「看護師」とは、病院で過ごす患者の身の回りの援助から、医師の診療を補助して処置や看護を行う職業のことを言います。

例えば、風邪を引いて病院にかかったときに、診察の補助や処置などを行なっているのものが「看護師」です。入院したときに、身の回りのお世話や点滴や内服管理、医師の指示に従い患者の全身状態を観察して対応してくれるのも「看護師」になります。

そんな「看護師」ですが、日本でも「ナース」という言葉をよく耳にするかと思います。これは英語で、nurseのカタカナ発音した言葉です。

本記事では、「看護師」の職業に焦点を当てて、英語での表現方法や、看護学生でも使える簡単な医療英会話についてご紹介します。

「看護師」って英語でなんて言うの?

「看護学生も使える医療英会話フレーズ」にまつわる様々な英語表現

「看護師」は英語で言うとnurseと言います。

このナースという職業を分けると以下の4つがあります。

・nurse ナース

・registered nurse 正看護師

・public health nurse 保健師

・midwife 助産師

・nurse practitioner 特定看護師

それぞれどのような意味になるのか、また英語での表現についても詳しく解説します。

nurse 

日本でも「看護師」=ナースという言葉が定着しつつありますが、英語では、名詞でnurseとなります。

略語ではNsとなります。

以前は看護師というと女性の比率が多い職業ではありましたが、現在では男性の看護師も増えています。

男性看護師に対して、male nurseが浮かぶかもしれませんが、看護師を英語で表すとき、病院で看護師を呼ぶときには基本的には使用しません。

男性看護師であっても、看護師はnurseを用いるようにしましょう。

例文を紹介します。

Aさん
I’m a nurse.

私は看護師です。

Aさん
He is a nurse.

彼は看護師です。

Aさん
She works as a nurse in a hospital.

彼女は病院で看護師として働いています。

 registered nurse 

registered nurseとは正規の、公認の看護師を意味します。略語はRNです。

医師の診療の補助や一定に定められた業務を判断して行うことができます。

看護師の免許には大きく正看護師と准看護師に分けられています。

それぞれ試験に合格して資格を取得します。正看護師と准看護師では仕事内容はほとんど同じですが、正看護師は医師の指示のもとに業務を行うのに対して、准看護師は正看護師の指示のもとに業務を行います。

registered nurseはどこの国でも正看護師として通用します。

准看護師は、米国では、licensed practical nurseLPN)英国や豪州などでは、 enrolled nurse (EN) のように呼び方が変わります。

例文をみていきましょう。

Aさん
Anna has been working as a Registered Nurse since married.

アンナは結婚しても正看護師として働いています。

Aさん
John works as a Registered Nurse at the local hospital.

ジョンは地元の病院で公認看護師として働いています。

Aさん
He is a Registered Nurse and works nights.

彼は、正看護師であり、夜勤を行なっています。

Aさん
The hospital have 15 licensed practical nurses. 

その病院には准看護師が15人います。 

public health nurse 

保健師は、英語でpublic health nurseですが、略してPHNと言います。

保健師とは、健康の維持や増進するための保健指導を行うことが主な業務です。

健康相談や生活改善のサポートを行います。

例文を見ていきましょう。

Aさん
I’m a public health nurse.

私は保健師です。

Aさん
He works as a public health nurse at a public health center.

彼は保健師として保健所で働いています。

Aさん
She became a PHN.

彼女は保健師になりました。

midwife 

助産師はmidwife、略語ではMWと言います。

助産師は、出産する時の援助を行う専門職です。

妊娠、出産、産後ケア、女性の性保健(婦人科検査、家族計画、更年期ケア)、新生児ケアなどを出産の前後を通して妊婦をサポートしていきます。

例文を見ていきましょう。

Aさん
She is continuing to  work as a midwife.

彼女は助産師として働いています。

Aさん
She wants to be a midwife.

彼女は助産師になりたいと思っています。

Aさん
Anna became a midwife by studying a lot.

メアリーはたくさん勉強して助産婦になりました。

nurse practitioner 

nurse practitionerは、特定看護師のことを言います。略語は NPです。

特定看護師とは、もともと医師の補助という看護師の仕事よりさらに専門性を持った看護師のことを言います。一定レベルの診断や治療などを医師の指示なく行うことができます。

例文を見ていきましょう。

Aさん
She wants to do Nurse Practitioner in the United States.

彼女はアメリカで特定看護師になりたいと思っています。

Aさん
I recommended that she become a nurse practitioner in the USA.

わたしは彼女にアメリカで特定看護師になることを勧めました。

Aさん
He works  as a nurse practitioner.

彼は特定看護師として働いています。

「看護学生も使える医療英会話フレーズ」にまつわる様々な英語表現

「看護学生も使える医療英会話フレーズ」にまつわる様々な英語表現

ここでは看護学生でも使える患者さんとの英会話の中のフレーズについて解説します。

まず、看護学生は英語で、nursing studentと言います。

看護は英語で、nursingとなることを知っておきましょう。

それでは、英会話の中で、挨拶、バイタルサイン、症状を聞くという一般的に使われやすいフレーズをご紹介します。

 挨拶

まず会話を始める前には挨拶から始めましょう。

挨拶には「Good morning 」「Hello」「 Good afternoon 」「Good evening 」があります。

「おはようございます。」「 こんにちは。」「こんばんは。」という言葉がけを行ってから自己紹介を行うようにしてみましょう。

Hello. I’m Okada.

 I’m going to be your nursing student for two weeks from today. 

Nice to meet you.

こんにちは。岡田です。

今日から2週間担当する看護学生です。

よろしくお願いします。

バイタルサイン

バイタルサインといえば、体温、脈拍、血圧があります。

体温は英語でtemperature、脈拍はpulse 、血圧はblood pressureとなります。

実際にバイタルサインを測定するときの言葉がけや数値を伝えるフレーズを見ていきましょう。

Aさん
I’m going to take your  blood pressure. 

 血圧を測りますね。

Bさん
OK.

わかりました。

Aさん
Your pressure is one-ten over sixty six millimeters of mercury.

 あなたの血圧は110/66mmHgです。

Aさん
Thanks for your cooperation.

ご協力ありがとうございました。

症状

どんな症状があるのか、体調はどうであるのかを確認することは看護のアセスメントをするときに重要なことです。

体調について質問するときに活用できるフレーズを見ていきましょう。

Aさん
What seems to be the problem?

どうしましたか?

Bさん
My leg feels pain.

足が痛いです。

Aさん
Where does it hurt?

どこが痛いですか?

Bさん
It is left. Can I get medicine?

左です。薬が欲しいです。

Aさん
I told the nurse. Please wait for a moment. 

看護師に伝えてきます。少々お待ちください。

まとめ

「看護師」に関連した英語表現について紹介しました。

「看護師」を英語でnurseですが、それ以外にも細分化されています。

それぞれの資格に合わせて、registered nurse 正看護師、licensed practical nurse准看護師、public health nurse保健師、midwife助産師、nurse practitioner特定看護師があります。

さらに、看護学生から看護師でも使える簡単な医学英会話のフレーズをお話ししました。

挨拶からバイタルサイン測定、症状を質問する時の声かけについてまとめてあるので、ぜひ参考にしてくださいね。