「アクセスの英語表現を完全習得しよう!」
皆さんは英語で「アクセス」を表現できますか?
こちらの記事では、英語学習者向けに、「アクセス」を表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。
「アクセス」に関する英語表現がわからなくて困っている人や、英語で「アクセス」について話したいと思っている人は必見です!
「アクセス」を英語で表現する方法
「情報にアクセスする」や、「アクセス権限」などで使う言葉「アクセス」は英語でなんと表現するでしょう。
実はこの単語、使い方やニュアンスによっていろいろな表現が存在します。
まずは、さまざまな「アクセス」の言い方を意味と使い方の視点から確認していきましょう。
Access
“Access”は、ある場所やサービス、情報などに入ることや、利用することを指します。
基本的には「名詞」を使いますが、コンピューターやインターネットに関していえば、「アクセスする(動詞)」といった使われ方をする単語です。
訳)私は会社のサーバー上のすべてのファイルにアクセスできます。
訳)すべてのゲストにフリーWi-Fiのアクセスを提供しています。
訳)私は今、このコンピューターにアクセスできません。
Entry
“Entry”は、ある場所やイベントなどに入ることや参加することを指します。
品詞は名詞のみ存在し、「入ること」や「入場」「加入」「入り口」などの意味を持つ単語です。
「No entry(入場禁止)」や「Entry visa(入国ビザ)」といった表現もあります。
訳)博物館の入場料は大人の場合10ドルです。
訳)そのビルへの入り口は向かって右にあります。
訳)この国は、入国ビザがなければ入国できません。
Admission
“Admission”は、入場することや、参加することを指します。主に、公共の場所やイベントで使用される単語です。
品詞は「名詞」となり、日本語にすると「入るのを許すこと」や「入場」「入会」を指します。
訳)コンサートの入場料は無料です。
訳)安全確保のために、私たちは入場制限をさせていただきます。
訳)彼女はそのクラブへの入会を申し込みました。
Approach
“Approach”は、ある目的や目標に向かって行動することや、アプローチすることを指します。また、物事を考える、解決するための方法や手段を示すこともある単語です。
品詞は「名詞」と「動詞」が存在し、名詞の場合は「接近」、動詞の場合は「近づく」という意味を持ちます。
訳)この問題には、別の角度からアプローチする必要があります。
訳)彼は知らない人とお近づきになるのが上手です。
訳)彼女のこの問題へのアプローチはユニークです。
Log in
“Log in”は、コンピューターのシステムやウェブサイトにアクセスする際に、ユーザー名とパスワードを入力することを指します。
“Log in”の逆を意味する”Log out”も、日本語で「ログアウト」というように、一般的に使われている表現の一つです。
訳)ご購入の際は、事前にアカウントへのログインが必要です。
訳)アカウントにログインできません。
訳)コンピューターをシャットダウンする前にSNSをログアウトすることを忘れないでください。
Sign in
“Sign in”も”Log in”と同様に、コンピューターのシステムやウェブサイトにアクセスする際に、ユーザー名とパスワードを入力することを指します。
“Log out”と同様に使われる表現には、”Sign out”が存在し、こちらも日本語で「サインアウト」という表現が一般的に使われている単語です。
訳)メールにアクセスするには、サインインしてください。
訳)パスワードを忘れたので、PCにサインインできません。
訳)仕事後はPCからサインアウトしてください。
Reach
“Reach”は、ある場所や目的地に到達することや、達成することを指します。
この単語は「動詞」と「名詞」の意味を持ち、動詞の場合は「到着する」、名詞の場合は「届く範囲」という意味を持つ単語です。
訳)長旅の末、ようやく目的地にたどり着いた。
訳)気温は35度に達しました。
訳)私のスマートフォンは手の届くところにありました。
「アクセス」に関するフレーズや表現
次は「アクセス」に関連する表現を4つ紹介していきます。
- 閲覧権限:“Viewing permissions”
- アクセス権限:“Access permissions”
- アクセス権限の付与:“Granting access permissions”
- アクセス制御:“Access control”
それぞれ意味と例文も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
閲覧権限:“Viewing permissions”
“Viewing permissions”は、特定のデータやファイルに対して、誰が閲覧できるかを定める権限のことを指します。
- Viewing:「閲覧」という意味を持つ単語で、データや情報などを見ることができる権限や能力を表す。
- Permissions:「権限」という意味を持つ単語で、ある行動や活動を行うために与えられる許可や制限のことを指す。
訳)私にはこのファイルを閲覧する権限がありません。
アクセス権限:“Access permissions”
“Access permissions”は、特定のデータやファイルに対して、誰がアクセスできるかを定める権限のことを指します。
- Access:「アクセス」や「利用」という意味を持ち、コンピューターシステムにおいては、ある特定の情報や機能を利用するための権限を意味する。
- Permissions:「許可」や「権限」という意味を持ち、コンピューターシステムにおいては、ユーザーが利用できる特定の情報や機能についての許可証や権限を指す。
訳)このドキュメントを閲覧するには、アクセス権限が必要です。
アクセス権限の付与:“Granting access permissions”
“Granting access permissions”は、特定のリソースや情報に対して、アクセス権限や閲覧権限を与えることを指します。
- Granting:動詞「grant」の現在分詞形で、「許可する」「与える」という意味を持つ。
訳)このフォルダのアクセス権限を与えることができます。
アクセス制御:“Access control”
“Access control”は、コンピュータやネットワークにアクセスできるユーザーを制限する機能のことです。
- Control:支配(すること)、管理、監督、管制、抑制(力)、制御、統制、規制、制球(力)という意味を持つ。
訳)その建物はアクセス制御システムによって安全に保護されています。
「アクセス」を使う慣用句・熟語
上記で紹介したフレーズ以外にも、アクセス(access)を使う慣用句や熟語はさまざまあります。以下に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アクセス解析:“Access analysis”
ウェブページを訪れるユーザーの属性や行動について分析することをいいます。
アクセスカウンター:“Access counter”
インターネットのウェブページで、そのウェブページが何回閲覧されたかを数えるプログラム、およびその回数表示のことです。
アクセスタイム:”Access time“
コンピューターの記憶装置にデータの呼び出し、または書き込みを命令してから、その動作が完了するまでにかかる時間のことを表現しています。
アクセスポイント:”Access point“
ネットワークで、ホストコンピューターと端末を接続するための中継点、接続点のことをいいます。
アクセスログ:”Access log“
ウェブサイトへのアクセスの様子を記録したものです。アクセスの日時やブラウザーの種類、IPアドレスなどが記録されます。
アクセスコード:”Access code“
あるサービスを利用する際に、主に本人確認のために必要な文字列のことです。ユーザー名やパスワード、各種暗証番号を指します。アクセスキーともいいます。
アクセス道路:”Access road“
高速道路に入るための短い道路のことをいいます。
“in an access of rage “
「怒りが爆発して」「カッとなって」という意味になります。
訳)彼は、交通渋滞に巻き込まれて怒りが爆発しています。
「アクセス」の実戦練習|例文紹介
最後に”Access”を使った例文を対話形式で紹介していきます。
そのまま会話で使えるような文章を使っているので、ぜひ参考にしてください。
“Access”を使った例文
訳)Googleドライブの共有フォルダーへのアクセス権を付与してもらえますか?
訳)承知しました。権限を付与するので、ユーザー名を教えてください。
訳)”Yuuka”です。ありがとうございます!
訳)いえいえ。たった今アクセス権限を付与しました。もし何か問題があったら教えてください。
まとめ
こちらの記事では、「アクセス」を英語で表現する方法とその使い方について解説しました。
まず、「アクセス」には“Access”、”Entry”、”Admission”、”Approach”、”Log in”、”Sign in”、”Reach”などの表現があります。
また、関連するフレーズや表現として、「閲覧権限」や「アクセス権限」、「アクセス権限の付与」なども紹介しました。
英語学習者の方々にとって、この記事が役立つことを願っています。