“assertive”は「断定的な」や「独断的な」、「積極的な」といった意味で使われる英語表現です。形容詞として使うことができます。「はっきりと物事を言う」という意味合いからマイナスなイメージを抱きがちな英語表現ですが、「積極性がある」といったプラスの意味でもよく使われています。英文や英会話の中でも頻繁に登場する”assertive”ですが「いまいち使い方や意味が分からない。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では「”assertive”について詳しく知りたい。」という方に向けて、“assertive”の意味や使い方、”assertive”に似た英語表現4つの意味や使い方について例文付きで詳しく解説しています。

記事を最後までチェックすれば、”assertive”に関することは一通り分かりますよ。”assertive”について知りたくてこの記事にたどり着いた方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

“assertive”の意味や使い方

“assertive”の意味や使い方

“assertive”には、以下3つの意味や使い方があります。

  • 断定的な、断言的な
  • 独断的な
  • 積極的な

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

断定的な、断言的な

“assertive”には、「断定的な」「断言的な」という意味があり、形容詞として使用できます。

例文をいくつか紹介します。

Aさん
He spoke in an assertive tone about the project’s direction.
訳)彼は断定的な口調でプロジェクトの方針について語りました。

 

Aさん
She is an assertive thinker, so she is not suited for discussion.
訳)彼女は断定的な考え方なので、話し合いに向いていません。

独断的な

“assertive”には、「独断的な」という意味があり、形容詞として使用できます。

例文をいくつか紹介します。

Aさん
All of us classmates have to work together, but he is so assertive.
訳)私たちクラスメイト全員で協力しなければならないのに、彼の独断的な行動が目立ちます。

 

Aさん
If you want to have a discussion, I suggest you stop being so assertive.
訳)話し合いをしたいのであれば、独断的な物言いはやめたほうがいいと思います。

積極的な

“assertive”には、「積極的な」という意味があり、形容詞として使用できます。自己主張をして積極的に意見を交わすといった意味で使われる「アサーティブコミュニケーション」という言葉を聞いたことがある方にとっては「断定的な」や「独断的な」よりも、身近に感じる意味かもしれません。ネガティブな意味合いを含まずに使うことが多いので、そこも併せて覚えておきましょう。

例文をいくつか紹介します。

Aさん
My friend is very assertive and confident. She is a doctor trusted by her patients.
訳)私の友人は、とても積極的で自分に自信があります。彼女は患者に信頼されている医者です。

 

Aさん
If you want to be able to speak English, you need to be more assertive.
訳)英語が話せるようになりたいのなら、もっと積極的になった方がいいです。

“assertive”に似た英語表現の意味や使い方

“assertive”に似た英語表現の意味や使い方

“assertive”に似た以下4つの英語表現の意味や使い方について解説します。

  • “aggressive”
  • “active”
  • “proactive”
  • “forward”

それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。

“aggressive”

“aggressive”には、「積極的な」という意味があり、形容詞として使用できます。しかし、「攻撃的な」という意味で使われることが多く、この場合の「積極性」はマイナスな意味合いが強くなります。使う際は注意してください。

“aggressive”を使った例文について見てみましょう。

Aさん
He is an aggressive guy when it comes to his goals.
訳)彼は目標のためなら、積極的(攻撃的)になる人です。

 

Aさん
She questioned me in an aggressive tone at the meeting.
訳)彼女は、会議において攻撃的な物言いで私に質問しました。

“active”

“active”には、「活動的」や「活発」という意味があり、「積極的な」という意味合いでも使用される表現です。形容詞として使用できます。

“active”を使った例文について見てみましょう。

Aさん
My daughter is a very active child, just like me.
訳)娘は私に似てとても活発な子どもです。

 

Aさん
Please  be active and speak up during group work.
訳)グループワークでは、積極的に発言してください。

“proactive”

“proactive”には「積極的な」という意味があり、形容詞として使用できます。単なる「積極的な」という意味ではなく、「先手を打つ」や「率先して」といった意味合いが含まれている英語表現です。

“proactive”を使った例文について見てみましょう。

Aさん
She succeeded because she was proactive about the training.
訳)彼女が成功したのは、積極的にトレーニングに取り組んだからです。

 

Aさん
He was proactive in his investigation to get evidence.
訳)彼は、証拠を掴むために積極的に調査を行いました。

“forward”

“forward”には「積極的な」という意味があり、形容詞として使用できます。“forward”の特徴は、「異性に対しての積極性」という意味に限定されている点です。反対に、”assertive”や”active”などの他の英語表現では、「異性に対しての積極性」という意味で使用することができないので注意しましょう。

“forward”を使った例文について見てみましょう。

Aさん
She is very forward when it comes to relationships.
訳)彼女は恋愛に関して非常に積極的です。

まとめ

“assertive”の意味や使い方、”assertive”に似た英語表現4つの意味や使い方について解説しました。”assertive”の意味や使い方について理解できましたでしょうか?

“assertive”の意味や使い方が分かったら、次は英会話などで”assertive”を実際に使ってみましょう。そうすることで、”assertive”がただの知識ではなく、使える英語表現になります。

また今回のように、分からない英単語に直面したら、その場ですぐに調べる癖をつけるようにしてください。地道な作業ではありますが、分からない単語を1つ1つクリアしていくことが、英語力上達への1番の近道です。