海外旅行へ行きやすくなり、日本から海外に行くこともあれば、海外の人が日本に来るケースも増えています。
海外に行くと、現地のレストランやコンビニ、観光地、デパートなどに行くのが楽しみの一つですが、「営業時間」を調べたり、聞いたりする機会があるでしょう。
営業時間を英語で聞く、説明する場合、どのような表現になるのでしょうか。また、24時間営業や閉店時間、定休日なども英語で表現できると便利です。
そこで今回は、「営業時間」は何と英語で表現するのか解説します。24時間営業や閉店時間、定休日など関連する英語表現も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
「営業時間」という言葉はどのようなシーンで使う?
「営業時間」という言葉は、ビジネスシーンや日常会話でよく使われる言葉です。そもそも営業時間とは、店舗やオフィス、企業が定めている営業開始から営業終了までの時間のことを指します。
海外では日本とは環境が異なるため、お店の営業時間に驚くこともあります。たとえば、日本では都会だとコンビニが24時間営業であることがほとんどですが、海外では一般的なお店のように夜になると閉店するところも少なくありません。
このように、海外で過ごすうえで営業時間について聞いたり調べたりすることは必要不可欠であるため、日々の会話の中で自然に使えるようになっておくことが大切です。
「営業時間」は英語で?
「営業時間」は英語でいうと「opening hours」「business hours」になります。
「opening hours」は」レストランやアパレルショップ、カフェなどの営業時間を表現するのに使われることが多いのに対し、「business hours」は銀行や一般企業の営業時間を表現するのに使われるのが一般的です。
営業時間に関する英語表現はこれら以外にもありますが、まずは基本の表現として覚えておきましょう。
営業時間を英語で聞いてみよう
英語で営業時間について尋ねる場合、よく耳にするフレーズは「What are your business hours?」です。そのほか、以下のようなフレーズでも、同様の意味合いを表現できます。
いつ開店しますか?
何時に開店しますか?
なお、営業時間について質問された場合、「We open at (time) and close at (time)」というフレーズを覚えておくとスムーズに対応できます。
たとえば、レストランが午前11時に開店し、午後9時に閉店する場合は以下のようになります。
営業時間を教えてください。
午前11時オープン、午後9時閉店となります。
営業時間の表記方法
営業時間は会話で出てくることもあれば、看板やポスターに記載されていることもありますよね。では、営業時間を看板などに表記する場合の英語について見ていきましょう。
営業時間を英語で表記する場合、いくつかパターンがありますが一例を紹介します。
たとえば、「営業時間は月曜〜金曜の8:00〜17:00」と表記する場合は、Open Mon.-Fri. 8:00 a.m. to 5:00 p.m.」となります。
また、「毎日午前11時から午後3時まで営業しています」と表記する場合は、「We’re open every day from 11:00 a.m. to 3:00 p.m.」となります。
必ずしも決まった表現はないものの、よく使われるパターンがあるので覚えておくとすぐに営業時間を認識できるでしょう。
営業時間に関連する英語表現
営業時間の聞き方や表記方法について解説しましたが、「営業日」や「閉店時間」といった英語表現も使えると便利です。
ここでは、営業時間に関連する英語表現を紹介します。
営業日
「営業日」の英語表現は「business day」「working day」となります。一般的な会話でも使われる表現は「working day」が多く、「Three business days」で「3営業日」を表現できます。
営業日は何日ですか?
こちらが営業日のカレンダーです。
ありがとう。確認します。
いつその商品が届きますか?
3営業日以内に商品をお届けします。
営業開始時間
「営業開始時間」を英語で表現する場合は「opening time」と言います。こちらの表現は、店舗や施設、ビジネスシーンなどで幅広く使用されています。
ただ、看板やホームページでは「何時に営業を開始して、何時に閉店する」といった営業時間を知らせる内容が多いため、「開店時間」「営業開始時間」という意味で「opening time」を使う場合、開店時間の変更などを伝えるケースが一般的でしょう。
開店時間が午前11時に変更となりました。
閉店時間
店内の営業時間が終わる「閉店時間」を英語で表現する際は「closing time」を使います。また、「営業終了」はシンプルに「we are closed」と言います。
当店の閉店時間は22時です。
本日は閉店です。
24時間営業
24時間営業である場合、英語では「24 hours a day」「open 24 hours」と表現されるほか、「24 hours service」や「24 hours shop」という表現もあります。
このラウンジは24時間年中無休で営業しています。
面倒な表現を避けよりシンプルに表現する場合は「open 24/7」という表記が使われることもあります。24は「24時間」、7は「1週間」という意味を持ち、24時間毎日営業していることを表現できます。
営業時間外
コールセンターに問い合わせをする際、「営業時間外での問い合わせには対応していません」といった案内をされることがあるでしょう。
「営業時間外」はいくつか英語表現があり、「after (business)hours」が一般的な表現の一つです。そのほか、「outside hours」や「quiet hours」といった表現が使われることもあります。
営業時間外のお問い合わせは〇〇‐〇〇〇〇にお願いします。
まとめ
今回は「営業時間」に関する英語表現について解説しました。
営業時間は日常会話でよく話す内容であるのはもちろん、ビジネスシーンやインターネット検索、街中の看板などでも見かけます。会話するときと、表記する場合でやや表現が異なるため、どのようなケースでどのような表現が使われるのか覚えておきましょう。
また、営業時間に関連して、閉店時間や営業日などの英語表現も覚えておくと、海外に行ったときに役立ちます。
ぜひ今回の記事を参考に、海外を訪れたときに積極的に活用してみてください。