TOEICには、公開テストとIPテストがあります。

TOEIC IPテストを受験する方、TOEIC IPテストを受験する予定がある方の中には「TOEIC IPテストってどんな試験なの?」「公開テストと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、TOEIC IPテストの試験概要や、公開テストとの6つの違いについてまとめました。

記事を最後までチェックすれば、TOEIC IPテストに関することが一通り分かり、スムーズにTOEIC IPテスト対策を始められますよ。

TOEIC IPテストとは?

TOEIC IPテストとは?

TOEIC IPテストは、TOEICの試験形式の1つです。

一般的に「TOEIC」と呼ばれるTOEIC 公開テストと同じように、リスニング100問リーディング100問の合計200問を120分間で解きます。

TOEIC 公開テストとTOEIC IPテストの最大の違いは申し込み方法です。詳しくは後述しますが、公開テストは個人で申し込みができるのに対し、IPテストは塾や大学といった団体単位でしか申し込みができません。

つまりTOEIC IPテストは、誰でも受けられる試験ではなく、特定の団体に所属していなければ受けられない試験です。

その代わり受験料が安く抑えられるといった、TOEIC 公開テストにはないメリットがあります。

実際にTOEIC 公開テストの受験料は7,810円であるのに対し、TOEIC IPテストの受験料は4,230円とTOEIC IPテストの方が半額近いです。

TOEIC IPテストはオンラインでも受けられる

TOEIC IPテストはTOEICで唯一、オンラインで受験することができます。

ただしTOEIC IPテストをオンラインで受験する際も団体での申し込みが必要です。団体で申し込みを行い、自宅や会社、大学などのパソコンを使って受験します。

TOEIC IPテストのオンライン版には、次の3つのメリットがあります。

  • 24時間どこでも受験できる
  • 試験時間が約半分になる
  • 試験後すぐにスコアを確認できる

TOEIC IPテストのオンライン版は、団体側が指定した時間帯であれば、好きな時に試験を受けられます。よってTOEIC 公開テストや通常のIPテストのように指定された日時に会場に足を運ぶ必要はありません。

またTOEIC IPテストのオンライン版では、問題形式はそのまま、問題数が少なくなります。それに伴い、試験時間が120分から約60分に短縮されるため、仕事などで忙しくてなかなか時間が確保できない方でも気軽にTOEICを受験することができます。

そしてTOEIC IPテストのオンライン版はパソコンを使ってオンラインで実施されるため、試験後すぐに結果を確認することができます。

TOEIC IPテストのオンライン版の受験料は、通常のIPテストと変わらず4,230円です。

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストの6つの違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストの問題形式や試験時間は全く同じです。しかしTOEIC IPテストとTOEIC 公開テストには、以下6つの違いがあります。

  • 試験問題の違い
  • 申し込み方法の違い
  • 開催場所の違い
  • 結果発表までの日数の違い
  • 結果発送方法の違い
  • スコア証明書の種類の違い

それぞれ詳しく見てみましょう。

試験問題の違い

TOEIC 公開テストの試験問題は、毎回新たに開発されています。一方でTOEIC IPテストの問題は、これまでの過去問を元に作成されています。

過去問を元に作られているので、TOEICの過去問を対策すれば、全く同じ問題が出題される可能性もゼロではありません。

ただしTOEICはこれまでに300回近く実施されているので、過去問を解いたからといって同じ問題が出題される可能性は低いです。また日本国内では、TOEICの過去問は手に入りません。

試験問題に違いはあれど、TOEIC 公開テストもTOEIC IPテストも、試験の難易度は変わりません。

申し込み方法の違い

TOEIC 公開テストは個人で申し込みを行います。よって自分で申し込み用紙を入手したりオンラインで申し込みをしたりする必要があります。

一方でTOEIC IPテストの場合は団体で申し込みを行います。団体に申し込み用紙を提出し、団体がまとめて申し込み用紙をTOEICの運営に提出します。

開催場所の違い

TOEIC 公開テストでは、試験会場が毎回変わります。都道府県の指定はできますが、より詳細な会場は、申し込んだ人の住所などによって決められます。自分で受験したい会場を選ぶことはできません。

一方でTOEIC IPテストの場合は申し込みを行う塾や会社、大学などが試験会場となります。普段通っている場所がそのまま試験会場になるので、TOEIC IPテストの方が楽です。

結果発表までの日数の違い

TOEIC 公開テストでは、結果が郵送されるまでに試験から4週間ほどかかります。ただしTOEIC 公開テストでも、試験から17日後にオンラインで試験結果を確認できるようになります。

一方TOEIC IPテストの場合は17日以内に結果が分かります。ただし17日以内に結果が団体に郵送され、団体から個人に返却されるまでの日数は、団体によります。よって結果が分かるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。

またTOEIC IPテストのオンライン版の場合は、試験終了後すぐに結果を確認することができます。

結果発送方法の違い

TOEIC 公開テストでは、個人の住所に結果が郵送されます。一方でTOEIC IPテストの場合は、団体の住所に結果が郵送され、その後団体によって結果が個人に配られます。

スコア証明書の種類の違い

TOEIC 公開テストでは、試験が終わると公式認定証が郵送されます。公式認定証は就活などで自身が取得したTOEICスコアが正式なものであることを証明する際に使います。

一方でTOEIC IPテストの場合は、公式認定証は発行されません。代わりにスコアレポートが発行されます。スコアレポートは、就活などのオフィシャルな場面では使用できないケースが多いので注意が必要です。

TOEIC IPテストは履歴書に書けるが要注意

TOEIC IPテストを就活や転職のために受験する方は多いと思います。そういった方の中には「TOEIC IPテストって履歴書に書けるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

結論として、TOEIC IPテストで取得したTOEICスコアは、TOEIC 公開テストで取得したTOEICスコアと同じように履歴書に記載できます。

ただし場合によってはTOEICスコアと一緒に公式認定証の提出を求められることがあり、その際はTOEIC IPテストで取得したTOEICスコアは使えません。

まとめ

TOEIC IPテストの試験概要や、公開テストとの6つの違いについてまとめました。

TOEIC IPテストに関することが一通り分かったのではないでしょうか?TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストの違いを考慮した上で、TOEIC IPテストを受験する気持ちが固まったら、早速今から対策を始めてみましょう。