最近は非日常的な自然を満喫できるキャンプがブームです。

そこで今回は、キャンプに関する英語表現を一通りまとめました。

キャンプ情報を英語のサイトや海外のYouTubeチャンネルで収集したい方、いざというときにキャンプ場で外国人と交流できるようになっておきたい方は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。

キャンプは英語でcamp

キャンプは英語で”camp”です。

ただし”camp”単体だとキャンプ場のことを指します。”camping”だとキャンプをするという「行動」を指しますので、日本語で使うキャンプの場合”camping”の方が近いです。

Aさん
I like camping.
訳)私はキャンプが好きです。
“I like camp.”だと意味は何とか通じますが、正しい英文ではありませんので注意しましょう。

ただしキャンプはそのまま英語での”camp”ですが、日本語のカタカナ表記と実際の英語では異なるケースがあります。

こういった日本でのみ使われる英語由来の表現を和製英語と言います。和製英語については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

「キャンプする」の英語表現

 

キャンプ用語の英語表現まとめ「キャンプする」の英語表現は以下の2つです。

  • have a camp
  • go camping

それぞれ詳しく見てみましょう。

have a camp

“have a camp”は「キャンプをする」「休憩をする」といった意味で使われる英語表現です。

どちらかといえば、キャンプと行ってもアウトドアのキャンプではなく、合宿やトレーニングといった意味合いで使われるケースが多いです。

よって次の項目で紹介する”go camping”を使うことをおすすめします。

go camping

“go camping”は「キャンプをする」よりも「キャンプに行く」といった意味で使われる英語表現です。

Aさん
Why don’t you go camping this weekend?
訳)今週末キャンプに行きませんか?

キャンプ用語の英語表現まとめ

「キャンプする」の英語表現

キャンプでよく使う用語以下9つの英語表現をまとめました。

  • キャンプ場
  • テント
  • 焚火
  • アウトドア
  • 寝袋
  • クーラーボックス
  • キャンピングカー

それぞれ例文付きで詳しく見てみましょう。

キャンプ場

キャンプ場は英語で”camp site”と言います。”site”は日本語で「敷地」や「地点」といった意味です。

キャンプをしない方にとっては”site”という単語は聞き馴染みがないかもしれません。しかしキャンプを普段からしている方は、キャンプ場で「Aサイト」「Bサイト」のような言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。

Aさん
It’s getting dark. Let’s go back to the camp site.
訳)暗くなってきましたね。キャンプ場に戻りましょう。

テント

テントは英語でもそのまま”tent”です。ちなみに「テントを張る」は英語で”put a tent”と表現します。

Aさん
Some plastic tables were placed in the tent.
訳)テントの中にはいくつかのプラスチック製のテーブルが設置されています。

焚火

焚火は英語で”bonfire”もしくは”campfire”と言います。ただし”campfire”は日本語のキャンプファイヤーのようなイメージで、大掛かりなものというニュアンスを含んでいます。

よってキャンプで使う一般的な焚火を英語で表現する際には”bonfire”を使いましょう。

またキャンプ場では、地面に直接焚火をすることはできません。自然や環境を保護するために焚火台の設置が義務付けられているキャンプ場が多いです。

焚火台は英語で”bonfire stand”ですので、一緒に覚えておくと良いですよ。

Aさん
How was the bonfire a distraction?
訳)焚火での気晴らしはどうでしたか?

薪は英語で”firewood”と言います。”fire”を着ける”wood”と考えれば簡単に覚えられますよ。

Aさん
I collect firewood.
訳)私は薪を集めます。

アウトドア

アウトドアは英語でもそのまま”outdoor”です。一見和製英語のようにも見える「アウトドア」ですが、実は英語でもそもまま同じ意味で使われます。

また”outdoor”の対義語は”indoor”です。日本語でもインドア派アウトドア派とよく言いますよね。

Aさん
I am an outdoor person who likes camping.
訳)私はキャンプが好きなアウトドア派です。
本記事では、キャンプ用語を解説していますが、”outdoor”はキャンプ以外にも登山(mountain climbling)やサーフィン(surfing)、スポーツ(sports)が好きな方もよく使う機会のある英単語です。

寝袋

寝袋は英語で”sleeping bag”です。”sleeping”(寝るための)”bag”(袋)なのでそのままですよね。

日本語で寝袋のことをシェラフと呼ぶこともありますが、シェラフはドイツ語由来の言葉です。キャンプ用語には、カラビナやコッヘルなど、ドイツ由来の言葉もいくつかあります。

Aさん
We didn’t buy sleeping bags.
訳)私たちは寝袋を買いませんでした。

キャンプ場でのBBQなどで使う炭は英語で”charcoal”です。服の色を表現するときに「チャコール」と言うこともありますよね。ちなみに”coal”だと「石炭」という意味になります。

Aさん
I think we should save charcoal.
訳)私は炭を節約すべきだと思います。

クーラーボックス

飲み物や食材を冷やすために必要なクーラーボックスは、英語で”cooler”と言います。日本語を直訳して”cooler box”とは言わないので注意が必要です。

日本語で”cooler”と聞くと冷房を想像する方が多いかと思いますが、英語では”cooler”=「クーラーボックス」ですので注意しましょう。

ちなみにクーラー(冷房)は英語で”air conditioner”と言います。

Aさん
I forgot to bring cooler.
訳)クーラーを持ってくるのを忘れてしまいました。

キャンピングカー

キャンピングカーは英語で”RV(アール・ヴィー)”と言います。RVは”Recreational Vehicle”の略で、英語ではキャンピングカーとは呼びません。

“Recreational”は「娯楽の」「休養の」という意味です。

Aさん
Today I rent a RV.
訳)今日はキャンピングカーを借りました。

まとめ

「キャンプする」の英語表現やキャンプ用語の英語表現についてまとめました。

キャンプに関連する英語表現は一通り分かったのではないでしょうか?

後は日常英会話さえできるようになれば、そこに今回学んだ表現を織り混ぜることで、キャンプについて英語で話したりキャンプに関する情報を英語で調べたりできるようになります。

キャンプ用語の英語表現を調べて満足するのではなく、この機会に日常英会話の習得を目指して英語学習を初めてみてはいかがでしょうか。