場合が多いです。会話中は疑問詞に注意して、質問に答えましょう。
電話でレストラン予約-満席の場合
(レモングラス・レストランです)
(こんにちは、今夜8時に3人で予約したいのですが)
(確認します。少々お待ちください。申し訳ありませんが、今夜は満席です)
(では、明日の夜はどうですか?)
(もちろんです、明日の6時は如何ですか?)
(それよりも遅い時間は空いていませんか?*早い時間の場合はearlier)
(空いていないです。申し訳ありません)
(分かりました、他の人と確認します。予約する場合はまたお電話します)
(分かりました。良い一日を)
予約フレーズやポイント
希望の日が満席のため、予約日について話し合う会話例をご紹介しました。それでは、重要フレーズなどポイントを確認していきましょう。
Point 1: 希望に添えない時のフレーズ
I’m sorry~/ I’m afraid~(申し訳ありませんが~)
レストランのスタッフからこういったフレーズが出てきた場合は、残念ながら希望に添えないという意味なので、続くフレーズを、時間や日にち等、何か提案はないかも含め注意深く聞きましょう。
この場合の「満席です」には、”We are fully booked” が使われています。
Point 2: 提案/質問する時のフレーズ
How about~?
希望がかなわない場合は、相手から”How about~?”(~はいかがですか?)等提案してくれることも有りますが、無い場合は自分から “How about~?”(~はどうですか?)と質問してみましょう。
Point 3: 電話をかけ直すと伝えるフレーズ
I’ll give you a call back if we decide to book.
希望が叶わない場合は、空いている日にちや時間を確認して折り返し連絡したい場合もあると思います。そんな時は、このフレーズを使って一旦電話を切りましょう。
予約席についてリクエストがある場合
英語でレストランに数名の予約を入れる場合の表現については、先ほど紹介したとおりですが、予約席について、リクエストがある場合は、どのように伝えればいいのでしょうか。
例えば、窓際のテーブルがいいとか、静かなコーナーがいいとか、個室がいいとか、事前に予約する場合にはリクエストを伝えると、そのリクエストに沿って席を準備してくれるので、ぜひそうしてみましょう。
(レモングラス・レストランです)
(こんにちは、金曜の夜7時30分にに2人で窓際のテーブルを予約したいのですが)
(2人で窓際のテーブルですね。確認します。金曜の夜7時30分にお席を用意できます。)
(実はその日は僕の彼女の誕生日なので、その夜に誕生日を祝うことを計画しています。)
(素晴らしい。特別な誕生日ケーキを用意できます。)
(素晴らしい。とても感謝するよ。)
「窓際のテーブル」に “a table by the window”という表現が使えます。電車や飛行機の座席の場合には「窓際の席」は “window seat”を使いますが、レストランの場合は、「窓際のテーブル」を使うのが自然です。「個室」については、”a private room”や “a private dining area”といった表現が使えます。
レストランを予約する際、席の配置やテーブルの種類を指定することはよくある慣習です。誰かの誕生日やアニバーサリーなど特別なイベントを祝いたい場合も、先にレストランに伝えておくと、気を効かせて何か準備してくれたりします。
電話以外での海外のレストランの予約
海外のレストランを予約する場合、電話を使わなくても、レストランの予約はできます。電話以外でのレストランの予約方法について紹介します。
インターネット上の予約サイトやアプリの活用
国内のレストランに予約を入れる場合も、電話ではなく、インターネット上の予約サイトやアプリを使って、お目当てのレストランに予約を入れることが多いですね。
国内でレストランを予約するとき、「ぐるなび」などのレストラン予約サイトを使いますが、海外のレストランの予約でも、レストラン予約サイトが活用できます。
アメリカの場合、OpenTable や Reservation Genie のようなレストラン予約サイトもあるので、海外旅行でレストランを予約したい場合には、活用してみてはいかがでしょうか。
人気のあるレストランの場合、海外旅行で現地に到着してから予約の電話を入れても、すでに予約で埋まっている場合があるので、事前にインターネット上の予約サイトからの予約も検討してみた方が良さそうです。
予約したレストランに到着
レストランの予約に関して言えば、予約時間より少し早めにそのレストランに到着しても、受付でそれを伝えれば、バーや広めの受付で待っていることも可能です。人気のあるレストランは、予約客優先で、予約がないと入れないですが、予約客に待機してもらうバーを設けているレストランもあります。
(レモングラス・レストランです)
(今夜8時に3名で予約している鈴木です。予定より少し早く到着しました。ここで少し待ってもいいですか?)
(もちろんです。受付でも向こうのバーカウンターでもお待ちいただけます。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は英語でレストランの予約をする際に使えるフレーズを会話例と共に紹介しました。レストランの予約をする際に、どういうポイントをおさえて予約を入れたらいいのかを詳しく解説していますので、ぜひご参考にしてください。
レストランの予約以外にも、ホテルやアクテビティの予約も流れは同じなので是非応用してみてください。英語での予約をマスターして、海外旅行をより楽しみましょう!Happy Learning English!