皆さんは英語で「お揃い」をどのように表現するかご存知ですか?

また、「ペアルック」「お揃いコーデ」はどうでしょう。

こちらの記事では、そんな日常生活でよく使われる言葉の英語表現を紹介していきます。

詳しい使い方や例文も紹介に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「お揃い」は英語で何て言う?

「お揃い」は、複数の人が同じものを身につけたり、持ち替えたりすることを指す言葉です。この表現を英語にする場合、”matching”という単語が当てはまります。

また、スラング表現で「お揃い」を言いたい場合は、”twinning”を使うことが多いです。

本項目では、これらの英単語の詳しい意味や発音、簡単な使い方説明をしていきます。ぜひ参考にしてください。

「お揃い」は英語で”matching”と表現する

“matching”は元々「合致する」や「一致する」で使われる英単語です。複数のものが見た目や機能などでぴったりと合っていることを表現するときに使われる単語なので、「お揃い」でも意味が通じます。

発音は「マ・チン」となり、日本語のように「マッチング」とは発音しない点に注意しましょう。英語では基本的に最後の”g”を発音しません。

“matching”の使い方は例えば、「お揃いの服」と言いたい場合に、”matching clothes”とします。「お揃いの~」として色々代用が可能なので、他の言葉に当てはめて使ってみましょう。

「お揃い」はスラングで”twinning”と表現する

“twinning”は、「お揃い」を意味するスラング表現です。に、ファッションやアクセサリーなどのコーディネートに対して使用されます。

発音は「トゥイ・ニン」となり、”matching”と同様に”g”を声にほとんど出しません。

“twinning”の使い方は非常にシンプルで、例えば「私たちお揃いだね!」と言いたい場合は、“We are twinning !”と言うことができます。

また、“Let’s go twinning on our next outing !”で、「次のお出かけお揃いで行こう!」なんて言い方も可能です。

“matching”と”twinning”の違いは?

matchingとtwinningは、どちらも「お揃い」という意味を持つ表現ですが、微妙に異なるニュアンスがあります。

  • “matching”:同じデザイン・色合いの服装やアクセサリー、家具・インテリアなどが合っている状態。
  • “twinning”:2人以上の人が同じようなファッションやスタイルをしている状態。

例えば、5人グループでお揃いのコーデをする場合、2人以上のお揃いコーデとなる為、”twinning”を使うのが正解となります。

また、”twinning”には「お揃いコーデをしている様を”楽しんでいる”」ニュアンスがあるので、より楽しさを表現したい場合にも後者を使うのが適切でしょう。

Bさん
つまり、日本人のイメージする「お揃い」は、”matching”よりも”twinning”の方が近いのかもしれません。

デートや友達との打ち上げなど、お揃いをするときは楽しんでいる状況が多いですからね。

「お揃い」の使い方|例文紹介

「お揃い」の使い方|例文紹介

「お揃い」を英語で表現する場合、一般的には”matching”を使うのが正しいですが、”twinning”も同じ意味合いで使えることが分かりました。

しかし、まだまだ実践で使うにはパズルのピースが足りているとは言えません。

ここまでインプットした英単語を実践でも使えるように、以下では単語の使い方が分かる例文を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

“maching”の使用例その①

Aさん
We always wear matching shirts on family vacation.

こちらは「家族旅行ではいつもお揃いのシャツを着ています。」という意味の例文です。

今回は”matching”が形容詞として、”shirts”を修飾しています。

「お揃い」の話になると、頻繁に出てくる単語”wear(着る)”も色々なシーンで使えるので、覚えておきましょう。

“maching”の使用例その②

Aさん
I saw a couple walking down the street wearing matching shirts.

こちらは「お揃いのシャツを着たカップルが歩いて来るのを見た。」という意味の例文です。

「着ている」を意味する、”wearing”と”matching”が「-ing」続きになっていますが、”wearing”は”couple”の動作を表す現在分詞になります。

逆に”matching”は、”shirts”を修飾する「形容詞」として役割を持つので、役割りが異なる点に注目しましょう。

“maching”の使用例その③

Aさん
I want to buy matching mugs for my parents’ anniversary gift.

こちらは「親の結婚記念日にお揃いのマグカップをプレゼントしたい。」という意味の例文です。

今回は”matching”が形容詞として”mugs”を修飾しています。

“twinning”の使用例その①

Aさん
I love twinning with my sister, it’s so much fun to dress alike.

こちらは「お姉ちゃんとお揃いコーデにするのがすごく好きです。」という意味の例文です。

“twinning”は例文のように、前置詞の”with”と一緒に使われます。“twinning+with+人”とセットで覚えておくと覚えやすいでしょう。

“twinning”の使用例その②

Aさん
My girlfriend and I are twinning with our matching bracelets.

こちらは「カップルでお揃いのブレスレットをしています。」という意味の例文です。

こちらも“twinning+with+人”の形で「お揃い」を意味しています。また、“matching”は、形容詞として”bracelets”を修飾している点にも注目しましょう。

直訳すると「私と彼女はお揃いのブレスレットをお揃いコーデしている。」とするのが正解ですが、より伝わりやすくするために、重複部分をカットしています。

「お揃い」の関連語|関連表現

「お揃い」の関連語|関連表現

最後に「お揃い」を意味する、”matching”と”twinning”の関連語を見ていきましょう。

“matching”と”twinning”の関連語

  • same pattern:同じ柄
  • matching outfits:ペアルック
  • coordination:コーディネート
  • pair:ペア
  • couple:カップル
  • partner:パートナー
  • cool:カッコイイ
  • cute:キュート
  • uniform:ユニフォーム
  • together:一緒
  • matching, identical:おそろい
  • match, coordinate:そろえる
  • identical:同一
  • match, coincide, agreement:一致

まとめ

こちらの記事では「お揃い」に関する英語解説を行ってきました。主に、”matching”や”twinning”の意味や発音、使い方を元に解説してきましたよね。

“matching”は、「お揃い」の一般的な言い方に対し、よりカジュアルに言いたい場合は、”twinning”を使うのが良いです。また、”twinning”の場合、2人以上であれば何人でも使えるという特徴がありました。

和訳するとどちらも同じ「お揃い」に過ぎませんが、単語を深堀していくことでこのような違いに気が付くことができます。

ぜひこれからも新しい単語を見かけた際には、日本語と英語の言葉のみを覚えるのではなく、ニュアンスの違いや「似た表現はないか?」などのアプローチをしてみましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。