「返信ありがとう」を英語で表す際は、主に「Thank you for your reply.」や「I appreciate your response.」などの表現が使えます。

相手に何か質問のメールを送った時や、何かを承認してほしい時、すぐに返事が欲しいタイミングで対応してくれたときなど、プライベートシーンやビジネスシーンを問わずに「返信ありがとうございます」の表現は頻繁に使いますよね。

この記事では、そんな「返信ありがとう」を表す英語表現を細かい意味やニュアンスごとに紹介します。

「お返事ありがとうございます」を表す英語表現まとめ

「お返事ありがとうございます」を表す英語表現まとめ

「お返事ありがとうございます」を英語で表すには、以下の英語表現が使えます。

「お返事ありがとう」を表す英語表現

まずはオーソドックスに「お返事ありがとう」を表す英語表現です。

Thank you for your reply.

オーソドックスに「お返事ありがとう」を表すには「Thank you for your reply.」が使えます。

Reply(リプライ)が広く「返事」を意味するので、「Thank you」で感謝の意を表し、「For your reply.」で「あなたのお返事に対して」を意味するので、「あなたのお返事に感謝します。→お返事ありがとう。」を表現できるわけですね。

人気のSNSである「ツイッター」でも、誰かの投稿に対して「返信をする」機能に「リプライ」とカタカナで表示されています。

ツイッターを使う感覚で「Reply」を使うことが出来ればOKです。

「Thank you for your reply.」の表現と一緒に「Reply」の意味も覚えてしまいましょう。

I appreciate your response.

「I appreciate your response.」を使って、より丁寧に「お返事ありがとうございます。」を表現できます。

Appreciateは「感謝する」の丁寧な言い方で、Responseは「反応する、返答する」を意味する言葉です。

「Thank you」の部分を「I appreciate」で、「Reply」の部分を「Response」で表現することで、より丁寧に表現できるわけですね。

Thank you very much for emailing us back.

「Thank you very much for emailing us back.」という表現でも「お返事ありがとう」を英語で言い表すことができます。

「返事」という言葉を使わずに、「Emailing us back=Eメールを私たちに返す」という直接的な表現を使っていることがわかりますね。

「Eメールを私たちに返してくれてありがとうございます。=お返事ありがとうございます。」となるわけです。

「早速のお返事ありがとうございます」を表す英語表現

続いて「早速のお返事ありがとうございます。」を表す英語表現です。

質問などをメールで送信した際に、素早く返答が来た時に使える表現ですね。

Thank you very much for your quick reply.

オーソドックスに「早速のお返事ありがとうございます。」を伝えられるのが「Thank you very much for your quick reply.」です。

前項の「Thank you for your reply.」に、「早くの」を意味する「Quick」を加えた英文ですね。

お返事を「素早く」貰えたことに対して特に感謝を伝えたい時に使えるフレーズです。

Thank you for your prompt response.

「Thank you for your prompt response.」のフレーズを使うことで丁寧に「早速のお返事をありがとうございます。」を英語で表現できます。

「早速」を表す英語の「Quick」を「Prompt(迅速な)」で、「返事」を表す「Reply」を「Response(反応、返答)」で表現することで、丁寧な表現をしているわけですね。

Thank you for your immediate response.

「Thank you for your immediate response.」でも「早速のお返事ありがとうございます。」を表現できます。

QuickやPromptの部分を、同じく「迅速に、即座に」を意味する「Immediate」で表現しています。

カジュアルな(砕けた)表現の「お返事ありがとう」

続いて、少しカジュアルな(砕けた)表現での「お返事ありがとう」を意味する英語表現を紹介します。

上司などの目上の人には使えないけれど、ビジネスシーンの中でも同じ会社の仲の良い同僚や、親しい友達に対して使える砕けた表現です。

Thanks for the reply.

「Thank you for your reply.」を少し砕けた言い方にした「Thanks for the reply.」という表現があります。

Thank youを「Thanks」と短い言い方にしていることで、軽い言い方で感謝の意を表しているのがわかりますね。

Thanks for getting back to me.

「Thanks for getting back to me.」も、少しカジュアルな(砕けた)言い方で「お返事ありがとう」を英語で表現できます。

上述の「Thanks for the reply.」と同じく、「Thank you」を「Thanks」と短縮してカジュアルに、砕けたニュアンスで表現していて、さらに「お返事」を「Reply」ではなく「Getting back to me(私に返す=返事をする)」と表現しています。

「お返事お待ちしております」は英語で?

「お返事お待ちしております」は英語で?

最後に、相手に返事を促す「お返事お待ちしております」を英語で表すフレーズを紹介します。

I would appreciate it if you could reply.

「I would appreciate it if you could reply.」で「お返事をいただけたら嬉しいです。」を英語で表すことができます。

「If you could reply」が「もし返事をくださったら」を意味し、「I would appreciate it」が「あなたに感謝します。」を意味します。

英文法が得意な方は「なるほど、仮定法の文章だな」と気がついたでしょう。

「もし返事をくださったと仮定したら、私は感謝するでしょう」というニュアンスの文章というわけですね。

We look forward to hearing back from you.

「We look forward to hearing back from you.」は、「返事を楽しみにしています。」のニュアンスで相手に返事を促すことができます。

「Look forward to ~ing」で「〜を楽しみにしている」を表し、「Hear from」は「〜から頼りがある」を表します。

Hear fromの表現を工夫して、「Back」を付け加えることで「Hear back from」の形にして「〜から返しの便りがある=返事がある」を表現しているわけですね。

まとめ

この記事では、プライベートシーンやビジネスシーンを問わずに使われる「返信ありがとうございます」の英語表現を紹介しました。

ここまでお読みのあなたは、ビジネスメールに対してのしっかりとした口調から、友人や中の良い同僚に対しての砕けた口調での「返信ありがとう」まで、英語で適切に使い分けられる知識が身についているでしょう。

この記事でお伝えした内容が、あなたの英語表現をより豊かなものにできれば幸いです。