皆さんは「ダサい」を英語で何と言うか分かりますか?
ダサいは日常会話でよく使われる表現であり、英語でも日本語同様に日常的に使われています。
こちらの記事では、「ダサい」の英語表現はもちろん、関連表現も紹介していきます。
応用として例文も用意しているので、ぜひ参考にしてください。
「ダサい」は英語で何という?
皆さんは英語で「ダサい」を表現できますか?
日本では日常会話で当たり前のように使われるこの「ダサい」という表現ですが、英語ではどうなるでしょう。
ここでは「ダサい」の通常表現はもちろん、若者の間でよく使われる砕けたスラング表現も紹介していきます。
「ダサい」は英語で”out of fashion”と言う
「ダサい」は英語で”out of fashion”という表現が適切です。
日本語でもよく使われる「ファッション」という言葉は、英語にするとこの”fashion”になります。
この“fashion”は「流行の」という意味を持ち、先についている”out of(~の外の)”と組み合わせることで「流行から外れている」という意味になるのです。
つまり、「流行から外れている」>「ダサい」という解釈ができ、「ダサい」=”out of fashion”となります。
スラング表現では”tacky”と言える
「ダサい」をスラング表現で表すと”tacky”という表現が当てはまります。
“tacky”には元々「安っぽい、見苦しい、品の悪い」のような意味があり、小汚いイメージがピッタリの英語表現です。
スラング表現は元々の言葉の意味を元に、派生して使われるようになることが多く、今回の”tacky”も同じようなルーツを辿ります。
スラングでは”dumb”なども使われる
「ダサい」は”tacky”の他にも”dumb”とも表現できます。
“dumb”には元々「バカ」という意味があり、悪口の派生として「ダサい」とも汲み取れる様です。
一見発音が難しそうに見える”dumb”ですが、「ダンブ」ではなく「ダァム」と発音するので注意しましょう。
恐らく「ダンブ」では伝わりません。
そもそも「ダサい」ってどういう意味?
ここまでは英語の「ダサい」に関して学んできましたが、そもそも日本語で具体的に「ダサい」がどういう物なのか説明できますか?
日本語でもしっかりと説明できるようになることで、英語での理解がより一層深まるメリットがあります。
一緒に勉強していきましょう。
「ダサい」は日本語で「格好悪い」という意味
ダサいの意味をサクッと紹介 ダサいとは、「恰好悪い」「野暮ったい」「垢抜けない」などといった意味を持つ俗語である。1970年代前半から関東地方の不良少年や女子高生の間で盛んに用いられ、1970年代後半には若者語として定着した。 引用:Wikipedia
「ダサい」を日本語の辞書にある表現に置き換える場合、「格好悪い」が適切となります。
より一層「ダサい」に関する理解が深まったところで、次に行ってみましょう。
「ダサい」の関連表現
ここでは「ダサい」の関連表現を3つ紹介していきます。
「ダサい」に似ているようで少し違った使われ方をする表現もあるので、ぜひ一緒に勉強していきましょう。
「見苦しい」 – “ugly”
「見苦しい」は、英語で”ugly”となります。
“ugly”には「見苦しい」の他にも「酷い、格好の悪い」等の意味があり、「ダサい」と関連つくのはこの「格好の悪い」という部分です。
“ugly”は非常に強力であり、使う場面をしっかりと選ばないと、相手を怒らせてしまう可能性の高い表現なので注意しましょう。
「野暮ったい」- “unfashionable”
「野暮ったい(やぼったい)」は、英語で表現すると”unfashionable”となります。
先に紹介した”out of shape”と同じ使われ方をする単語であり、「ダサい」の関連表現としても使えるのです。
発音は「アンファッショナブル」となるので、比較的ローマ字読みでも伝わりやすい表現といえます。
「アグリーセーター」- “Ugly sweater”
「アグリーセーター」は、アメリカでクリスマスの時期に毎年話題となるダサい服装のことを指します。
日本人のイメージする「海外のクリスマスってこんな感じだよね」という服装がこの「アグリーセーター」と近く、そんなにダサくは感じないかもしれません。
英語で表現する場合は、”ugly sweater”となりますが、先に紹介した”ugly”=「ダサい」が頭に入っていれば、名前の意味への理解も深まるでしょう。
「ダサい」を使った例文紹介
「ダサい」の例文を3つ紹介していきます。
ここまで学んできた英単語を絡めて文章を作っているので、ぜひ照らし合わせながら参考にしてください。
彼女に全額払わせるのはさすがにダサいよ
- Making the girlfriend pay the full amount is indeed tacky.
“tacky(ダサい)”を使った、男友達との間でよくありそうな会話を英文にしてみました。
“make 人 pay”は、「人に払わせる」という意味があり、今回は彼女を指定して文章にしています。
“full amount”は「全額」という意味を持ち、”indeed(さすがに)”を付け加えて、最後に”tacky”を添えた文章です。
ここら辺の服ダサいからあげるよ
- These clothes are out of fashion, so I’ll give you some.
“out of fashion(ダサい)”を使った、友達との間で良くありそうなシーンを例文にしてみました。
“These A are ~”で、「これらのAは~だから」という日常会話で使えそうな文章を作れるので、まずはここがポイントです。
“I’ll give you some”は、お菓子を分け与える時などにも使われる「あげるよ」という表現であり、非常に便利なので覚えておきましょう。
少しダサくても寒いから着ていきなさい
- Even if it’s a little too dumb, wear it because it’s cold.
“dumb(ダサい)”を使った、外出の準備をしているシーンをイメージした例文です。
“Even if ~”で、「たとえ~であっても」という文章が作れるのでまずはここがポイントとなります。
“a little too ~”で、「少し~」となり、”too ~”よりも誇張した表現をする際に役立つ表現です。
“wear it”以下は、命令文を軸とし”because(なぜなら)”を使って、文章をつないでいます。
まとめ
こちらの記事では「ダサい」の英語表現を紹介してきました。
下記が本記事で学んできた「ダサい」の表現一覧です。
- out of shape
- unfashionable
- tacky(スラング)
- dumb(スラング)
例文も含めて一緒に勉強してきたので、ぜひ応用も含めながら何度も読み返してみてください。
他にの沢山の「ダサい」が英語には溢れているので、+αで学んでみると面白いかも知れません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。