日本人が最も食べる果物はバナナ。実は17年連続でNo.1をキープしています。
バナナは、ビタミンやミネラル、食物繊維やカリウムを豊富に含み、美肌や熱中症、貧血などに効果があるとされています。
バナナに含まれる糖分は異なる種類で、それぞれ吸収される速度が異なるので、血糖値が緩やかに上昇します。脂肪を溜め込むのを防ぐため、ダイエット効果まで期待できるんです。
今回は日本人に愛される果物、バナナにまつわる単語やフレーズを紹介します。
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バナナは英語で「banana」。読み方は?
バナナは英語で「banana」といい、発音記号は「bənǽnə」です。読み方はカタカナにすると「バネェアナ」という感じでしょうか。「banana」には3つの「a」がありますが、アクセントは2つ目の「a」の部分です。この「a」は「ア」と「エ」の中間のような音になるため、前の「n」とのつながりにより「ネェア」のような発音になります。
ちなみに最初と最後の「a」は同じ音で、口をあまり大きく開けず「ア」とも「オ」ともつかない曖昧な音を出します。
バナナの数え方は?バナナをひと房って英語でなんて言う?
ひと房のバナナは英語で「a bunch of bananas」といいます。
バナナは1本、2本で数えられますが、スーパーで見かけるバナナは房単位で売っていますよね。この場合、英語では「a bunch of ~」という表現を使います。
この「a bunch of ~」は、バナナひと房や花束など、まとまったものを表す時に使えるので覚えておくと良いですよ。
また、バナナピューレなど数えられない状態になっている「banana」は不可算名詞として扱います。
チョコバナナって英語でなんて言う?
縁日などで売っているチョコバナナは、英語で「Chocolate-covered banana on a stick」といいます。チョコバナナは棒に刺したバナナにチョコレートがかかったもので、チョコスプレーなどで飾ったものや凍らせてあるものもあります。
チョコバナナは栃木県の会社が考案して屋台での販売を始めたそうですが、家でも手軽に作れるので、ここではカンタンなチョコバナナの作り方を紹介します。
「Chocolate-covered banana on a stick」を作ってみよう
【Ingredients for 2 people(材料 2人分)】
- 2 bananas
バナナ2本 - Chocolate 100g
チョコレート100g(味はお好みで) - Any topping (chocolate sprinkle or rainbow sprinkle)
お好みのトッピング(チョコレートスプレーやカラースプレーなど)
【Method(作り方)】
- Peel bananas and stick disposable chopsticks lengthwise.
バナナは皮を剥いて、割り箸を縦方向に突き刺す - Melt the chocolate by boiling it in hot water or microwaving it in a heatproof bowl.
耐熱ボウルにチョコレートを入れ、湯煎にするか、レンジで加熱して溶かす - Stir the melted chocolate well with a spatula or spoon until smooth.
チョコレートが解けたらヘラかスプーンで滑らかになるまで混ぜる - Dip the bananas in the chocolate, add toppings of your choice, and refrigerate until firm.
バナナをチョコレートにくぐらせ、お好みでトッピングをし、冷蔵庫で冷やし固める - Enjoy!
召し上がれ!
チョコスプレーは和製英語
前述のトッピングで登場する「チョコスプレー」は和製英語です。お菓子のトッピングで使うチョコスプレーは「chocolate sprinkle」といいます。チョコスプレーは茶色一色の粒々のことで、何色かのチョコの粒々が混じったカラースプレーのことは英語で「rainbow sprinkle」と表現します。
7色かどうかはさておき、可愛い名前ですよね。子どものお菓子を作る時などによく使いますから覚えておくと良いですよ。
バナナを使ったスラングはたくさんある?
バナナを使ったスラングはたくさんあります。ただ、あまりスラングを会話で使うのはおすすめしません。とくに差別的な意味合いのあるスラングを実際に使うことは、トラブルに発展する可能性もあるので避けた方が良いでしょう。
ただ、知識としてそういう表現があることは覚えておくと役に立つこともあります。
ここでは、そのような差別的な意味ではないカジュアルなスラングをいくつか紹介します。
「bananas」で「気の狂った」
「banana」は果物のバナナを表す単語ですが、「bananas」と複数形になった場合、「気の狂った」とか「とても馬鹿な」、または「頭のおかしい」という意味になります。
これはカジュアルに使われるスラングで、読み方は複数形の「bananas」と同じです。
同じく「気の狂った」という意味を持つ「crazy」は同義語となります。
「cool bananas」で「良好である」「上手くいっている」の意味
「How’re you doing?」と聞かれた時、なんて答えますか?この「How’re you doing?」は「How are you?」と比べてちょっとカジュアルで、親しい人に対して使う挨拶です。
「How’re you?」と比べると、体調だけでなく「最近調子どう?(近況的な)」を尋ねる聞き方です。
通常の答え方は「Great, you?(良いよ。そっちはどう?)」とか「Not bad.(悪くないよ。)」など、ですが、「cool bananas」は、「申し分ない」とか「万事上手くいっている」「良好である」といった意味を表します。
例えば、「How’re you doing?(調子はどうですか?)」と聞かれて「Cool bananas!」と答えた場合、「絶好調だよ」(超良いよ)という意味になりますよ。
「go bananas」で「頭がおかしくなる」
「go bananas」という英語表現は、喜怒哀楽の度が過ぎて「頭がおかしくなる」とか「興奮して気が狂う」という意味で、「go crazy」と同義語です。
これは、猿がバナナを見ると興奮して暴れだす様子からこのような表現が生まれたといわれています。何となくイメージがわきますよね。発狂する、といっても良いでしょう。
この場合の「go」は「〜の状態になる(悪い状態)」という意味で使われています。
Maybe it’s time to clean up your room. Mom and dad are coming home tomorrow.
訳)そろそろ部屋を片付けた方が良いんじゃない?ママたち明日帰ってくるんだよ
I know.
訳)わかってるって
I think they would go bananas if they saw this room.
訳)この部屋見たら発狂すると思うよ
You scared me.
訳)脅かさないでよ
「top bananas」で「重要人物」
「top bananas」は、「重要人物」とか「ボス」という意味があるフレーズです。これは、元々ショービジネスの世界で主役になる人を表す言葉でしたが、今ではグループや団体、組織など、広い意味でトップにいる人、最重要人物を意味する言葉になっています。
ここから派生して、脇役のことは「second banana」といいます。「top bananas」に対して従属的な意味があり、コメディアンではボケ役のことを指す場合もあるようです。
まとめ
バナナは美味しいだけでなく体にも良い果物です。世界中で愛されているからこそ、スラングにも使われているんでしょうね。映画や海外ドラマではスラングを使う場面もよく出てきますから、知識として覚えておくと良いかも知れません。
今回紹介した単語やフレーズは、ぜひ英会話で使ってみましょう。インプットと同じだけアウトプットするよう意識するだけでも英語力が身に着くスピードがアップしますよ。
またチョコバナナもぜひ作ってみてください。See you next time!