皆さんは英語で「ガイド」を表現できますか?
また、「ガイドブック」や「ツアーガイド」などの関連表現はどうでしょう。
こちらの記事では、「ガイド」に関する英単語の紹介はもちろん、外国人をガイドする時に役立つフレーズも紹介していきます。
単語の意味を学びつつ、実践でも使える知識も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「ガイド」は英語でなんと言う?
「ガイド」という言葉を聞いて、どんな英単語で表現するかイメージできますか?
まずは「ガイド」の英語表現や「ガイドブック」の英単語を紹介していきます。
「ガイド」は英語で”guide”と表現する
人を助ける「ガイド」を英語にする場合、”guide”と表現するのが適切です。
“guide”には使うシーンによって様々な意味が存在しますが、一般的には「案内人、指導者」を意味する名詞表現として覚えておけば問題ありません。
また、名詞表現の中でも「加算名詞」に分類されることから、複数形の”guides”も一緒に覚えておくと良いでしょう。
また、「教科書」と言いたい場合は、”textbook”を使うのが一般的です。
例)I guess the tour guide will take you on a tour of Hakone. 訳)箱根旅行のツアーでは、ガイドさんが案内してくれるらしい。
例文にもあるように「ツアーガイド」と言いたい場合は、”tour guide”と表現します。
「ガイドブック」は英語で”guidebook”と言う
「ガイド」の中でも「ガイドブック」を英語で言いたい場合は、”guidebook”という単語を使いましょう。
実は、「ガイドブック」には明確な英語訳が存在し、“guide”と”book”に分かれるわけではないので注意です。
この単語を日本語にすると「旅行案内書」となるため、特に旅行や観光などのシーンで使われる単語となります。
ちなみに複数形も存在し、”guidebooks”となるので一緒に覚えておきましょう。
例)It is important to get a local guidebook before you travel. 訳)旅行の前には現地のガイドブックを手にいれることが重要です。
“guide to”で「〜のガイド」という意味になる
「ガイド」をより綿密に説明したい場合は、”guide to ~”という表現を使いましょう。
“guide to ~”には、名詞が続くので「受験案内」と言いたい場合は、”guide to examination”のように使います。
- guide to Hawaii:ハワイの案内書
- guide to examination:受験案内
- guide to use:使い方の目安
最後に紹介した”use”は、動詞で使われる以外にも「使用」といった名詞表現としても使われる英単語です。
文法問題などのひっかけ問題で見かけることが多いので、注意して覚えておきましょう。
「ガイド」する時に使えるフレーズ一覧
次は、外国人に日本を案内する際に使えるフレーズ集を紹介します。
- 外国人に挨拶をする
- 何に困っているか聞く
- ガイドして助けてあげる
- 何をしにいくのか聞く
- さようならする
挨拶からさようならまでを順序立てて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
外国人に挨拶をする
まずは、外国人に話しかける際に使えるフレーズの照会です。
基本的には下記の2パターンを使うことが基本となります。
- Hi/Hello
- Excuse me
“Hi”や”Hello”はカジュアルな言い方であり、相手がいかにも偉い人でない限り問題なく使えます。
もし日本人らしく「すみません」と話しかけたい場合は、”Excuse me”と言うのが良いでしょう。
何に困っているか聞く
次は的外れなガイドをしない為にも、相手が何に困っているのかを尋ねてみましょう。
- Can I help you?
- Do you need help?
外国人に話しかける上で意識することは、「笑顔」で話しかけることです。
日本に観光しにきている時点で日本人に対する偏見のない人がほとんどですが、不審者だと思われる可能性を下げる為にも、あなたのファーストインプレッションは重要となります。
ガイドして助けてあげる
相手が何に困っているのかを把握したのであれば、実際に助けてあげましょう。
- 行き先に困っている場合:Google Mapで調べてあげる
- 文字が読めない場合:英語で説明してあげる
- 案内をしてほしい場合:時間があればガイドしてあげる
外国人をガイドしてあげる方法は沢山ありますが、相手目線でわかりやすいのはやはり「調べてあげること」です。
“Let me Google it(ググってみるね)”といえば、相手目線で「調べてくれてるんだ」と認識することができるので、あとはスマホを片手にガイドしてあげましょう。
何をしにいくのか聞く
案内をしている途中、相手が「何目的なのか?」を聞いてあげると非常に親切です。
外国人は意思表示がはっきりしている人が多く、「なんとなく来てみた」のようなふんわりとした理由で困る心配はほとんどありません。
- What are you going to do?
- What are you doing there?
ここであなたのガイドと目的が食い違っている場合、軌道修正が事前にできるので、お互いのためにも聞いておきたい質問の一つです。
さようならする
ガイドの目的が達成したのであれば、最後は「さようなら」を言いましょう。
「さようなら」と聞くと、”Goodbye”や”See you”を思い浮かべると思いますが、観光客に対しての「さようなら」は英語の場合下記のような言葉を使うのがおすすめです。
- Enjoy the trip!
- Have a great trip!
意味は「旅行を楽しんでね!」と言う意味になり、裏のニュアンスとして「自分はここまでで!」といった意味合いでも使えます。
外国人の友達を増やしたいなら連絡先を聞いておく
このタイミングで相手ともう一度会いたい場合や、オンライン上でも友達を続けたい場合は、しっかりと連絡先を聞いておきましょう。
海外では”Instagram”や”SnapChat”などが主流ですが、中には”Facebook”や”Twitter”をやっている人もいます。
また、日本によく遊びに来る人の中には”LINE”を持っている人もいるので、相手に合わせて交換手段を沢山持っておくと良いでしょう。
外国人の多くは連絡先の交換に対する不信感を覚えず、本当に嫌だった場合は素直にその場で断られます。
相手も「日本についてもっと知りたい」と思っていることが多く、お互いにメリットがあるので自信持って聞いてみましょう。
まとめ
こちらの記事では「ガイド」の英語表現を紹介してきました。
名詞で使われる”guide”には、”to”をつけて「〜の案内」とすることも出来ましたよね。
本記事で紹介したフレーズ集は、実際の流れでもそのまま使えるので、本記事をカンペにしながら話しかけてみるのでも良いでしょう。
外国人との交流を通じて、あなたの英語力がより一層上達することを望んでいます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。