「ゾンビ」は英語何と言うかご存じですか?
こちらの記事では、「ゾンビ」を表す英語の解説はもちろん、ゾンビの別の言い方や関連表現、例文も紹介していきます。
マメ知識として「ゾンビがいる国」や「ゾンビの弱点」なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
では、早速始めて行きましょう、
「ゾンビ」は英語で何と言う?
皆さんは「ゾンビ」を英語にできますか?
まずは細かい単語の解説から一緒に見ていきましょう。
「ゾンビ」は英語で”zombie”と表現する
「ゾンビ」を英語にする場合、”zombie”と表現するのが正解です。
“zombie”の品詞は「名詞」となるので、複数形(zombies)が存在します。
意味は「ゾンビ」のほかにいも「無気力な人、のろま」という意味もあるので覚えておきましょう。
After New Year’s, I’m like zombies.
訳)正月明けは無気力になっている
「ゾンビがいる国」は世界中どこでもあった
2011年ごろに流行ったサイバー攻撃で感染したPCを、当時は「ゾンビ」と表現していました。
ゾンビPCを最も多く所有していたのは当時インドだったようです。
「ゾンビの弱点」は炎であることが多い
ゾンビの弱点はゲームやアニメの世界観によって異なりますが、一番多いのは炎関連の表現でしょう。
例えば、大人気ゲーム「Minecraft」のゾンビは、朝日に焼かれて燃え死んでしまいます。腐った身体を炎で焼き尽くすイメージなのでしょう。
あくまでもイマジナリーな世界の話なので、正解はありません。
「ゾンビ」は別の言い方で”ghoul”となる
「ゾンビ」を別の言い方で言う場合、”ghoul”と表現するのが適切です。
カタカナでは「グール」と表記できますが、アニメやゲームでも時々出てくる名称ですよね。
グール(アラビア語:غول、英:ghoul)は、アラブ人の伝承に登場する怪物の一種である。ゴール、ゴリなどとも呼ばれる。
引用:wikipediaより
つまり、”ghoul”は”zombie”と似ているようで、伝えられている文明が少し異なるイメージでしょう。
My favorite anime is called ”Tokyo Ghoul”
訳)「東京グール」というアニメがお気に入りです。
「ゾンビ」の関連表現
次は「ゾンビ」の関連表現を紹介していきます、
本記事で紹介する「ゾンビ」の関連表現は下記の通りです。
- ghost – 幽霊
- monster – 怪物
- dead person – 死人
- rotten – 腐っている
どれも非常に役立つ表現なので、一つ一つ見ていきましょう。
幽霊 – ghost
「幽霊」は英語で、”ghost”と表現します。
カタカナで「ゴースト」という言い方を見たことがある方は、この単語が語源になっていると覚えておきましょう。
基本的には「名詞」として、使われる単語ですが最近では「動詞」でもよく使われるシーンが見受けられます。
I don’t go out at night because I’m afraid of ghosts.
訳)幽霊が怖いので夜は出歩かない。
動詞の”ghost”
- ghosting – (現在分詞)
- ghosted – (過去形)
- ghosted – (過去分詞)
- ghosts – (三人称単数現在)
動詞での”ghost”は、「ゴーストライターとして執筆する」という意味があります。つまり「代筆する」という事なので、本の著者に関する話題をする際などに役立つのです。
I ghostwrote this book.
訳)私はこの本を代筆した。
また、最近FPS界隈では「ゴースティング」という言葉が流行しています。
「ゴースティング」とは、配信者を狙った故意のストーキング行為(いやがらせ行為)を指し、その悪評の高さからほとんどのゲームで「禁止行為」とされているのです。
Ghosting should never be done.
訳)ゴースティングは絶対にしてはいけない行為である。
怪物 – monster
「怪物」は英語で”monster”と表現します。
“monster”の品詞は「名詞」であり、「怪物、化け物、怪奇な形のもの」を指す単語です。
複数形にする際は”monsters”となるので、基本的な名詞用法と変わりません。
Zombies are a kind of monster.
訳)ゾンビも怪物の一種だ。
死人 – dead person
「死人」は英語で”dead person”と表現します。
“dead person”の”dead”には、「死んだ、死んでいる、生命のない」という意味があり、品詞は形容詞です。
“person”には、「人」という意味があるので、後は単語の足し算で“dead(死んだ)+ person(人)”で、「死人」となるイメージでしょう。
“A dead man has no tongue”, is exactly what I say.
訳)死人に口なしとはまさにこのことである。
腐っている – rotten
「腐っている」は英語で”rotten”と表現します。
ゾンビの身体は腐っていることが多いので、”rotten body(腐った身体)”も一緒に見ておきましょう。
“rotten”は、”rot(腐る)”を意味する動詞表現の過去形・過去完了形とはことなり、”rotten”という単独の単語が存在するので注意です。
“rot”の過去形と過去完了形は、”rotten”ではなく、”rotted”となります。
The smell of decay from a rotten body.
訳)腐った身体から腐敗臭がする。
「ゾンビ」を使った例文紹介
最後に「ゾンビ(zombie)」を使った例文を紹介していきます。
どれも応用に使えるので、ぜひ参考にしてください。
ゾンビが出てくる映画を見たいです
- I want to see a movie with zombies in it.
映画のジャンルで「ゾンビ系」を見たいときに、使える例文です。
基本的な文章は、”I want to see a move.(映画を見たい)”となり、“a movie”の中身を説明する際に「ゾンビ系(with zombies in it)」を付け足すことで文章が完成します。
ゾンビから逃げないとヤバイ
- We have to get away from the zombies or we’re fucked.
ゲームのワンシーンで出てくるような、緊急性を表現した例文です。
まずは前提として、“We have to get away from ~(~から逃げないといけない)”が、文章のベースとなっています。
“or we’re fucked”は、砕けた表現ですが「(そうしないと)ヤバイ」というニュアンスで使える便利な表現です。
まとめ
こちらの記事では「ゾンビ」の英語表現や「ゾンビ」の別の言い方、例文で応用を行ってきました。
本記事に登場した英単語は下記の通りです。
- zombie – ゾンビ
- ghoul – ゾンビ(アラブの)
- ghost – 幽霊
- monster – 怪物
- dead person – 死人
- rotten – 腐っている
どれも非常に役立つ表現なので、ぜひ1つでも多く覚えておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。