「立入禁止の英語表現を完全習得しよう!」

皆さんは英語で「立入禁止」を表現できますか?

こちらの記事では、英語学習者向けに、立入禁止を表す英語表現の種類や使い方、さらには具体的な例文を紹介します。

立入禁止に関する英語表現が分からなくて困っている人や、英語で立入禁止について話したいと思っている人は必見です!

「立入禁止」を英語で表現する方法

「立入禁止」の実戦練習|例文紹介

まずは、「立入禁止」を意味する英単語を3つ紹介していきます。

  1. “Keep out”
  2. “No entry”
  3. “No access”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“Keep out”

“Keep out”は、「立ち入り禁止」を意味する一般的な表現です。

特定の場所やエリアに他人が入らないようにするための措置や警告として使用されます。

品詞はセットで「句動詞」となり、発音は「キープアウト[kiːp aʊt]」になるので、覚えておきましょう。

Bさん
ちなみに「句動詞」とは、文法的な概念であり、一つの動詞と前置詞または副詞(時にはその両方)が組み合わさって、一つの意味を成す表現のことを指します。

“Keep out”の使い方

Aさん
The sign on the door says “Keep out” to indicate that unauthorized entry is prohibited.

訳)ドアに掲示されている看板には「立ち入り禁止」と書かれており、不許可の進入は禁止されています。

“No entry”

“No entry”の意味も同様に「立ち入り禁止」です。

品詞は「名詞句」となり、立ち入りが禁止されていることを示す標識や案内板として使用されます。

“entry”には単体で「入る」という意味があるので、一緒に覚えておきましょう。

また、訳し方によっては「進入禁止」という意味にもなります。

Bさん
ちなみに「名詞句」とは、名詞とそれに関連する言葉がまとまったもののことを言います。名詞句は文の中で一つの部品として働きます。例えば、”a dog”や”my old car”などが名詞句です。

“No entry”の使い方

Aさん
The sign at the gate clearly states “No entry” to unauthorized individuals.

訳)ゲートの看板には明確に「立ち入り禁止」と書かれており、許諾を得ていない人は入ることはできません。

“No access”

“No access”は、”No entry”の代用表現となります。意味は「立ち入り禁止」です。

品詞は「名詞句」となり、発音は「ノー・アクセス[nəʊ ˈæksɛs]」となります。

特定の場所やリソースへのアクセスが制限されていることを示す場合に使用されます。

“No access”の使い方

Bさん
This computer system has no access to the internet for security reasons.

訳)セキュリティ上の理由から、このコンピュータシステムはインターネットにアクセスできません。

「立入禁止」に関連する表現

「立入禁止」の実戦練習|例文紹介

次は、「立入禁止」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. 離れている:“keep off”
  2. 近づけない:“keep away”
  3. 避ける:“Avoid”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

離れている:“keep off”

“keep off”には、ある場所や物に「近づかないようにする」、「接触を避ける」という意味があります。

品詞は「句動詞」であり、発音は「キープ・オフ[kiːp ɒf]」です。

この表現は一般的に、「踏まないで!」という意味合いで使われており、この文字があるところは基本、避けて歩くのが常識となります。

“keep off”の使い方

Aさん
The sign clearly says “Keep off the rocks.”

訳)看板には「岩に近づかないでください」と明記されています。

近づけない:“keep away”

“keep away”には、ある場所から「離れるようにする」、「近づかないようにする」という意味があります。

品詞は「句動詞」となり、発音は「キープ・アウェイ[kiːp əˈweɪ]」です。

こちらも基本は「離れて!」という意味で使われており、”Danger(危険)”と一緒に使われたりします。

“keep away”の使い方

Aさん
The children were told to keep away from the construction site.

訳)子供たちは工事現場から離れるように言われました。

避ける:“Avoid”

“Avoid”には、「避ける」「回避する」という意味があります。

品詞は「動詞」であり、発音は「アヴォイド[əvɔ́id]」です。

この単語は、看板などで使われることは少ないですが、ある行動や状況を避けることを表す際に使用されるので、覚えておきましょう。

“Avoid”の使い方

Aさん
He tried to avoid eye contact with his boss during the meeting.

訳)彼はミーティング中、上司と目を合わせないようにしていた。

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「立入禁止」の実戦練習|例文紹介

「立入禁止」の実戦練習|例文紹介

最後に「立入禁止」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“Keep out”の例文紹介

Aさん
Hey Ken, have you seen the sign near the old house?

訳)ねえKen、古民家の近くにある看板を見た?

Bさん
Yes, I saw it. It says “Keep out.” I wonder what’s inside.

訳)うん、見たよ。なんか「立ち入り禁止」って書いてあったね。中には何があるんだろう。

“No entry”の例文紹介

Aさん
I think it’s a private property, so we shouldn’t go in. It’s probably restricted.

訳)私有地だと思うから、そこに入らない方がいいよ。多分入場が制限されてるんじゃないかな。

Bさん
You’re right. It’s better to respect the “No entry” sign and avoid any trouble.

訳)その通りだね。「立入禁止」の看板に習って、変なことはしない方がよさそうだね。

“No access”の例文紹介

Aさん
And did you notice the sign on the computer room door at the office?

訳)それと、会社のコンピュータールームのドアに貼ってある看板に気が付いた?

Bさん
Yes, it said “No access without permission.” I guess only authorized personnel can enter.

訳)うん!「関係者以外立ち入り禁止」って書いてあったね。権限を持ってないと中に入れないんだと思う。

まとめ

今回の記事では、英語で「立入禁止」を表す様々な単語とその使い方について紹介しました。3つの言い方を最後に復習していきましょう。

  1. “Keep out”
  2. “No entry”
  3. “No access”

英語を使った「立入禁止」の表現は、日常会話やビジネスの場でも頻繁に使われる表現の一つです。

今回の記事を参考に、「立入禁止」を正確に伝えるための表現を学び、英語力の向上に役立ててみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。